東大合格ノウハウ!1
【地方の中高生 必見!】地方から東大に合格するには?(前編)

地方にお住いの方々で、首都圏の大学に進学したいとお考えの方は多いのではないでしょうか。誤った情報や先入観に惑わされないでください。東大に入るための正しい情報を、元都内有名塾の講師が徹底提供!

地方から東大に合格するには

大学受験に関する記事は山ほどありますが、その中でも特に地方の高校生の方向けの記事をいくつか探し読んだところ、以下のような内容が見受けられました。

・予備校に通うべき。首都圏の、小学校から塾に通ってガチガチの勉強をしている人間に普通にやって勝てるわけがない。
・教育費が違うのだから不利なのは当たり前
・中高一貫校は6年制のカリキュラムを組んでいるのだからその分有利だ
・地方の学校はトップ校でもメインターゲットが地方旧帝大だから東大に行きづらい

確かに首都圏の高校生よりも不利なのは事実かと思います。ただ東大に合格できるか、できないかで言ったら話は別です。

・幼い頃からガリガリ勉強している人に勝つ必要はない
・塾に通っている生徒みんなが正しい学習をしているわけではない
・独学で東大に受かる生徒は少なくない

以上を踏まえて、東大に入る人達がどういう人達か詳しく述べて参ります。

地方からどのくらい東大に合格するか

最初にデータとして地方の東大合格者がどのくらいいるのか見てみましょう。

東大には毎年3,000人以上が入学しています。
2015年の東大合格者数ランキングを見ると

1位:開成185名
2位:筑駒107名
3位:灘 92名
(省略)
10位:学芸大附54名。

上位10校の合計数が約850人。灘を除く9校は全て関東圏であり、圧倒的に関東が有利に見えます。

では関東圏を除く地方からどれくらい東大に合格するかご存知でしょうか。

合計 約1,400名です。

近年は若干、地方の東大離れが進みつつありますが、それでも東大合格者のうち、半分近くは地方の方々なのです。つまり東大生の2人に1人は都心以外の出身ということになります。
そう聞くと、都心でなければ無理!というわけではないと思いませんか?

もしあなたが県内トップ3に入るような高校にいるならば、東大合格者を毎年、数名から多いところは十数名輩出しているのではないでしょうか。そして早慶であれば多ければ数十名かと思います。これは都内の私大中堅校(偏差値60以上)とそれほど変わらない数字と言えます。つまり実績的に、首都圏は最上位が飛び抜けているものの、その下は地方上位高と大差ありません。そして、言うまでもなく都心最上位の人達と争う必要はどこにもありません。

首都圏の学生の勉強とは

首都圏の学生がどう違うのか、気になるところではあるかと思いますが
「都心の学生は優秀な学校で特別な勉強をしている」
と考えている方がいらっしゃったら、それは大きな間違いです。基本的に教科書は、日本の学校教育基準である学習指導要綱に適した内容になっており、文科省の認可を必要としています。従って授業内容がそこから逸脱することはありません。また教え方が特別うまいかというと、結局”教師による”としか言いようがありません。むしろ地方出身の学生さんの方が「学校の先生が熱心に教えてくれたからうまくいった」と聞く事は少なくありません。
ただ知っておいて頂きたいのは以下です。

1.上位進学校や中高一貫校は、学習内容に大差はなくても先取りをしている
2.殆どの子は塾に通っている。近場に塾がある

つまり、早い段階で基礎を終わらせ、残った時間で難関問題をガンガン解いています。ただその点は、都心も地方も変わりはないでしょう。問題は、地方の場合、近くに塾がないケースは少なくないことでしょう。昨今はネット教育が普及し、東進の映像授業や受験サプリを筆頭に自宅にいながら授業を受けられるようになりましたが、それでも自習室の利用や、受験情報の取得といった点で、差が生まれるのは事実です。

何故、開成は圧倒的に強いのか

開成をはじめとした、東大合格者数ランキングの上位校は何故圧倒的に強いのか。勿論先に述べた「先取り」をはじめ、優秀な先生がいることは勿論なのですが、何よりも大きな決定的要因があります。それは

「誰もが東大を目指す風潮(雰囲気)がある」

ということです。
この点で他を圧倒しています。

一般の学校で、成績が特に良いとは言えないような子が
「どこの大学を目指す?」
と聞かれて
「東大を目指す」
と答えたとすると、驚かれるか、激励されるか、バカにされるか分かりませんが、いずれにしても「無理だろうなぁ」という感想を、尋ねる側は持つことでしょう。そして答える側もそれを見越して誤魔化したり、あるいは別の答えを言ったりするケースは多いです。
ですが一部の上位進学校では違います。むしろ東大を目指して当たり前とすら言えます。そして成績の悪い先輩が、それほどできないのに東大に合格する姿を見ています。従って成績の良い人から悪い人まで、分け隔てなく、東大を目指す雰囲気があります。
高校生にもなれば、自分でどうしたいのか、進路を決める意志が明確にあると思いますが、それでも周りの環境には大いに影響されることでしょう。
特に日本人は周りの人の影響を強く受ける人種とよく言われます。自分だけ違う道を進むことには非常に勇気がいります。
「東大を目指す力がある」生徒の数は重要ではありません。「東大を目指す生徒が多い」のが最大の強みなのです。
この環境の差ばかりは、簡単には覆りません。
ただ、東大は雲の上の存在じゃない、私でも目指せるんだという意識は持って頂きたいです。

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