【BIG4からゴールドマン・サックス、マッキンゼーへ!】監査法人・FASから外銀・外資コンサルに転職して成功するために必要なこと

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【BIG4からゴールドマン・サックス、マッキンゼーへ】監査法人・FASから外銀・外資コンサルに転職して成功するために必要なこと

入住壽彦(TJ)/アルファアドバイザーズ代表

アルファアドバイザーズ代表の入住壽彦(TJ)です。
住友商事の主計部で会計・決算・予算・IRを担当し、ニューヨーク駐在で米州・中南米の事業会社の経営に関わり、プロジェクトファイナンス部で大型のグローバル資金調達をアレンジしました。
その後、社費でシカゴ大学Booth MBAに留学し、MBA後にゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガンほか外資系投資銀行4社の投資銀行部門すべてから内定をいただき、ゴールドマン・サックスの投資銀行部門でM&AやIPOを担当しました。そしてアルファアドバイザーズを創業し、18年以上、8万名以上の方のキャリア・MBA・就職・転職を支援しています。

最近、BIG4(デロイト、PwC、EY、KPMG)の監査法人やFAS、アドバイザリー部門にいらっしゃる方から、「ゴールドマン・サックスに行きたい」「マッキンゼーに行きたい」というご相談が非常に多いです。

お話を聞くと、だいたい同じところで止まっています。

  • 「書類で落ちる」
  • 「面接まで行っても、何を見られているのかわからないまま落ちる」
  • 「監査の経験をどうアピールすればいいのかわからない」
  • 「英語面接で固まった」
  • 「そもそも直接行けるのか、MBAに行くべきなのか判断がつかない」

私はこういう方に、いつも同じことをお話ししています。BIG4と外銀・外資コンサルは、同じ「プロフェッショナルファーム」に見えて、中身は全く別の商売です。 だから、BIG4で評価されてきたやり方をそのまま持ち込むと落ちます。逆に言うと、違いを正確に理解して、そこを埋めれば、BIG4出身者はかなり強い候補者になります。会計がわかる人は、外銀にも外資コンサルにも本当は必要な人材だからです。

この記事では、BIG4と外銀・外資コンサルは何がどう違うのか、アルファの社会人たちはどうやってスキルとマインドセットを強化して転職に成功し、その後も成功しているのか、そしてなぜ海外MBA経由だと成功確率が大きく上がるのかを、私自身のゴールドマン・サックスでの経験と、18年以上BIG4出身の方を支援してきた経験から書きます。


第1章:そもそもBIG4・外資コンサル・外銀は何が違うのか

一言でいうと、「誰に、何を売っているか」が違います。

BIG4の監査部門は、上場企業の経理部・CFOに「監査意見」を売っています。法定業務で、フィーは工数(時間×単価)です。価値の源泉は、正しいこと、漏れがないこと、手続きを踏んだこと。仕事の対象は、すでに起きた過去の数字です。

BIG4のFAS・アドバイザリー部門は、M&Aの財務デューデリジェンス、バリュエーション、PMIなどを担います。ディールの一部を担う仕事で、フィーはやはり工数です。発注してくるのは事業会社のM&A担当、あるいは投資銀行やPEファンドです。

外資コンサル、たとえばマッキンゼーは、CEOや経営陣に「答え」を売っています。この会社は何をすべきか、どの事業を伸ばし、どこを切るか。フィーはプロジェクト単位で、価値に対して払われます。

外銀、たとえばゴールドマン・サックスの投資銀行部門は、CEO・CFO・取締役会に「ディール」を売っています。M&A、IPO、資金調達。フィーは成功報酬です。ディールが成立しなければ収入はゼロ。だから、時間との戦いになります。

