インターか国際高校か？選ぶときのポイントは？

こんにちは、アルファアドバイザーズ代表のTJです！

「子どもにグローバルな教育を受けさせたいけれど、インターナショナルスクールか国際高校か、どちらが良いのか分からない…」

最近、アルファではこうしたご相談が急増しています。受験ばかりして東大早慶に受かっても、英語が話せなければ外資や商社に入れない時代において、多くの家庭がグローバルな教育環境を求めており、その中で進路として候補に上がるのがインターナショナルスクールと国際高校です。
しかし「インターナショナルスクール」と「国際高校」ではその内容や目指す方向性が異なり、どちらが自分の子どもに適しているか迷われる親御さんが非常に多いです。この選択には「どんな将来を子どもに望むか」「現在の英語力・日本語力の状況」「家庭の予算やサポート体制」といった多くの要素を考える必要があります。今日はその点について、詳しく解説していきます！

アルファアドバイザーズでは、これまで年間100〜200名以上のお子様の教育サポートを行い、ハーバード、スタンフォード、MIT、コロンビア、オックスフォード、ケンブリッジ、東京大学、早慶など、世界のトップ校への進学実績を数多く積み重ねています。

特に未就学児〜高校生を対象としたAlpha Genius Program（アルファ・ジーニアス・プログラム）では、英語力の向上だけでなく、日本語力の維持・強化、リーダーシップや非認知スキルの育成、そして世界で通用する課外活動の構築まで、一人ひとりに最適化された個別サポートを行っています。お子様の教育選択に悩んでいる保護者の皆さん、ぜひアルファの無料個別相談をご活用ください。プロの視点から、あなたのお子様に最適な教育環境を一緒に考え、最良の未来を実現しましょう！

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【1. インターナショナルスクール（インター）の特徴】

インターナショナルスクールは、その名の通りグローバルな教育環境を提供する学校です。採用されるカリキュラムとして代表的なものは、国際バカロレア（IB）、英国式のA-level、米国式カリキュラムなどがあります。授業は基本的に英語で行われ、世界標準に準拠した教育を提供しているため、卒業後は世界中の大学への進学に非常に有利です。

主なインターナショナルスクールには、アメリカンスクール・イン・ジャパン（ASIJ）、ブリティッシュスクール・イン・トウキョウ（BST）、セントメリーズインターナショナルスクール、東京インターナショナルスクール（TIS）などがあります。

しかし、その分学費も比較的高額であり、年間200〜400万円程度が必要になります。また、日本語による教育機会が限られているため、子どもが日本語力を維持するには家庭や外部の塾などで追加的なサポートを行う必要が生じます。

【2. 国際高校の特徴】

国際高校は日本の教育課程を基本に、英語教育や国際交流活動などを取り入れた学校です。主に日本語での授業が行われ、日本の高校卒業資格を取得できるため、国内の大学進学を考えている生徒に適しています。

主な国際高校には、渋谷教育学園幕張、広尾学園、玉川学園などがあります。英語を使った授業や交流機会は提供されますが、インターナショナルスクールほどの徹底した英語環境ではありません。それでも一定の英語力を身につけることは可能です。学費は公立校の場合、年間10〜50万円程度、私立校でも年間100〜200万円程度とインターよりも手頃な設定です。
さらに、日本の伝統的な学校文化や行事が多く取り入れられているため、日本国内での生活や文化に馴染みやすい環境が整っています。英語力を身につけつつ、日本人としてのアイデンティティも確立することが可能です。

【3. 比較する際のポイント】

以上のような特徴がありますが、進路選択の際にポイントとなるのはどのような部分なのでしょうか？インターナショナルスクールと国際高校のどちらを選ぶか迷ったときには、以下の点を重点的に吟味し、総合的に判断していくことが重要です。

① 進学先（海外 vs 国内）

子どもが将来的にどこで学びたいのかを考えることが重要です。海外大学への進学を強く希望している場合、インターナショナルスクールの方が実績も多く、サポートも充実していることが多いです。一方で、日本国内の大学を主に考えており、受験勉強の対策もしたい場合は、国際高校の方が手厚いサポートを受けられる可能性があります。
ただし両者ともに海外大学、受験対策を行うことは可能ですので、国際高校に行ったからといって海外大学に行けなかったり、インターナショナルスクールだから受験に弱いわけではありません。（むしろ広尾学園などの国際高校から海外大学の進学実績は年々増加傾向です）

② 言語能力

英語をメインで身につけさせたいのか、日本語を基盤に英語を強化したいのかによって選択肢が変わります。英語を徹底して学ばせたい場合はインターナショナルスクール、日本語力を維持しつつ英語を伸ばしたい場合は国際高校が望ましいです。

