MBAの疑問をすべて解決。どの学校を選ぶべきか、キャリアはどう変わるのか

こんにちは、アルファアドバイザーズ代表のTJです。

ここ数年、MBAに関するご相談が急増しています。
20代後半から40代まで、背景も目的も本当にさまざまです。

・MBAに行くべきか、転職すべきかで迷っている
・トップMBAでないと意味がないのではと不安
・年齢やGPA、英語力が足かせになるのではと思っている
・MBA後のキャリアが具体的に見えない

この記事では、MBAを検討する人が必ずぶつかる疑問に対して、一つずつ整理して答えていきます。

1. どのMBAスクールを選ぶべきか？

結論から言うと、「ランキング」や「名前」だけで選ぶべきではありません。

重要なのは
・MBA後にどんなプロフェッショナルになりたいのか
・どの市場、どの業界で勝負したいのか
・どんな専門性を武器にするのか

この「軸」が定まっていない状態で学校選びをすると、たとえトップスクールに合格しても、卒業後に迷子になります。
MBAは「どこに行くか」より「何になるために行くか」がすべてです。

2. トップスクールに入らなくても成功できる？

答えは、YESです。

トップMBAに行っても
・専門性が定まらない
・目移りして軸がぶれる
・結果として平凡な就職に落ち着く

こうしたケースは珍しくありません。

一方で
・明確な専門領域を決める
・自分の専門性を磨ける学校を選んでいる
・MBA期間中の学びと行動を一点集中させる

こうした人は、外資金融、PE、ヘッジファンド、テック、起業などで結果を出しています。MBAで評価されるのは「どの学校か」ではなく「何のプロになるのか」です。

3. 30代・40代でもMBAに行ける？

むしろ、30代・40代向けのMBAは数多く存在します。

・ミドルキャリアMBA
・エグゼクティブMBA
・1年制MBA
・企業派遣向けMBA

これらは年齢よりも
・これまでのキャリア
・リーダーシップ
・今後のビジョン

を重視します。年齢が理由で諦める必要はありません。正しい出願戦略を取れば、合格確率は十分にあります。

4. MBA卒業後のキャリアパスは？

MBA後のキャリアは大きく分けて次の方向に集約されます。

・外資系企業でのマネジメントキャリア
・投資銀行、PE、ヘッジファンドなどの金融領域
・テック、AI、データ領域への転身
・起業、スタートアップ、VC

共通して言えるのは、MBAは「可能性を広げる装置」だが、選択を誤ると何も残らないという点です。キャリアは戦略的に取りにいくものです。

5. GPAが低くてもMBAに入れる？

もちろん入ることができます。GPAは評価要素の一部にすぎません。

評価されるのは
・職務経験
・成果
・ストーリー
・なぜ今MBAなのか

GPAが不安な場合でも、テストスコアやエッセイ、キャリア設計で十分に補えます。

6. 英語ができなくてもMBAに入れる？

今、完璧である必要はありません。必要なのは入学までに伸ばす計画と、面接で意思疎通ができる最低限の力です。多くの方が準備段階では英語に自信がなくても合格しています。

また、最近はDuolingoという、TOEFLよりも遥かにスコアメイクしやすいテストでトップスクールを受けることが可能です。
さらに、コロンビアやMITは英語テスト自体提出不要。このように、トップスクールでも英語力はそこまで求められていないのです。

7. MBA留学よりも先に転職すべき？

これはケースバイケースですが、戦略なしの転職はリスクが高いのが現実です。

特に外資や商社などのグローバル企業、マネジメントポジションを狙う場合、MBAなしでの転職は「途中で頭打ち」になるケースが多く見られます。となると、どのみち海外MBAにいくことになります。MBAはキャリアの天井を引き上げるための投資です。

8. MBA留学に奨学金はある？

もちろんありますし、アルファでも大量に獲得しています。
・フルブライトなどの各種財団奨学金
・学校独自の奨学金
・企業派遣、社費交渉

このように、意外と奨学金は借りれるのです。奨学金というと外部財団の奨学金をイメージされますが、学校独自のメリットベース奨学金もアルファでは大量に合格させています。合格戦略と資金戦略は切り離せません。

MBAで失敗する人に共通すること

多くの失敗例に共通するのは「なんとなくMBAに行った」という点です。

・目的が曖昧
・専門性が定まらない
・情報収集ばかりで決断しない

MBAは魔法ではありません。使い方を間違えれば、時間とお金を失います。
単にMBAにいく、目的なくいく、ランキングが高いMBAにいく、という「目的がない留学」ではリターンが得られません。

アルファアドバイザーズが最初にやること

アルファでは、最初に必ずキャリア戦略から設計します。

・何のプロになるのか
・どの市場で勝つのか
・MBAをどう使うのか

この設計がないままの出願は、合格しても危険です。このロジックをきちんと設計しないとMBAでもミスマッチが起きたり、卒業後もキャリアアップが思うように行かなかったりします。
そもそも、MBAに合格することすらできません。トップMBAのアドミッションが知りたいのは「あなたは何をしたいのか？」「そのためになぜMBAなのか？」という非常にシンプルなことです。ただし、これを自分で定義するのは非常に難しい。

だからこそ、プロとともに対策を行う必要があります。

まとめ

MBAは
・ゴールではなくスタート
・学歴ではなく戦略
・肩書きではなく武器

です。正しい準備をすればトップMBA合格も、奨学金獲得も、キャリアジャンプも現実的です。しかし、正しい準備を一人で行うことは非常に難しいです。
例えばテストに1年以上かけるパターン。これは非常に効率が悪いです。TOEFLではなくDuolingoで、GMATではなくGREやEAで受けるだけでも半年以上、テスト期間を短縮できます。このように、そもそもMBA出願に必要な情報すら知らないケースもあります。

また、長期ゴールの設計も99%の方ができていません。
大学まで受験思考で生きてきた人にとって、「あなたの長期ゴールとはなんですか？」と聞かれても「そんなのない、偏差値の高い学校・ランクの高い企業を選んできただけ」というのが本音だと思います。そもそも考えたことがないため、答えられないのは当たり前です。

だからこそ、アルファに来てイチから長期ゴールを作り、そのために適切な学校を選び（例：PEファンドに行きたいならファイナンスに強いMBAにいく）、適切な出願戦略に則って準備を進めていきましょう。

18年の実績。住友商事・シカゴMBA・ゴールドマンIBDの代表TJがガッツリ鍛えます。
まずはキャリア戦略から。今すぐアルファに相談してください。

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参考動画

【MBAを考えたら、見る動画！全ての疑問に答えます！】どのMBAスクールを選ぶべき？トップスクールに入らなくても成功できる？30代、40代でMBAに行ける？MBA卒業後のキャリアパスは？GPAは重要？

TJプロフィール

TJ：住友商事株式会社（主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事（NY）における研修生として選抜（最年少）住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜）シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学（ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻）。シカゴ大学日本人会（The University of Chicago Japanese Association）ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行（その後毎年恒例となる）。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務（メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達（IPO含む）サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。）経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。
株式会社エイチ・アイ・エス 澤田 秀雄会長等起業家の方々よりの事業立上指南を頂く）シカゴ大学ビジネススクール卒業生会 プレジデント（2006-2010）ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル／FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリテイを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。