表にするとこうなります。

BIG4 監査 BIG4 FAS 外資コンサル 外銀IBD
相手 経理部長・CFO M&A担当・IB・PE CEO・経営陣 CEO・CFO・取締役会
売り物 監査意見(正しさ) DD・バリュエーション 答え・仮説 ディール
報酬 工数 工数 プロジェクト単位の価値 成功報酬
時間軸 決算スケジュール ディール期間 3ヶ月単位 今晩、明朝
主なアウトプット 監査調書 DDレポート デッキ・提言 ピッチブック・財務モデル
正解 ある(会計基準) ほぼある ない ない
英語 なくてもパートナーになれる 案件次第 面接から英語 Hirevueから英語

この表を見て、「自分はFASなのでIBに近い」と思った方。たしかに近いです。ただ、FASは、ディール全体を見ると投資銀行やPEファンドから仕事を受ける側、つまり下流にいます。あなたが目指しているのは、発注する側、ディールを自分で動かす側です。この表の右側に自分を動かす、ということです。


第2章:スキルの違い:「正しさ」を売る仕事から、「答え」と「ディール」を売る仕事へ

スキルの違いは5つあります。

1. 過去の検証から、未来の意思決定へ

監査は、過去の数字が正しいかを見る仕事です。投資銀行は「この会社を買うべきか、いくらで買うべきか」。コンサルは「この事業をどうすべきか」。どちらも未来の話で、正解はありません。正解がない中で答えを出し、根拠を組み立て、相手を説得する。この訓練を、BIG4ではほとんどしていません。ここが最初のギャップです。

2. 網羅から、優先順位へ

監査は、漏れがあると事故です。だから網羅します。投資銀行やコンサルでは、「一番大事な3つ」を先に出すことが求められます。MDに論点を10個並べると、「で、何?」と言われます。So whatを一言で言えるか。80対20で切れるか。網羅する癖は、面接でも「この人は話が長い」という評価になって出てきます。

3. 会計の数字から、バリュエーションとストラクチャーへ

財務三表が読める、仕訳がわかる、会計基準の論点が語れる。これはBIG4出身者の最大の武器です。ゴールドマン・サックスでも、会計の細かい論点でチームを救う場面は実際にあります。

ただ、DCF、LBO、類似企業比較、買収後の一株利益への影響、ディールストラクチャー、資本政策。これらは「数字を検証する」のではなく「数字を作って、数字で人を動かす」スキルで、会計とは別物です。コンサルも同じで、市場規模の推計、シナリオ分析、ユニットエコノミクスといった「数字で仮説を証明する」スキルが要ります。会計がわかる人がこれを身につけると、本当に強い。ただ、放っておいて自動的に身につくものではありません。

4. 調書から、デッキとモデルへ

監査調書は、あとから見返せば手続きが再現できるように書くものです。投資銀行のピッチブックは、クライアントのCEOが1ページ目で心を動かされるように作るものです。同じPowerPointでも、目的が全く違います。コンサルのデッキも同じで、「1枚で相手の意思決定を変える」ために作ります。

5. 決算期のスピードから、「今晩」のスピードへ

監査も繁忙期は激務です。ただ、締切は決算スケジュールで決まっていて、事前に見えています。投資銀行は、クライアントから夜11時にメールが来て、翌朝9時に資料を持っていく世界です。速いこと自体が価値であり、速さで負けたらディールを失います。


第3章:所作の違い

所作というと見た目や態度の話に聞こえるかもしれませんが、面接で一番見られているのは、実はここです。

1. クライアントとの距離感

監査人は独立性が命です。クライアントと距離を取るのが正しい。これはプロとして正しい姿勢です。ただ、投資銀行とコンサルは逆です。クライアントの懐に入り、信頼され、「次もお前に頼む」と言われることが仕事そのものです。BIG4出身の方は、面接でも「クライアントに踏み込まない」癖が無意識に出ます。面接官はそれを見ています。

2. 話し方:「確認します」「検討します」が禁句

監査で身につく口癖です。基準を確認する、上司に確認する。これは監査では正しい。でも投資銀行やコンサルの面接では、「あなたはどう思うか」を聞かれています。結論、根拠、次のアクション。この順番で、自分の言葉で即答できるかが見られています。