③ 予算と家庭の事情

教育にかけられる予算も重要なポイントです。インターナショナルスクールは高額なため、長期的な学費負担を検討する必要があります。予算的に余裕が限られている場合は、公立の国際高校や手頃な私立の国際高校を検討するのが現実的です。

④ 学校の特徴・カルチャー

子どもがどのような環境で学ぶのが適しているかも考慮しましょう。多国籍でグローバルな環境に触れさせたいならインターが適していますが、日本的な文化や学校行事なども経験させたい場合は国際高校の方が適しています。
例えば海外大学を目指す場合、テストだけではなく課外活動も重要な評価ポイントになっており、インターナショナルスクールの場合はそのような課外活動も学校を上げて積極的に行うような文化があります。

⑤ 長期的なキャリアゴール

「中学生の子供にキャリアゴールを決めさせるのは早いのでは？」と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ欧米では早い段階でキャリアゴールを見据えて、戦略的に進路を決めることは一般的であり、何も考えずに受験ルートに乗ることの方が危険と言えます。
例えば海外で働くことやグローバル企業を目指す場合はインターナショナルスクールなどで、早めにグローバルな環境を提供してあげることが最適ですし、もっと勉強や学業も頑張って欲しいと思う場合は国際高校で英語などもキャッチアップしつつ、しっかり勉強させることができます。

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【4. インターナショナルスクールに向いている人の特徴】

インターナショナルスクールが向いている生徒や家庭の特徴は次の通りです。

・将来的にネイティブレベルの英語力を身につけたい生徒。
・ハーバード、スタンフォード、オックスフォード、ケンブリッジ、MITなど、海外の名門大学への進学を明確に目指している家庭。
・国内の大学に進学する場合は、AO入試や推薦入試を主に考えている。
・家庭内でもグローバルな価値観を大切にしており、多様な国籍・文化の環境で学ばせたいと考えている家庭。
・高額な学費（年間200〜400万円）を負担できる、もしくは奨学金を獲得できる見込みがある家庭。

インターナショナルスクールを選ぶことで、子どもはグローバルな視野を養い、世界中の大学やグローバルなキャリアへの道が開かれます。英語ベースで授業が行われるため、英語力もネイティブ並みに高めることができます。

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【5. 国際高校に向いている人の特徴】

国際高校が適している生徒や家庭の特徴は以下の通りです。

・海外大学だけではなく、東京大学、京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学など、日本国内の名門大学進学も見据えている人。
・受験勉強もやりたい人。
・英語力に不安があり、日本語を基盤にしながら徐々に英語を伸ばしたいと考えている生徒。
・学費をできるだけ抑えつつも、一定の英語力やグローバルな視野を子どもに身につけさせたい家庭。
・日本の学校文化、部活動、行事といった伝統的な高校生活を大切にし、国内での生活への適応力を高めたいと考えている家庭。

国際高校は日本の高校のグローバル専攻、というイメージですので教育水準やカリキュラムは日本ベースです。したがって受験勉強の対策もしっかり行うことができますし、受験で国内の大学進学を目指しつつ海外大学進学を視野に入れたい人、日本の高いレベルの教育を受けさせたい人などにオススメです。
誤解のないように説明を付け加えておくと、国際高校だからといって海外大学に進学できないということはありません。実際に渋幕、渋渋、広尾学園は毎年アイビーリーグやオックスブリッジに大量に合格者を輩出しています。

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【まとめ・結論】

インターナショナルスクールと国際高校はそれぞれに特色があり、また学校によってもカルチャーや授業内容、先生の質が異なります。一概に判断するのではなく、お子様本人の興味や関心、目指す進路、先生や学校との相性、そして家庭の経済状況など、多くの要素によって適した選択肢が異なります。

このような複数の要素から、きちんと情報収集し、お子様にあった学校を選んでいくことは非常に難しく、時間もかかる作業です。ただ、妥協できることでもありません。だからこそアルファのようなプロに頼っていただけると、進路でミスをしなくなります。

アルファはインターナショナルスクールと国際高校の違いはもちろん、受験対策、カリキュラム構成、学校の雰囲気、英語、卒業後の進路（海外大学／国内大学）、さらに就活まで見据えて戦略を立てることから始めます。
単に名門校に受からせるという短期的なゴールではなく、卒業後の大学進学、さらには就活から逆算し、本当にお子様にとってベストな選択肢はなんなのかを吟味し、アドバイスさせていただきますので、「進路選び失敗したくない」「子供のためにベストな学校を教えて欲しい」「とはいえ費用面も心配だから、ざっくばらんに相談したい」という方はぜひご相談ください！具体的な学校の情報収集や卒業後の進路についても細かく調査し、家族全員が納得できる選択を目指しましょう。

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