情報化が止まらない現社会、テクノロジーに興味ある！テクノロジーを学びたい！と思う学生は多くなっていると思われます。これからはどの分野でもテクノロジーの知識が必要になってくると考えられます。今回は、テクノロジーが学べるトップ国内大学を６つ紹介します。それぞれ違う特徴があるので違いに注目して是非読んでみてください！

まず、国立大学四つを紹介します！

東京大学　

工学部　ホームページ：https://www.t.u-tokyo.ac.jp/foe/about/index.html

　まず、日本一の大学と言えばこの大学！東京大学です。東京大学でテクノロジーが学べる学部は工学部です。テクノロジーが学べる学部は「電子情報工学科」「精密工学科」だと思われます。他にも工学部には学科はあるので、是非ホームページで確認してみてください。

　ご存知の方は多いと思いますが、東京大学の進学システムは特殊です。はじめの2年間は教養学部に所属します。最初の一年半は基礎的な知識と方法を学びます。残りの半年間は進学が内定した学部・学科の基礎的なことを学びます。東京大学はリベラルアーツなので、自分の興味のある専門を探す時間を最初の一年半で設けられます。

　では、工学部に入るにはどこを受験すべきなのでしょう？工学部に進む学生が受験するのは以下の二つです。

東京大学　理科一類
工学部のみならず、理工学部に進学する人も多いです。卒業後は専門の大学院に進学する人がほとんどで、エンジニアや研究者になる人が多いようです。

東京大学　理科二類
工学部よりも薬学部、農学部に進学する学生が多いようです。なので、卒業後薬剤師や獣医、農業系の仕事につく人が多いようです。

京都大学　工学部　情報学科　ホームページ：https://www.s-im.t.kyoto-u.ac.jp/ja
　京都大学は国立理系大学の中でも常にトップの大学です。京都大学の情報学科は一回生（一年生）修了後に数理工学コースと計算機科学コースを選択します。選択したコースで卒業するまで勉強することになります。一回生の間に基礎をみにつけて、さらに深く二回生から学ぶという形です。

数理工学コース：機械、電子、化学工業、航空、宇宙、材木工事、土木工事
計算機科学コース：情報と通信の理論、コンピューターネットワーク、人工知能など
分野を比べてみるとテクノロジーを学べるのは計算機科学コースだとわかりますね。ACM国際大学対抗プログラミングコンテスト(ACM/ICPC)にも工学部の情報学科の教授を先頭に積極的にさんかしています。過去には世界大会において１４位（日本からの出場者のなかでは最高位）を獲得しています。一回生から挑戦出来るみたいなので、自分の実力を世界相手に試すいい機会になるかもしれませんね！

東京工業大学　情報理工学院

ホームページ：https://www.titech.ac.jp/about/organization/schools/organization04.html

　情報社会の未来を創造するがコンセプトである情報理工学院。一年生修了後、数理・計算科学系か情報工学系に進学します。それぞれの特徴を簡単にまとめると以下のようになります。
数理・計算科学系：プログラミングと数学が好きな人向き。数学的思考を身につけることが求められている。数学、応用数理、計算機科学、多彩なプログラミングの言語をバランスよく学ぶ。
情報工学系：情報化社会の基盤を作る研究者、技術者を目指す。情報工学基礎、情報工学発展、プログラミングを学ぶ。実習を通して理解を深める。四年目には研究室に入り、指導教師の元で学士特定課題・プロジェクトに取り組む。

　どちらのコースでもプログラミングは学ぶことが出来ます。自分にあったコースを選択するために、自分は何を学びたいのか一年生の間考えられるシステムになっているようですね。大学卒業後は約９０％の人が大学院に進み、より専門的な研究を行います。

私立
　私立大学でおすすめするのは慶應義塾大学と早稲田大学です。早慶それぞれのテクノロジーが学べる学部を紹介します！

慶應義塾大学　環境情報学部（総合政策学部）

ホームページ：https://www.sfc.keio.ac.jp/
　まず、環境情報学部です。ホームページには「地球、自然、生命、人間、社会を理解し、未来社会に貢献する人材を育成。」と紹介されています。いくつかの国立大学を抑えて、情報系の学部のランキングでは上位をいつも取っています。
必修科目にプログラミングを学ぶ授業があったり、テクノロジーにおいての授業が豊富だったり、環境情報学部はテクノロジーを学ぶための学部と言っても過言ではないことがわかります。
　リベラルアーツなので、一つのことではなく、幅広く色んな授業を取ることが出来るのも特徴の一つです。テクノロジーを使って何をしたいのか、他の要素も勉強したいという方は二つのことを学べるのでおすすめです。（例えば、テクノロジー×国際問題など）
環境情報学部から卒業した人の中でほとんどが就職します。サービス業と情報系の仕事に就く人が多いようです。
　なぜ、総合政策学部がかっこでいるかを説明します。理由は、実際入学すると総合政策学部も環境情報学部も大きな違いがなく、同じことをするからです。入り口がちがうだけで、総合政策学部の人もプログラミングを学ぶ授業が必修ですし、テクノロジー系の授業を取ることが出来ます。なので、学生のなかでも総合政策学部に入ったけど、勉強していく内に環境情報学部系のことに興味を持ち始めて、勉強する分野を変更する人もいるようです。もちろんその逆もいます。ですが、テクノロジーを中心に学びたい！という人は絶対に環境情報学部をおすすめします。総合政策学部に寄ったことを中心に学びたいけど、テクノロジーも少しやっとくべきかなと考える方は総合政策学部をおすすめします。自分のやりたい分野がどちらの学部にあっているのか考える必要があります。

早稲田大学　基幹理工学部　ホームページ：https://www.fse.sci.waseda.ac.jp/

　基幹理工学部では学系単位で入試が行われます。選択した学系で一年間勉強し、２年生から各学系から進学出来る学科を選択します。基幹理工学部は三つの学系に分かれています。その中でも情報やIT系を学ぶ事が出来るのは学系Ⅲです。そして、学系Ⅲから進学出来る学科は情報理工学科、情報通信学科、表現工学科です。それぞれの学科について簡単に説明していきます。
情報理工学科のコンセプトは「実際に自分の手で情報システムを構築できる人材を育成」です。情報数学、プログラミング、言語処理系などが学べます。
情報通信学科のコンセプトは「高度な専門能力とともにグローバルな視点からローカルな視点までを俯瞰できる人材の育成」です。プログラミングやコンピューターアーキテクチャ、情報通信ネットワークなどを学ぶ事ができます。
表現工学科のコンセプトは「科学技術と芸術表現の融合」です。インターメディア芸術系、インターメディア工学系、メディアマネージメント系を学ぶことが出来ます。

”テクノロジー”を学べるのはおそらく、この三つの内でも情報理工学科と情報通信学科だと思われます。コンセプトや授業内容を比較して自分のやりたいことにあっている学科を専攻してください！大学卒業後は大学院に進学している人が半分以上占めているようですね。

　いかがだったでしょうか？テクノロジーが学べるオススメの国立と私立大学６つ紹介しました。それぞれ比べてみて自分にあった大学を見つけてください！

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