アセマネ・ヘッジファンドに強いMBAとは？キャリア成功に必要な学校の特徴とおすすめ6校

こんにちは、アルファアドバイザーズ代表のTJです！
最近のご相談で最も多いのが、アセマネ・ヘッジファンドのようなBuySideに転職したい、そのためにMBAに行きたい、というご相談です。近年は、日本株・債券への需要の高まりから、各ファンドが日本人採用を増やしており、日本人にとってはまさに「ゴールデンタイム」。アセマネ・ヘッジファンドにキャリアチェンジできる大チャンスが到来しています。

年収2000万〜5000万円＋ボーナスで1億円超えの年収を目指せる、夢のある業界である一方、アセマネ・ヘッジファンドは非常に狭き門。求められる経歴や学歴も相応に高くなりますので、まずはMBAを取得することがファーストステップとして重要です。MBA選びで注意しなければいけないことは、あなたが望むキャリアと学校の強みとのミスマッチ。つまりMBAならどこでもいいというわけではなく、アセマネ・ヘッジファンドに内定者を多数出している学校を選ぶことが、まず重要になります。
学校のネームバリューやランキングに固執するのではなく、カリキュラム（ファイナンスに強いか）や卒業生ネットワーク、立地、リクルーターとのコネクション、クラブ活動やコンペの充実度まで考え、学校を選ぶ必要があります。

そこで今回は、アセマネ・ヘッジファンドへの就職実績や関連プログラムの充実度、ロケーション、卒業生ネットワークなどをもとに、厳選した6つのMBAプログラムをご紹介します。この記事を読めば、「HFに強いMBA」がどこなのか、なぜそこが強いのか、何から準備すべきかが明確になります。

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アルファアドバイザーズでは、毎年500名以上の方々を、世界トップレベルの大学合格へと導いてきました。合格実績は、ハーバード、スタンフォード、シカゴ、ウォートン、コロンビア、NYU、LBS、ケンブリッジ、オックスフォードなど、名門校の数々に及びます。
さらに、卒業後のキャリア形成まで徹底サポートしており、ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ、三菱商事、伊藤忠商事、マッキンゼー、BCG、ベイン、Google、Amazonなど、国内外のトップ企業からの内定を次々と実現しています。特に外資金融・外資コンサル・総合商社・GAFAMといった最難関業界への就職サポートにおいては、日本トップクラスの実績を誇っています。
就活（国内/海外）、MBA/大学院/大学学部/ボーディングスクール留学、転職、資格/テスト対策、起業などあらゆる場面でみなさまをサポートしています。まずは無料相談にお越しください！

アセマネ・ヘッジファンドに入れるMBAトップ校

ここからは、アセマネ・ヘッジファンド就職に圧倒的な強みを持つMBAプログラムを、特徴別にご紹介します。いずれも就職実績・ネットワーク・カリキュラムのすべてにおいて高評価を得ており、本気でHFキャリアを狙うなら候補に入れるべき名門校ばかりです。

◼︎Columbia Business School（CBS）

ニューヨークという地の利を最大限に活かし、Columbiaはアセマネ・ヘッジファンド就職において抜群の強さを誇ります。HFやファミリーオフィスの多くがオフィスを構えるマンハッタンにキャンパスがあるため、リクルーターとの距離が圧倒的に近く、インターンや面談の機会も豊富です。
Value Investing Program（Heilbrunn Center）というプログラムでは、バリュー投資家を目指す学生に向けて最前線の授業を提供しています。コロンビア大学はあのウォーレンバフェットの卒業校なので、実はバリュー投資のメッカなのです。その他、Tiger Cub系ファンド（Tiger Global、Lone Pine Capitalなど）への就職実績も多数あり、学校のローケーション、カリキュラム、ネットワーク等どれをとってもベストな学校です。

