三菱商事株式会社

【三菱商事】米国における合成メタン製造の新規案件開発


仕事内容

天然ガスは、世界の一次エネルギー供給の約1/4を担い、化石燃料の中で最もCO₂排出係数が小さいほか、水素の原料にもなることなどから、COP27でも将来のネットゼロ/カーボンニュートラル社会におけるLow Emission Energyとして取り扱われるなどますます重要性が高まっています。

水素・メタネーション事業開発室は、三菱商事の数あるEXの取り組みのうち、天然ガス事業の強みを活かしながらカーボンニュートラルとエネルギー安定供給を両立する現実解となる新たなエネルギーサプライチェーンを築き社会に貢献することを目指し、事業開発を行っています。

個別にCO₂を削減することが難しい(いわゆるHard to abate セクター)都市ガス業界では、天然ガスに代わるカーボンニュートラル燃料として合成メタン(e-methane)※の導入が検討されています(※クリーンな水素と大規模工場などから回収したCO₂を原料に、メタンを人工的に合成するプロセス。メタンは化石燃料由来の天然ガスの9割以上を占める主成分)。

水素・メタネーション事業開発室は3大都市ガス会社(東京ガス・大阪ガス・東邦ガス)と共同で、2030年の日本への合成メタン導入開始に向けて、米国テキサス・ルイジアナ州での合成メタン製造と日本への輸入のサプライチェーンを構築し、2025年の最終投資決定を目指して本格化する案件開発作業の実質的なプロジェクトのリーダーを務めています。合成メタンの製造規模・国際輸送ともに世界初となります(想定事業規模:数千億円)。

今後、2024年度のFEED(詳細設計)入りを目指し、2023年度より米国側の規制当局・サプライヤー・コントラクターなどとの折衝が本格化する見通しであり、新規案件開発の熱意を持つ人材を広く募集しています。

※初期配属は次世代エネルギー部門ですが、中長期的なキャリアパスは募集グループである天然ガスグループでのローテーションが基本となります。

4社が推進する米国での合成メタン製造・輸出案件では現在、原材料調達、ビジネスモデル作りやJoint Venture組成などの商務、合成メタン利用の制度設計、メタン合成技術とコントラクター選定管理、といった重要テーマごとに、担当者が共同で作業にあたるWorking Group(WG)が存在します。

ご入社後は特定(または複数)のWGに参加し、都市ガス3社とはもとより、社外関係者(公官庁、規制当局、専門機関(コンサルなども含む)、現地サプライヤー(ベンダーも含む)、コントラクター(エンジニアリング会社も含む)など)との意見調整・工程作成・交渉・契約文書策定などを、実質そのWGのリードないしそれに近い立場で遂行します。

具体的には、まずは本店でカーボンニュートラルの政策・技術などの動向を理解いただきながら、本募集案件での業務基礎知識、課題やパートナーとの関係などについて集中的かつ習熟いただきます。その後は進捗を踏まえて、米国への出張・赴任を通じた、現地でのプロジェクト推進を担っていただきます。


応募資格(必須経験など)

海外パートナーとの交渉、英語文書の読解ができるレベルの英語力
脱炭素社会への移行に向けた取り組みに従事する熱意と、WGでの議論を牽引し取り纏めるリーダーシップ


給与
当社規定による

業界
商社・メーカー

申込期限

注意事項

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