【外銀全落ちからの逆転脳科学】なぜ東大院生は落ちたのか?ゴールドマン・サックスの心を動かす志望動機とは?

Emi Sakashita
α事務局
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【外銀全落ちからの逆転脳科学】なぜ東大院生は落ちたのか?ゴールドマン・サックスの心を動かす志望動機とは?

テクニカルも英語の録画面接も当然やる。それでも落ちる人は「土台」である志望動機やESが企業に寄せる脳で書かれています

結論から言います。

ゴールドマン・サックスのIBDに受かる人は、全部やっています。
財務3表と企業価値評価のテクニカル、英語の録画面接、ケース面接、どこに何をどの順番で出すかの戦略。アルファでも全部やります。

ただ、全部やっても落ちる人がいます。
土台の志望動機と仕事の理解が、「会社に合いそうな言葉」で書かれている人です。

私はこの状態を「寄せる脳」と呼んでいます。
東京大学、早稲田、慶應の、本当に優秀な人ほどこの脳が強い。正解を当てることで勝ってきた人だからです。
寄せる脳で書いた土台の上にテクニカルを積んでも、面接官には「頭がいいのは分かるが、取り切れない」で終わります。

先日、アルファ代表のTJと一緒に、28卒の東大院生のキックオフ面談をしました。
その30分で、本人の志望動機はゼロから書き直しになりました。本人の言葉を借りれば「一撃でした」とのこと。

何が起きたのか?

Before:スペックは一流、なのに録画面接で全滅

東京大学大学院の修士1年。研究は機械学習を使った金融データの解析。数字に強く、話せば誠実で、嘘をつかないタイプです。

結果はこうでした。

・サマーインターンで通った証券会社は、外資系の1社だけ
・外資系投資銀行(ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーなど)は、英語の設問を含む録画面接の段階でほぼ全滅
・日系証券も、1次面接・書類落ち

本人の自己診断は「金融の知識が他の学生より劣っているから」「留学経験がなく、英語の設問で言葉に詰まるから」とのことでした。
だから本人は、テクニカルと英語を足せば通ると思っていました。

志望動機はこうです。

「貴社は投資銀行の中でもウェルスマネジメントが極めて発展しており、富裕層の顧客基盤があるからこそ、多様な金融商品のニーズがある。説明会で伺い、大変感銘を受けました。研究で培った数理的素養と旺盛な知的好奇心、部活で培ったリーダーシップと協調性を発揮し、貢献したいと考えています」

TJの第一声は、こうでした。

「俺でも2秒で落とす」

落ちていた理由は3つ。テクニカルの前に、土台が崩れていた

TJは最初の10分で3つを言い切りました。

1 仕事の理解がごちゃ混ぜ
志望はグローバルマーケッツの商品組成。野村證券とみずほ証券にはクオンツ志望で出し、研究はアクチュアリー寄り、志望動機にはウェルスマネジメント。
ストラクチャリング、クオンツ、富裕層向け、法人向けの役割が混ざっていて、読む側には「結局この人は何をしたいのか」が分かりません。
現場を知るMDから見れば、「ディールの実態を分かっていない」と一発で見抜かれる状態です。

2 「なぜあなたなのか」が一行もない
志望動機にあるのは「会社がすごい理由」だけ。説明会で聞いた社員の言葉のコピーです。
本人があとで言った言葉が、すべてを説明しています。

「その会社に合うような言葉ばかり探していました」

TJはもう一つ聞きました。「物を売ったことある?」「ないです」自分を売る前に、何かを売った経験がない。だから「売る」ではなく「合わせる」になっていました。
人がお金を出してまで求めているもの(=採用も同じ)は何か?その視点が決定的に抜けているのです。

3 だから自信なさそうに聞こえる
中身が借り物なので、話すときに「これで合っているか」が声と目線に出ます。
録画面接で全滅した本当の理由はここです。英語の前に、迷いの映像を各社に送り続けていました。

寄せる脳が起動すると、何が起きるか

落ちるかもしれない、という恐怖を感じたとき、脳は「安全な言葉」を選びに行きます。
評価される場面では、不安を感じる扁桃体が先に働き、言葉を組み立てる前頭前野の容量が削られます。
残った容量で出てくるのが、社員の言葉のコピーです。