3. オーナーシップ

与えられた手続きを完璧にこなす人と、ディールを自分のものとして動かす人。ゴールドマン・サックスでは1年目のアナリストでも、「このディールは自分が回している」という顔をしています。コンサルも同じで、1年目からモジュールのオーナーです。「指示待ち」の気配が少しでもあると、通りません。

4. レスの速さと、聞かれる前の報告

MDやパートナーは常に「今どうなっている?」を知りたがっています。聞かれる前に、短く、先に報告する。メールは5分以内に一次返信する。これができる人は、それだけで評価が上がります。

5. 営業の所作

外銀もコンサルも、シニアになればなるほど営業です。会食、ゴルフ、人脈。若手のうちから「この人とは会っておこう」という動きができる人が伸びます。監査法人にいると、この営業の機会がほぼありません。だから、意識して外に出る必要があります。


第4章:メンタルの違い

1. 「間違えないこと」が正義の世界から、「間違えてもスピード」が正義の世界へ

監査は、間違えると事故です。慎重であることが美徳です。投資銀行とコンサルでは、7割の確度で出して、走りながら修正します。完璧を待っていると遅い。この切り替えができないと、入った後に苦しみます。

2. Up or outと、相対評価

BIG4も評価は厳しいですが、基本的には年次で上がっていきます。外銀と外資コンサルは、同期の中での相対評価です。フィードバックも直接的で、「この資料は使えない」と面と向かって言われます。それを個人攻撃と受け取らず、翌日には直して持っていける人が生き残ります。

3. 不確実性への耐性

正解がない。3ヶ月かけたピッチが負ける。ディールが土壇場で消える。それでも翌日には次のディールに向かう。監査のように「終われば意見が出る」という着地点がない仕事です。

4. 深夜と週末

投資銀行は深夜対応が普通で、週末にディールが動きます。コンサルもプロジェクトの山場では同じです。BIG4の繁忙期と違うのは、「終わりが見えない」ことです。

5. 自分の市場価値を、自分で決める

BIG4には「法人が守ってくれる」感覚があります。外銀と外資コンサルでは、毎年「自分は今いくらの人間か」を突きつけられます。それを怖いと思うか、面白いと思うか。ここは正直に自分に問うてみてください。


第5章:グローバル力の違い

BIG4は、世界最大級のグローバルネットワークを持つファームです。名前も外資です。でも、日本の監査法人で働いている限り、日常は日本の会社を日本の基準で監査し、上司も同僚も日本人、という方が大半です。

ゴールドマン・サックスの東京オフィスは、ニューヨークの延長です。マッキンゼーの東京オフィスは、グローバルファームの東京支店です。この違いはとても大きいです。

  • 上司が外国人であることが普通
  • 案件が国をまたぐ
  • 資料は英語、電話会議は英語
  • 評価者が海外にいることもある
  • 世界中のオフィスの同じ職位の人と、同じ物差しで比べられる

グローバル力とは英語力のことだけではありません。価値観の違う人たちの中で自分の意見を通せるか。相手の意思決定の仕組みを理解しているか。海外のカウンターパートと関係を作れるか。

私は住友商事のニューヨーク駐在で米州・中南米の事業会社の経営に関わり、Boothで世界中から来た同級生と2年間を過ごしました。この経験がなかったら、ゴールドマン・サックスでは使い物になっていなかったと思います。


第6章:英語力の違い

はっきり書きます。ここで落ちる人が一番多いです。

BIG4は、英語ができなくてもパートナーになれます。もちろんできた方が有利ですが、必須ではありません。

ゴールドマン・サックスは、Hirevue(録画面接)の段階からほぼ英語です。最近は外銀各社とも、ほとんど英語で答えさせます。面接には外国人のMDが入ります。入った後も、資料もメールも電話会議も英語です。マッキンゼーも、面接の一部が英語で行われ、ケース面接を英語で受けることもあります。入った後はグローバルスタッフィングで海外オフィスと組みます。

