UCバークレー・UCLA・コロンビア大学合格攻略法。コミュニティカレッジからの合格!
編入戦略

UCバークレー・UCLA・コロンビア大学等難関大学から合格を勝ち取る為の戦略とは!?
前回までは、UCバークレー・UCLA・コロンビア大学等難関大学への「編入事情」「出願プロセス」「注意点」について解説しました。これらの記事を読めば、合格までの道のりが大体理解できると思います。次に考えるべきは、これらの要素を踏まえた上の「戦略」です。
◆ UCバークレー・UCLA編入に関するノウハウ
・編入事情
・出願プロセス
・注意点
◆ コロンビア大学等難関私立大学編入に関するノウハウ
・編入事情
・出願プロセス
・注意点
【執筆者プロフィール】
・大出歩美(Ayumi Ode):
コロンビア大学バーナード校を卒業。米国トップ大学への入学を目指す高校生・大学生、UWC(United World Colleges)のアプリケーション戦略やエッセイへのアドバイス経験あり。コロンビア大学、ニューヨーク大学(アブダビ校含む)、UWC等への合格者を出す。
UCバークレー・UCLAと併せてコロンビア大学等難関私立大学も目指す!
カリフォルニア州コミュニティカレッジからUCバークレーやUCLAを含むUCキャンパスへの編入プロセスが簡単なため、大半の学生がUCキャンパスへ出願します。UCキャンパスは全米でも質の高い教育を提供しているので、是非挑戦して欲しいと思います。
ただし、問題は倍率です。編入プロセスが簡単なため多くの学生が出願し、自然と倍率が高くなります。また留学生は不利になりやすいため、州民よりも合格のハードルが高いです。このあたりは「注意点」で述べた通りです。
そこで、UCバークレーやUCLA以外にも、難関私立大学へ出願することをオススメします。大きなハードルはTOEFLとSATです。これらの試験を避けるためにUCバークレーとUCLAだけを受ける学生が多くいます。
確かにTOEFLとSATは難しい試験です。しかし、コミカレでの成績がある程度良い学生ならTOEFL iBT 100をとることも可能です。SATはアメリカのネイティブの学生も受ける試験のため、留学生にとって相当難易度は高いですが、TOEFLと違い足切りとしては基本的に使われません。コミカレの成績や今までのバックグラウンドも加味されます。大学によってはSATを留学生には課さないところもあります。
優秀な留学生なのに、UCバークレーとUCLAを含むUCキャンパスだけに出願し、UCバークレーとUCLAには合格できず、自分の志望校とは全然違う大学に最終的に進学する学生もいます。もし難関私立大学を受けていれば合格していたかもしれません。様々な要素で合否が決まるアメリカの大学の場合は、絞り過ぎず、沢山のオプションを検討する必要があります。