鍵をかけたか不安で何度も玄関に戻る人と同じです。「これで合っているか」の確認に脳を使ってしまい、肝心の中身が薄くなります。

ずれは、数秒で見抜かれる

借り物の言葉を話すとき、言っていることと思っていることがずれます。ずれは、声の高さ、間、目線に出ます。

ハーバード大学の研究では、音を消した10秒以下の映像だけで、その教師が学期末にどう評価されるかを当てられました。人は数秒の非言語で相手を判断します。心理学で「薄切り判断」と呼ばれる現象です。

面接官の脳も同じことをしています。
TJの「2秒で落とす」は感覚ではなく、面接官の脳が実際にやっていることです。
英語の録画面接の練習をいくら積んでも、土台がずれたままなら、ずれた映像が英語で送られるだけです。

なぜ、自分では見つけられないのか

彼には、売れる材料がありました。

・高校のサッカー部で、最後の1年はキャプテンとして60人をまとめ、弱いチームを都大会まで連れていった
・大学ではスポーツ系サークルの幹事長として、150人の合宿とイベントを1年間回した

本人はこれを「就活とは関係ない」と思い、履歴書の最後に一行だけ書いていました。

毎日やったことは、脳に「価値」として登録されない

脳は、毎日あるものを特別なものとして記録しません(馴化といいます)。
3年続けたことほど、本人には「普通のこと」になる。
だから自分の一番太い武器ほど、自分で捨ててしまいます。

自分をスペックで測る脳

もう一つあります。彼は自分の価値を「数字に強い」という一点で測っていました。
機能としての価値です。
人を動かす、続ける、場を作る、という人間としての価値が、自分の中に入っていなかった。

だから志望動機に書けるのが「数理的素養」しかなく、どこにでもいる理系院生になっていました。
ゴールドマン・サックスにとって数理は前提条件です。差がつく場所ではありません。

TJが30分でやったこと

TJがやったのは添削ではありません。3つを同時にやりました。

1 「なぜ」を、本人が答えられなくなる先まで掘った

なぜその研究を選んだのか。なぜキャプテンを引き受けたのか。なぜサークルの幹事長をやり切ったのか。小中高はどんな子だったのか。

出てきた答えは、全部つながっていました。
「一人で何かをするより、みんなで一つのものを組み上げるのが好き」
「研究テーマも、人や会社に手触りのあるものを選んだ」

2 仕事の中身を、現場の言葉で教えた

ストラクチャリングとクオンツは何が違うのか。IBDとマーケッツで一日は何が違うのか。
ソフトバンクの外貨建て社債のような案件では、何百億・何千億の資金調達の裏で、この会社は大丈夫かというリスクの計算、投資家の欲望、法人の事情、チームの徹夜の連携が全部渦巻いている。
数字の人間が一番面白い場所はどこか。それを、ゴールドマン・サックスのIBDで実際にやってきた人間の言葉で説明しました。
仕事の理解がない志望動機は、どれだけ上手に書いても空回りします。

3 その場で、志望動機を組み直した

After:ゴールドマン・サックスのMDが「俺が取りたい」と言う志望動機

これは個別指導にて!

本人の反応です。

「一撃でした」
「もうマーケッツに限らず、ですね」
「自信に溢れた文章が、どんどん出てきそうな気がします」
「本当にゼロから書き直しです」

「一撃」の正体

これは理解ではなく、心理学で「自己一致」と呼ぶ状態です。
言っている言葉と本心が、初めて一致した。
一致すると脳の報酬系が動き、迷いが消え、声が変わります。

自信は、作るものではありません。
言葉と本心が一致した瞬間に、勝手に出る副産物です。
添削では一致は起きません。決める側の目で掘ったときだけ、起きます。

同時に直した戦略

・グローバルマーケッツ一本だったものを、IBDも同時に出す
・最初から一社に寄せない。金融はウォーターフォールなので、ゴールドマン・サックスを頂点にした王道を本命にする
・英語の録画面接は練習する。そのうえで、面接で聞かれたら「入ってから2年、シンガポールか香港に送ってください」と言えばいい