求められているのは、TOEICの点数ではなく、次のことです。

  • 英語で自分の考えを、結論から論理的に話せる
  • 英語の議論に割って入れる
  • 英語で数字を説明できる
  • 英語でメールと資料を書ける

「読める・聞ける」から「話せる・議論できる・人を動かせる」への転換です。 ここは一朝一夕では埋まりません。だからこそ、転職を考えた瞬間から始めてください。転職活動を始めてから英語をやる人は、間に合いません。


第7章:なぜBIG4からの直接転職は難しいのか(正直に書きます)

理由は4つです。

1. 採用ルートの構造。 外銀IBDと外資コンサルの主な採用ルートは、新卒(サマーインターン経由)、海外MBA、そして同業からの中途です。BIG4からの中途は、その他の枠です。枠がないわけではありませんが、本線ではありません。

2. ポジションのミスマッチ。 BIG4で7年目のマネージャーが投資銀行に移るなら、アソシエイト1年目から2年目です。年収も役職も一度リセットされます。採用側は「この人はアソシエイトとして、深夜までモデルを回せるか」を見ています。BIG4でマネージャーだった、という肩書きは、そこでは評価の対象になりません。

3. 選考の型が違う。 ゴールドマン・サックスは、Hirevue、テクニカル面接、スーパーデー。マッキンゼーは、ケース面接とPEI(パーソナル・エクスペリエンス・インタビュー)。BIG4の面接では一度も聞かれたことのない質問ばかりです。準備なしで受けて通る人はいません。

4. 「なぜBIG4を辞めるのか」への答えが弱い。 「監査がルーティンでつまらない」「もっとダイナミックな仕事がしたい」。これは逃げの理由で、落ちます。面接官が聞きたいのは、「なぜうちなのか」「なぜ今なのか」「うちで何ができるのか」です。

それでも、ルートは存在します。

ゴールドマン・サックスへは、FASのM&Aアドバイザリー経験者がIBDに移るルート。監査からFASを経て、2段階でIBDに行くルート。監査からコントローラーズなどの財務部門に入り、そこからフロントを目指すルート(かなり狭い門です)。

マッキンゼーへは、経験者採用です。特にBIG4のストラテジー部門(Strategy&、EY-Parthenon、モニターデロイトなど)からの転職者は一定数います。監査部門から直接は珍しいですが、ケース面接を突破できれば可能性はあります。

要するに、直接ルートは「狭いが、ゼロではない」。では、アルファに来ている社会人の方々が、この狭いルートをどう通り、入った後も評価されているのか。次の章に書きます。


第8章:アルファの社会人たちは、こうしてスキルとマインドセットを強化している

ここまで、スキル・所作・メンタル・グローバル力・英語力の5つの違いを書いてきました。この5つを、アルファに来ている社会人の方々は、2つの軸で同時に強化しています。

一つは、私(TJ)が担当するスキルの強化と転職サポート。もう一つは、坂下絵美(えみ)が担当する脳改革です。この2つを同時にやっているから、アルファの社会人は転職に成功し、しかも入った後も評価され、任され、昇進しています。 転職して終わりではなく、その先で勝っている。ここがアルファの一番の特徴です。

TJが担当すること:スキルを外銀・外資コンサルの型に作り直す

私は、住友商事から海外MBA経由でゴールドマン・サックスの投資銀行部門に入った本人です。外銀と外資コンサルが何を見ていて、何を評価するのかを、採用される側と採用する側の両方から知っています。アルファでは次のことを私が直接やっています。

