こんにちは、アルファアドバイザーズ代表のTJです！

米国移民局（USCIS）が10月20日付で、H-1Bビザ申請者に対する10万ドル（約1,500万円）新課金ルールの正式ガイダンスを発表しました。
9月の大統領令で突然導入されたこの「10万ドルフィー」は、多くの企業・留学生にとって衝撃的なニュースでしたが、今回の発表でいくつかの点が明確になっています。

1. 「10万ドルH-1Bフィー」とは？

2025年9月19日のトランプ政権による大統領令で導入されたもので、米国外からH-1Bビザを新規申請する際に企業側が負担する追加手数料です。
本来、H-1Bは外国人が米国で長期就労するための主要な手段であり、特にSTEM（理工系）修士・博士の留学生にとっては就職の命綱となっています。

電気・コンピュータ工学の大学院生のうち73％が留学生というデータもあるように、この制度変更は米国の高度人材採用に大きな影響を及ぼします。

2. 新ガイダンスのポイント：誰が、いつ、どんな場合に支払うのか？

USCISの発表によると、次のように整理されています。

・対象となるのは米国外からの新規申請のみ
　→ たとえば日本の大学から直接H-1Bを申請する場合など。
・米国内でのステータス変更（例：F-1→H-1B）は非対象
　→ 留学生がOPTからH-1Bに切り替える場合は課金なし。
・既存のH-1B保有者の更新・延長も対象外
　→ すでにビザを持つ人が更新・延長しても10万ドルは不要。

つまり、すでに米国に滞在している人にとっては影響が限定的です。
一方で、これから米国外から申請する人には大きな負担となります。

3. 留学からの米国就職ルートはこれまで通り有効

今回の10万ドル課金は、「米国外から直接H-1Bを申請するケース」のみが対象です。したがって、学生ビザ（F-1）で米国に留学し、OPTを経てH-1Bへ切り替える場合には課金は一切ありません。
このルートは、アメリカでキャリアを築きたい留学生にとって最も現実的で、今回の変更によってむしろ相対的に有利になりました。

4. 米国MBA・大学院留学でキャリアと年収を飛躍させる

この政策変更が示す本質は明確です。「米国留学し、米国内で就職する」ことが今後の海外就職の王道戦略になります。

米国のMBAや修士課程を経て現地企業に就職すれば、OPT→H-1B→永住権という安定したキャリアパスを描け、金融・テック・コンサル・PEファンドなどで年収2,000〜3,000万円以上を狙える現実的ルートです。

アルファアドバイザーズでは、実際にこのルートで多数の方が米国就職・年収3,000万円キャリアを実現しています。いまこそ、正しい戦略で米国留学・就職を目指すタイミングです。

まとめ：米国就職は依然として大チャンス。正しい戦略で未来を掴もう。

今回の新ガイダンスが示したのは、「米国内で学び、米国内で働く」ルートこそが最も安定したキャリア戦略であるということです。
学生ビザで留学し、OPTを経てH-1Bへ移行する流れは、10万ドル課金の対象外であり、むしろ今後さらに強力なルートになります。

米国MBAや大学院で専門性と英語力を磨き、現地で就職すれば、金融・コンサル・テック・PEファンドなどで年収2,000〜3,000万円クラスのキャリアが現実的に見えてきます。
「留学→OPT→H-1B→永住権」という王道のキャリア構築こそ、今の時代に最も再現性の高い成功モデルです。

アルファアドバイザーズでは、これまでにも多くの方を米国就職・グローバルキャリア成功へ導いてきました。
米国就職を本気で目指すなら、今が行動のタイミングです。
正しい戦略を立て、圧倒的な準備で未来を切り拓きましょう。
今すぐアルファに相談してください。

米国H1Bビザ、米国移民局に関する情報はこちら＞Immigration Service Issues Guidance On Who Pays The $100,000 H-1B Fee

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TJプロフィール

TJ：住友商事株式会社（主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事（NY）における研修生として選抜（最年少）住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜）シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学（ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻）。シカゴ大学日本人会（The University of Chicago Japanese Association）ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行（その後毎年恒例となる）。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務（メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達（IPO含む）サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。）経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。
株式会社エイチ・アイ・エス 澤田 秀雄会長等起業家の方々よりの事業立上指南を頂く）シカゴ大学ビジネススクール卒業生会 プレジデント（2006-2010）ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル／FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリテイを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。