◼︎University of Chicago Booth

「ファイナンスといえばBooth」と言われるほど、Boothの金融系の授業・研究水準は世界屈指です。ファイナンス専攻の選択肢が多く、アセットプライシングやポートフォリオマネジメントに関する授業が豊富に用意されています。
シカゴは自由度の高い授業であるため、アセマネ・ヘッジファンドに特化した授業を1年目から取ることができ、その専門性を高めることができます。前述の通りノーベル経済学賞を多く輩出している学校ということもあり、アカデミアも非常に強く、論理と実践をバランスよく学ぶことが可能です。
過去にはCitadel、Point72、BalyasnyといったトップHFへの就職実績もあり、特にQuant系の分析力やデータリテラシーを持った人材が高く評価されています。HF関連のクラブ（Chicago Economics & Investment Clubなど）も活発で、在学中からピッチやケース研究の経験を積める環境が整っています。

◼︎Wharton School（University of Pennsylvania）

PE/VCに加え、近年はアセットマネジメントやヘッジファンドにも強いネットワークを持つWhartonは、BuySide全体をカバーできる希少なMBAです。実務に直結するWharton Buyout & Venture Capital ClubやHF志望者向けのリサーチサポートも整っており、卒業生がHFの採用にも関与しているケースが多くあります。
金融都市フィラデルフィアに位置しながらも、ニューヨークやボストンとのアクセスも良好で、キャリア形成上の機会に恵まれているのも大きな利点です。

◼︎NYU Stern School of Business

ニューヨークの中心部にキャンパスを構えるNYU Sternは、立地・ネットワーク・実践機会の3拍子が揃った、アセマネ・ヘッジファンド志望者にとって非常に魅力的なMBAです。Sternでは、HF業界に特化した「Hedge Fund Recruiting Track」が設置されており、キャリアセンターや卒業生との連携のもと、HFとのつながりを築けるように設計されています。
また、投資研究センターやアセットマネジメント向けプログラムも充実しており、在学中から投資リサーチやストックピッチに触れる機会も豊富です。Millennium、D.E. Shaw、AQRなどの大手HFへの就職実績も多数あり、HF直結のキャリアを目指すには最適なロケーションとサポート体制を持つ学校です。

◼︎Stanford Graduate School of Business（GSB）

スタンフォードGSBは、他のMBAと比べてヘッジファンドへの直接就職の比率はそこまで高くないものの、PEファンドやVC、アクティビストファンドなども含めたファンド就職に非常に強い学校です。
GSBの強みは何といっても超一流の起業家ネットワークと、VC・PE業界との深いつながりにあります。投資の実務や資本戦略、ファンド設立を視野に入れた学びが可能で、実際に卒業後に独立系ファンドやファミリーオフィスを立ち上げた人材も多数います。たとえば、Altimeter Capital（米テック系HF）もGSB出身者によって設立された代表例のひとつです。将来的に「自分のファンドを持ちたい」と考える方や、ヘッジファンドだけではなくPEファンド、アクティビスト、VCなど幅広く考えている方にお勧めの学校です。

◼︎London Business School（LBS）

欧州のMBAを考えている方のために、LBSのご紹介をします。欧州でアセマネ・ヘッジファンドへの就職を目指すなら、LBSは外せない選択肢です。ロンドンは欧州の金融の中心地であり、Brevan Howard、Man Group、Marshall Waceなどをはじめとする一流ファンドの本拠地が集まっています。
LBSはそれら企業との強いネットワークを築いており、多くの学生が在学中にインターンやイベントを通じてファンドと接点を持ち、卒業後に就職しています。また、ファンド業界からの社費派遣MBA生も多く、同級生とのネットワークも貴重な資産となります。アセマネ／HFの欧州就職を志す方にとって、立地・人脈・キャリアサポートが揃った一校です。

ヘッジファンド・アセマネ就職を成功させるための4つの戦略

アセマネ・ヘッジファンド業界への就職は、MBAを取得すれば自動的に叶うわけではありません。むしろ、「HFに行きたいなら、入学前から準備を始める」ことが成功の鍵です。以下では、アルファが実際に内定者を輩出してきた経験をもとに、HF・アセマネ就職に直結する4つの戦略をご紹介します。