  • キャリア戦略を一緒に決める。 直接転職か、FAS経由か、海外MBAか。年齢、部門、英語力、ご家族の状況を全部聞いて、一番確率の高いルートを決めます
  • 「なぜBIG4からゴールドマン・サックス、マッキンゼーか」を、攻めの理由に作り直す。 「監査で上場企業の財務諸表の裏側を数百社分見てきた。DDでディールの一部を担って、今度はディール全体を動かす側に行きたい。数字を検証する側から、数字を作って意思決定する側に行きたい」。逃げではなく、次に進む理由に組み立て直します
  • BIG4の経験を「ディールの言葉」に翻訳する。 「監査法人で製造業の上場企業を担当」では通りません。「製造業の大型M&Aの財務DDをリードし、EBITDA調整とワーキングキャピタルの論点で買収価格の交渉に貢献した」。同じ経験を、相手の言葉で書き直します
  • アルファレジュメ。 ゴールドマン・サックスやシカゴBooth MBAのグローバルトップレベルの人たちのレジュメを参考に作った、世界最強のフォーマットです。BIG4の職務経歴書のままでは、外銀・外資コンサルの採用担当には刺さりません
  • テクニカル面接とケース面接を、数十本、百本とやる。 投資銀行のテクニカル(バリュエーション、会計とファイナンスの接続、M&Aの論点)と、コンサルのケースとPEIは、練習量がそのまま結果に出ます。BIG4出身者は会計の基礎があるので、正しく練習すれば伸びが早いです
  • Hirevueと英語面接。 ゴールドマン・サックスをはじめ外銀は、面接に呼ぶ前にレジュメとHirevueで多くの候補者を落とします。アルファ特訓で、日本語でも英語でも、各社の過去問で何度でも練習できます。英語で結論から話す訓練を、ここで徹底的にやります

もう一つ、最も大事な一手。これは、ここには書けません。相談に来た方にだけお伝えしている、最も大事な一手があります。この一手があるかないかで、書類の通過率がまるで違います。

えみが担当すること:脳の構造を「投資銀行・外資コンサル脳」に作り変える

ただ、スキルだけでは足りません。第3章と第4章で書いた所作とメンタルは、頭でわかっても変わらないからです。

「確認します」と言ってしまう。網羅しないと不安になる。クライアントに踏み込めない。フィードバックを個人攻撃と受け取って半日引きずる。深夜に想定外のことが起きると固まる。これは意志の問題ではなく、監査法人で何年も繰り返してきたことで、脳の回路がそうなっているからです。私はこれを「監査脳」と呼んでいます。監査には最適な脳です。でも、投資銀行と外資コンサルでは足を引っ張ります。

アルファで脳改革を担当しているのは、坂下絵美です。女子学院から東大理二に現役合格、東大大学院薬学系研究科で海馬の神経回路を研究し、コロンビア大学教育大学院で臨床心理学を学び、18年以上、日本最強の勉強・受験・キャリアアドバイザーとして活動しています。えみの脳改革では、「監査脳」を「投資銀行・外資コンサル脳」に、構造から作り変えていきます。

  • 「間違えないこと」が最優先の回路を、「7割の確度で出して、走りながら直す」回路へ
  • 網羅しないと不安になる回路を、「一番大事な3つを先に出す」回路へ
  • 「確認します」の回路を、「結論、根拠、次のアクション」で即答する回路へ
  • クライアントと距離を取る回路を、懐に入って信頼を取りに行く回路へ
  • フィードバックで半日消耗する回路を、90秒で処理して翌日には直して持っていく回路へ
  • 指示待ちの回路を、「このディールは自分が回している」オーナーシップの回路へ
  • 深夜や想定外で固まる回路を、不確実性の中でも崩れない回路へ

やることは、頭で理解することではありません。えみが一人ひとりの脳のクセを診断し、どの場面でどの回路が反応しているかを特定し、日々の仕事の中で新しい回路を繰り返し使う設計にします。最初の変化は2週間ほどで出て、2ヶ月で「脳が変わった」と実感し、3ヶ月で実務の結果に出てきます。