勝つ人は、全部やっている。順番が違うだけ

ここまで読んで「結局、自己分析の話でしょう」と思った人は、まだ寄せる脳の中にいます。

ゴールドマン・サックスのIBDの選考で見られるものは、はっきりしています。

・土台:自分が何者で、なぜこの仕事か
・仕事の理解:IBD、マーケッツ、ストラクチャリングの違いと、ディールの実態
・テクニカル:財務3表、企業価値評価、確率と統計
・英語:録画面接の英語設問で詰まらないこと
・ケース:戦略コンサルを併願するなら、ケース面接
・戦略:どこに、何を、どの順番で出すか

全部必要です。アルファでも全部やります。
ただ順番があります。土台と仕事の理解が先。その上にテクニカルと英語を積む。
逆にすると、「頭がいいのは分かるが、取り切れない」で終わります。TJの言葉です。

最終的に決めるのは、40〜50代のMD

外資系投資銀行で合否を決めるのは、1年目の若手ではなく、40〜50代のMD(マネージング・ディレクター)です。
決め方は一つ。「こいつは俺が取りたい」と、誰か一人が握るかどうか。
点数の積み上げで決まる一般受験ではなく、人が人を選ぶ総合型選抜です。

「会社に合わせた言葉」は、MDには届きません。毎日その言葉を聞いているからです。
届くのは、「この人間は何者で、何をしに来たのか」が一言で言えて、仕事の中身を分かっていて、数字で詰められても崩れない人です。

ただし、一度直しても「戻る」

ここが一番大事な話です。

人は緊張すると、脳の中で太い方の回路に戻ります。
長年「正解を当てて褒められる」で生きてきた人は、本番の録画面接や最終面接で、寄せる脳が復活します。
30分でゼロから書き直した人でも、面接の前日に「やっぱり無難な言い方にしておこう」と戻してしまう。

だから、勝つ人は2本で鍛えています。

1本目は、決める側の目で「自分が何者か」と「仕事の理解」を組み立て、その上にテクニカル・英語・ケースを積むこと。
2本目は、本番の圧力の中でも寄せる脳に戻らない回路を、日々の行動で太くすること。

アルファには、この2本があります。

アルファのサポート

1 TJのαクラス個別指導(外銀・MBB・総合商社 圧勝内定コース)

商社からシカゴBooth MBA、ゴールドマン・サックスIBDを経て起業18年。採用する側も経験したTJが、自己分析、志望動機、ES、仕事の理解、録画面接、面接、出す順番の戦略まで、チャットで相談し放題で見ます。
金融テクニカル、ケース面接対策、オンラインの模擬面接はオプションで、志望業界に合わせてみなさん組み合わせています。
内定者メンターにはできない、「決める側」の目です。

まず2週間で体験したい人には、TJ担当の短期コースがあります。
中身は本コースと同じです。期間内に申し込めば、差額で本コースに移行できます。

2 脳改革プログラム(ブレインメンタルラボ)

私、坂下が直接見ます。
寄せる脳が動く瞬間を自分で捉え、言葉と本心を一致させる回路を90日で作ります。
日々の記録とチャットコーチング、24時間のAIサポートで、本番の圧力の中でも戻らない脳にします。

現在就活シーズンでもあり、1ヶ月〜体験可能!3ヶ月パッケージも割引あり!

就活の中身をTJが組み、戻らない脳を私が作る。
両方で来る人が、一番強いです。

「でも」に答えます

締切が近すぎる
今回の院生は、締切の前日に30分で土台を組み直しました。遅い人ほど、やることが絞られるので早いです。

自己分析は自分でやった
自分の一番太い武器は、馴化で自分には見えません。決める側の目が要ります。

英語が不安
英語の録画面接は練習します。ただ、英語ができても中身が借り物なら落ちます。中身が先、英語はその上に積みます。

テクニカルを固めれば通る
テクニカルは前提条件です。土台がないと「頭がいいのは分かるが取り切れない」で終わります。

内定者メンターで十分
内定者は、決める側を知りません。合否を決めるのは40〜50代のMDです。

アルファの圧勝実績

18年以上、累計8万名以上を支援

就職・キャリア 内定先:ゴールドマン・サックス/モルガン・スタンレー/JPモルガン/マッキンゼー/BCG/ベイン/三菱商事/三井物産/伊藤忠商事/P&G/Google/ミレニアム/ピンポイント ほか外資系金融・コンサル・総合商社

