公認会計士試験は勉強法やスケジューリングさえきちんとすれば、長期間勉強する必要はないし専門学校に多額のお金を払う必要はありません。その必勝法を一部伝授いたします。

【計算科目ノウハウ】
・簿記については仕訳を完璧に覚える
→どんな問題でも、簿記については仕訳の積み上げなので、まずベースをおさえること。
・計算科目はまずテキストの問題をある程度完璧にする。
→いきなり答練などの難しい問題を解いても、基礎ができていないと応用問題に対応できません。
・テキストの問題がある程度できるようになったら、総合問題を何度も解く。
→実際計算科目については、テキストの単発項目だけ勉強してもできるようにはなりません。複合的に問題が構成されているものを何度も解かないと、計算力は身につかないです。
・時間をはかって問題に取り組む。
→時間をはからずに問題を解いていても、計算力は身につきません。本番で正確に早く解答できるようには、練習の段階から意識して解くことが必要

【理論科目ノウハウ】
・テキストを読み込むこと
→一問一答の練習に時間をかける人が多いですが、理論の勉強の中心はテキストを読み込むこと。論文式試験を見据えた場合、一問一答よりもテキストを読み込むことが最短合格する秘訣
・目次を利用すること
→テキストを読み込むことは重要ですが、長時間だらだら読んでも意味なし。そういう時は目次を利用して、その内容を詳しく説明できるかどうかを確かめる。詳しく説明できなければ、その部分の知識がまだたりていないので、そこを中心に読み込む
・理論の答練(短答)は何回もやる必要不要
→同じ問題が出ることはほとんどないので、時間をかけて何回もやる必要は不要。(あくまでもテキストの読み込みが中心)
・理論答練(論文)は定義を暗記する
→論文の採点はほとんどワード採点の場合が多いので、定義やキーワードをまず覚えてないと、いくら文章を長く書いても高得点は獲得できない。定義やキーワードは繰り返し暗記すること。

【勉強スケジューリング】
・半年から9か月で計算科目をある程度まで完璧に仕上る。(財務会計論、管理会計論)
・もう少し時間があればという人が結構いますが、会計士試験は覚えることも膨大で、時間があったら永遠に勉強し続けられます。それゆえ、期間を決めて集中して勉強することが重要。
・多くの専門学校は1.5年から2年コースを標準モデルとしており、会計士試験は十分その期間で合格することが可能。
・スケジューリングするときに、かならずやらないといけないランクの科目を優先してスケジュールを立てること。(Cランクの問題は、時間に余裕がなければスケジュールに組み込む必要なし)
・5月→8月の受験スケジュールの人も必ず租税法は勉強すること
→租税法をやらなかったら最終的に論文試験は受からないので、テキストレベルもしくは基礎答練レベルでいいので毎日問題を解き続けるスケジューリングを

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