この脳改革を受けた社会人の方々は、上司や同僚、クライアントとの接し方が変わり、評価され、仕事を任されるようになり、その状態でPEファンド、投資銀行、外資コンサル、商社への転職や、社費MBAの選抜を勝ち取っています。転職の面接で通るだけでなく、入った後に「あの人は最初から外銀の人みたいだ」と言われる。それは、脳の構造がすでにそうなっているからです。

スキル×脳改革を同時にやるから、転職も成功し、その後も成功する

スキルだけ鍛えて転職した人は、入った後に所作とメンタルで苦しみます。脳だけ整えてもスキルがなければ書類で落ちます。アルファの社会人は、私のスキル強化・転職サポートと、えみの脳改革を同時に受けているから、面接で「この人はもう外銀の人だ」と思われ、入った後も1年目から評価されています。

BIG4からゴールドマン・サックス、マッキンゼーへ行きたいなら、この2つを同時に始めてください。


第9章:なぜ海外MBA経由だと成功確率が上がるのか

ここからが、私が一番お伝えしたいことです。私自身がそうでした。

住友商事から社費でシカゴ大学Booth MBAに行き、MBA後にゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガンほか外資系投資銀行4社のIBDすべてから内定をいただきました。MBAがなかったら、住友商事の主計部・ファイナンス出身の私が、外銀のIBDに入る道はほぼなかったと思います。

理由は7つあります。

1. 採用ルートの「本線」に乗れる

ゴールドマン・サックスもマッキンゼーも、海外MBAを主要な採用ルートにしています。シカゴBoothの2025年卒の就職先を見ると、BCGに52名、マッキンゼーに35名、ベインに30名、ゴールドマン・サックスとJPモルガンにそれぞれ11名が就職しています。業種別では、コンサルティングが36.7%、金融が31.6%です。2024年卒では、BoothはMBB(マッキンゼー、BCG、ベイン)に101名を送り込み、公表データのある学校の中で全米最多でした。

BIG4からの中途は「その他の枠」ですが、MBAからの採用は「本線」です。これが最大の違いです。

2. ポジションが「アソシエイト」でリセットされる

MBA卒は、投資銀行でもコンサルでもアソシエイトとして採用されます。BIG4でシニアだった人も、マネージャーだった人も、MBAに行けば「MBAアソシエイト」という同じ入口に並べます。第7章で書いた年齢とタイトルのミスマッチ問題が、ここで消えます。

3. サマーインターンからリターンオファー、という仕組みがある

MBA1年目の夏に10週間のインターンがあります。ここで実力を見せてリターンオファーをもらう。中途採用の1時間の面接で判断されるより、はるかにフェアな仕組みです。会計がわかるあなたは、インターンの現場で確実に役に立てます。

4. 英語とグローバル力を、2年で強制的に鍛えられる

Boothでは、世界中から来た同級生と2年間、英語で議論し、グループワークをし、ケースを解きます。私はここで、「英語で喧嘩ができる」ようになりました。第5章と第6章で書いたギャップを、2年で一気に埋められます。

5. スキルを体系的に入れ直せる

ファイナンス、バリュエーション、戦略、交渉、リーダーシップ。会計士のあなたは会計を知っています。MBAで「その先」を体系的に学ぶと、会計がわかる人だからこそ、ファイナンスと戦略の理解が誰よりも速く深くなります。

6. 所作とメンタルが変わる

世界のトップ層の中にいると、「自分の当たり前」が壊れます。発言の仕方、プレゼン、ネットワーキング、フィードバックの受け止め方。第3章と第4章で書いた所作とメンタルは、環境に放り込まれるのが一番早いです。

7. 会計士・BIG4出身は、MBA出願で有利

GMATやGREの定量セクションで有利です。職務経験も評価されやすい。BIG4は世界中のアドミッションが知っているブランドで、自分の経歴を「グローバルなプロフェッショナル」として説明しやすい。会計士の資格は、海外のMBAでも明確な強みとして見られます。

社費でMBAに行ける方は限られると思います。私費の場合、円高の今は、ドル建ての学費という意味で費用面のチャンスです。奨学金も使えます。このあたりはアルファで一人ひとりの状況に合わせてお話ししています。