MBA・大学院 合格実績:ハーバード/スタンフォード/ウォートン/シカゴBooth/コロンビア/MIT/INSEAD/LBS

海外大学 合格実績:ハーバード/スタンフォード/プリンストン/イェール/コロンビア/オックスフォード/ケンブリッジ ほか

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あなたの志望動機に「会社がすごい理由」しか書いていないなら、それは寄せる脳が書いた文章です。
その上にテクニカルと英語を積んでも、録画面接で消えます。

アルファは、グローバルリーダーになりたい人を応援し、トップキャリアに導く場所です。
無料相談チャットに「就活」「脳改革」と書いて送ってください。

坂下絵美(Emi Sakashita)
女子学院→東京大学薬学部→同大学院薬学系研究科 薬科学専攻 修士課程修了(薬品作用学教室・海馬の神経回路研究、査読論文共著)→コロンビア大学教育大学院にて臨床心理学を研究。アルファ・アドバイザーズCOO(2020年〜)。アルファは18年間で累計8万名以上をサポート。脳の仕組みから、キャリアと就活の「変わらない」を変える。

2026/10/15 16:20:06
Emi Sakashita
α事務局

著者プロフィール

アルファ代表TJプロフィール
TJ:住友商事株式会社(主計部にて本社及び関係会社800社超の予算・決算・業績管理、IR業務に従事。米国住友商事(NY)における研修生として選抜(最年少)住友商事出資の米国電炉事業会社再生等に従事。プロジェクト・ファイナンス部にて、開発途上国におけるインフラストラクチャー・プロジェクト向け大型ファイナンス組成やジュピターテレコム向けファイナンス組成等に従事。欧米MBAプログラム派遣生に選抜)シカゴ大学ビジネススクール(MBA) 留学(ファイナンス、アントレプレナーシップ、オーガニゼーション・マネジメントを専攻)。シカゴ大学日本人会(The University of Chicago Japanese Association)ファウンダー。シカゴ大学ビジネススクール初の「JAPAN TRIP」企画・実行(その後毎年恒例となる)。ゴールドマン・サックス証券株式会社 投資銀行部門 勤務(メディア、消費財等分野における数々のM&Aアドバイザリー、資金調達(IPO含む)サポートに従事。プライベートエクイティ投資及び事業再生サポート業務に従事。)経済同友会 第四回起業塾 塾生(応募200名以上の中から、6名の塾生の一人に選抜。ハーバード、スタンフォード等欧米アジアトップMBA、大学院、大学、ボーディングスクール合格者多数輩出。三菱商事、マッキンゼー、ゴールドマン・サックス、ブラックロック、Google、BIG4コンサル/FAS、電通、トヨタ、三菱UFJ銀行、野村證券などトップ企業内定等の指導実績多数。TOEFL、GMAT、IELTS、GREの個別指導も徹底的にやりきる指導に定評あり。ゴールを設計し、ゴールを達成させるために比類ないクオリテイを求めることで高い評価を得ている。TJをアドバイザーにつけたいという依頼が殺到している。

坂下絵美(Emi Sakashita)
女子学院卒業後、東京大学に現役進学、東京大学薬学部・東京大学大学院薬学系研究科にて、脳機能・記憶・うつ等(海馬)の研究に従事。卒業後は製薬系企業での抗うつ薬等中枢神経系の新薬開発に従事。コロンビア大学大学院(臨床心理学専攻)にて認知行動療法や発達心理学等、うつや引きこもりに関する研究に従事。アルファ・アドバイザーズCOO、また脳科学、臨床心理学に基づくオンラインサポート「メンタルラボ」代表も務める。
幼少期には公文式で4学年先以上、小学校入学前に小学校4年までの算数をマスター、中学受験でも最高効率の勉強方法により最小の勉強時間(受験前日までテレビ鑑賞を満喫)で女子学院に合格、大学時代も塾講師、家庭教師として30名以上の生徒を御三家合格に導く指導力を持つ。東京大学で研究した脳機能・記憶のメカニズムをベースに、製薬企業では抗うつ薬の開発に携わり、さらにコロンビア大学大学院で臨床心理学を学び、認知行動療法や発達心理学の知見を深めている。脳科学と心理学の知見を活かし、一人ひとりの学習スタイルに合わせたパーソナライズされたプログラムを提供。まさにあなたの知能と思考、可能性を最大化する「学びのパートナー。」「最速で最高の結果を出す効率的な学び方」についてアルファ受講生から高い評価を得ている。

2026/10/15 16:20:22

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