1. 学校・国選び

言わずもがな、今日のテーマである学校選びは最重要項目であり、ここを間違えてしまうとせっかくMBAに行ったのにキャリアアップにならなかった、となってしまいます。例えばアセマネ・ヘッジファンドに行きたいのに、ランキングに釣られてマーケティングに強い学校に行き、就活で全滅した、ということも。そのようにならないために学校選びで絶対に間違えないようにしましょう。
ただ、学校選びの前段階として、国選びも重要です。例えばシンガポールや香港の方が日本人を雇ってくれるファンド数も多く、入りやすいということもあります。そのため国、ファンドの種類、自分がやりたい運用、採用チャンスなどを考えた上で、学校・国を選んでいく必要があります。この点は大量のノウハウと知見が必要になりますので、アルファのアドバイザーに聞いていただいた方が早いと思います。

2. MBA出願段階から長期ゴールを明確にする

トップMBAの合格者の多くは、出願エッセイやインタビューにおいて「なぜこの学校で、なぜHFなのか」を明確に語れています。特にファンド志望者は給与などの個人的な理由で目指す人も多いです。もちろんそれ自体は悪いことではないのですが、MBAアドミッションは納得しません。この個人のゴールをどのように相手に納得・共感させるような形にしていくかが、MBA出願のポイントになります。
そのため、具体的なキャリアビジョンを現実的な形で描くことが、合格・就職の両面で評価されます。逆にMBAのエッセイでしっかり長期ゴールまで作ることができれば、その先のファンド就職でも楽になり、合格と内定を勝ち取ることが可能です。

3. CFAやテックなどのDual Degreeもお勧め！

より専門的な金融知識や、金融知識に加えてテックの素養が必要とされるファンドがあります。例えばCitadelやJane Streetなどはほぼクオンツとしての採用になるため、MBAだけでは足りない、ということになりかねません。加えて、伝統的なファンダメンタルズ分析を主としているファンドでも、MBAに加えてCFAやUSCPAなどを同時に取ることで、MBAしか持っていない学生と差別化することが可能です。
MBAを取ることは1つのハードルを突破したにすぎません。MBAに入ったら入ったでさらにMBA生同士の競争が始まるので、そこでさらに差別化するために、Dual Degreeや資格なども同時に取ることをお勧めします！

4. 入学前が最重要！

MBAに合格したと仮定して、ファンドの選考について考えてみましょう。アセマネ・ヘッジファンドでは、実はMBAの授業が始まる9月より前から選考が行われます。これはファンドに限った話ではありません。例えば外資投資銀行や外資コンサルでも５〜６月にはMBA壮行会という実質選考会のような説明会が開催されます。ファンドも同様に、インターン選考が夏には始まり、大体MBAの授業が始まる9月〜10月ごろに翌年のインターンの内定が出る→次の年のインターンに参加し、そこで本内定が出るかどうかが決まる、という流れで進んでいきます。つまり、MBAに入学する前に、ほぼ卒業後のキャリアは決まっているのです。
そのため、合格して安心することはできません。むしろ合格してからが本番であり、アセマネ・ヘッジファンドに内定するための準備を行う必要があります。だからこそ、MBA入学前が最も重要になります。

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本記事では、アセマネ・HFに強いMBAの具体的な学校例から、就職戦略として重要な4つのポイントまでを詳しく解説しました。「学校選び」「出願戦略」「専門性強化」「入学前準備」など様々なことを解説しましたが、まず重要になるのがMBAにいくこと！MBAがなければアセマネ・ヘッジファンドへのキャリアアップは不可能です。今日紹介した学校以外にも、アセマネ・ヘッジファンドに大量に内定者を出しているお勧めの学校がたくさんあります。例えば米国Hultは毎年のようにヘッジファンド内定者を出していますし、海外就職も強いです。シンガポールや香港にもお勧めのMBAがあります。

アルファでは、アセマネ・ヘッジファンドを目指す方々のために、就活や転職はもちろん、MBA留学から一貫してサポートしています。MBA出願では本日紹介した学校選びはもちろん、具体的な出願サポート（エッセイ、レジュメ、レコメン、面接対策など）や、長期ゴール作りまでサポートし、多くの方をトップMBA合格に導いてきました。重要なことはゴールを達成するための学校選びであり、「とりあえずトップスクールに合格させておけばいい」というようなサポートはいたしません。皆さんを望むキャリアに導きますので、MBAやアセマネ・ヘッジファンドにいきたい方は、ぜひアルファにご相談ください！

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