一つだけ、注意があります。MBAに行けば自動的にゴールドマン・サックスやマッキンゼーに入れるわけではありません。 MBA1年目の秋に始まるリクルーティングで、準備ができていない人から落ちていきます。だから、MBAの出願を考えた時点で、卒業後のキャリアから逆算して準備を始める必要があります。

アルファでは、出願の段階から「MBA後にどこに行くか」を一緒に決めて、そこから逆算してエッセイもインターン準備も進めています。エッセイは、えみと私の2人で、一人ひとりの今までの人生と挑戦したいことをがっつり聞いて完璧に仕上げます。そして出願準備と並行して、えみの脳改革で「投資銀行・外資コンサル脳」を作り始めておくと、MBA1年目の秋のリクルーティングで、周りの同級生より一歩先に立てます。


第10章:あなたのケースはどれか

今の状況 現実的なルート
20代後半、監査3年目から5年目、修了考査済み 直接転職(FAS経由も含む)と海外MBAの両にらみ。英語ができれば直接、まだなら海外MBA
30歳前後、シニアからマネージャー 海外MBA(フルタイム)が最も確率が高い。直接転職はポジションのミスマッチが大きい
30代半ば以上、マネージャー以上、FAS経験あり FASからIBD・PEファンドへの直接ルート。または海外EMBA・ミドル向けMBAを経てCFO・投資家路線
BIG4のストラテジー部門 マッキンゼー等への経験者採用が現実的。ケース面接とPEIの準備が勝負
会計士試験合格後1年目から2年目 今は監査で基礎を固める時期。並行して英語とMBA準備を始めると、30歳前に選択肢が最大になる

どのルートが合うかは、年齢、部門、英語力、ご家族の状況、そして「何のためにゴールドマン・サックスやマッキンゼーに行きたいのか」で変わります。ここは一人ひとり違うので、相談に来ていただいて、私と一緒にルートを決め、えみと一緒に脳改革を始めるのが一番早いです。


最初の椅子と、次の椅子

BIG4は、良い最初の椅子です。

私も、住友商事の主計部で、10兆円規模の会社を動かす頭脳を持つ優秀な先輩や同期に囲まれ、会計・決算・予算・IR・役員報告の緻密な数字の世界で鍛えられました。そこで学んだから、社費でBoothに行けて、シカゴで世界トップクラスの人たちと2年を過ごし、ゴールドマン・サックスで世界最高峰の人たちと働き、孫正義氏や三木谷氏、大企業の経営幹部や財務役員と仕事をする機会を得ました。

「最初のステップで優秀な人と素晴らしい企業で働かないと、次のステップでその上には行けない」。 これが私の持論です。

BIG4という良い最初の椅子に、あなたはすでに座っています。会計がわかる、財務諸表の裏側を知っている、上場企業の現場を見てきた。これは外銀でも外資コンサルでも本当に価値のある資産です。

問題は、次の椅子をどこにするかです。そして、それを決めるのは、今です。

ゴールドマン・サックスやマッキンゼーに行ける人と行けない人の差は、才能ではありません。違いを正確に理解して、スキルと脳の両方を、正しい順番で作り変え始めたかどうかです。アルファの社会人たちは、それをやっているから、転職に成功し、その後も成功しています。

今すぐアルファに相談だ。

アルファアドバイザーズ | http://www.alpha-academy.com/

ご相談はアルファウェブサイト:http://www.alpha-academy.com/

または公式LINEから!https://line.me/R/ti/p/@294xywpj

2026/09/16 15:34:02
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TJ:住友商事株式会社(主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事(NY)における研修生として選抜(最年少)住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜)シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学(ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻)。シカゴ大学日本人会(The University of Chicago Japanese Association)ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行(その後毎年恒例となる)。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務(メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達(IPO含む)サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。)経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル/FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリティを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。

2026/09/16 15:34:29

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