受験塾が子供に与える3つの悪影響-大量プリント、過剰なテスト、受験信仰の末路とは?

Emi Sakashita
α事務局

受験塾が子供に与える3つの悪影響-大量プリント、過剰なテスト、受験信仰の末路とは?

皆さん、こんにちは。アルファ・アカデミーCEOの坂下えみです。

私はこれまで、中学受験から東京大学薬学部、そして海外大学院(コロンビア大学教育大学院)へ進んだ自身の経験を活かし、延べ8000人を超える社会人や受験生の皆さんの相談に乗ってきました。
本日は、サピックスや日能研、四谷大塚などの有名塾をはじめとする多くの受験塾で横行しがちな「大量プリント」「過剰なテスト」「行き過ぎた受験信仰」が子供にもたらす3つの悪影響を、脳科学と心理学の視点からお伝えします。私自身、女子学院から東大を経てコロンビア大学教育大学院で学んだからこそ感じる、日本の受験教育が抱える本質的な問題を掘り下げていきます。

1. 大量プリント:勉強嫌いへの第一歩

“プリント地獄”に陥る子どもたち
多くの受験塾では、毎週何十枚~百枚単位のプリントが配布され、「とにかく解いて消化しろ!」という指導が当たり前になっています。
・「夜11時までやっても終わらないプリントの山に、子どもが疲れ切っている」このような投稿はみなさんもSNSやテレビでも目にしたことがあるのではないでしょうか。あるいはいまご自身がまさに頭を抱えているかもしれません…
・子ども自身からも「解くのがしんどい」「もう算数が嫌いになった」という声が上がっており、家庭でも深刻なストレス、というご相談も多いです。

脳科学の視点:海馬へのストレス
私は東大薬学部在学中、海馬(記憶を司る重要な脳部位)の研究に携わりました。詳しくは歯状回という場所での神経新生や神経発達で、特に外部刺激により脳がどう変化するか、それは防ぐことができるのか?等々日々研究していました。あまりマニアックな話はしませんが、とにかく子ども時代にどのようなインプット、声かっけ、環境に置かれて育つかは、脳レベルで影響を与えます。過度な反復演習やストレスは海馬の神経新生を阻害し、長期的な学習意欲を下げる可能性があることが指摘されています。

ストレスホルモン(コルチゾール)が増える → 記憶力や集中力の低下 → 「勉強=苦痛」という負のイメージが刻み込まれてしまのです
結果:勉強そのものを嫌悪する
・大量プリントによる“消化ゲーム”が続くと、「早く終わらせたい」「やらなきゃいけない」という外発的モチベーションだけが先行し、本来の学習の楽しさや探究心は失われがちになります。
・「勉強って楽しい!」と感じる機会を奪われ、学ぶ喜びを知らないまま大人になってしまう危険性が高いのです。
・ 本来勉強は受験のためにするもの、ではなく大人になって選択肢を増やしてくれたり、興味追求を楽しめる土台
・それにしては、あまりにも勉強嫌いな子供が多いなと感じます
・(ちなみに私は友達と塾直前までぎりっぎりまで遊びまくっており、塾でも先生とのコミュニケーションが楽しく、放課後の公園遊び、漫画を友だちと読みふける?!ことも、塾でわーわーいいながら勉強することも大好きでした。みなさんのお子さんもそうなれます)

量より質、そしてAI活用で解決!
・子ども一人ひとりの理解度に合わせ、最適な問題数を出題する学習プログラムが有効
・ちなみにアルファでご利用いただいている「アルファジーニアス(AlphaGenius)」は、そうしたパーソナライズ学習を実現し、子どもの負担を大幅に軽減します。

2. 過剰な定期テスト:偏差値至上主義の罠

「点数」=「自分の価値」になってしまう
受験塾での頻繁な模試やクラス分けテストは、子どもを偏差値でランク付けします。
・「今回のテスト、偏差値55で落ち込んでる…」
・「もう塾に行きたくない、偏差値が低いと自分がダメ人間みたい」
こうした声は、私どもの元にも数多く寄せられています。

心理学の視点:固定マインドセットの恐怖
・点数や偏差値で評価され続けると子どもは「自分はこれ以上成長しない」「失敗=能力がない証拠」と感じる“固定マインドセット”に陥りやすいとされています。
・挑戦を避ける
・人との比較ばかり気にする
・自己肯定感がどんどん下がる
結果として、大人になってからも「偏差値思考」が抜けず、創造性やコミュニケーション能力を伸ばせないケースが多いのです。
みなさんの周りでも、(あるいはご自身でも)東大など学歴は凄いのに、あまり自身がない、比較ばかりしている、、、方もいるのではないでしょうか。アルファでは就活サポートもしていますが、東大生でもこのタイプの方も少なく有りません。大学生になっても、社会人になっても、です。

解決策:非認知能力を評価する仕組み
・Grit(やり抜く力)、共感力、チームワークなどを評価するシステムを導入
・ 一方通行のテストではなく、プロジェクト学習やプレゼン演習などで多面的に子どもを見つめることが大切
・ 塾選びの際も「偏差値以外の評価・育成に力を入れているか?」を必ず確認するべきです

3. 行き過ぎた受験信仰:人間性の歪み

「合格さえすれば幸せ?」という幻想
・多くの塾は「難関校合格」「トップ校進学」を絶対の目標としがちです。確かに合格実績はわかりやすい成果ですが、それがあまりに人生の全てとされると、子どもの視野や価値観は狭くなります。
・ 親御さんの中にも「ここに受からないと人生終わり」と思い込む方が少なくありません。
・しかし実際、東大や海外大学に進んだからといって、自動的に人生が幸せになるわけではないのです。
・(テクニカルには、昨今東大や慶應義塾、早稲田にいっても就活は本当にしんどく、稼げる職種、将来性がある職種にはほぼつくことができません)

人生の意味を見失うリスク

私の東大・コロンビアでの経験上、自分の“使命感”をしっかり持ち、人生を切り拓いている人は、学生時代から「学びの本質」を捉えていました。
・一方、「受験に勝つ」ことだけを目的としてしまった人は、大学入学後に燃え尽きたり、社会に出てから「何をやりたいのか分からない」と悩みます。
・さらに、受験で勝てなかったひとを見下したり、自分も同じ基準で他人から見られている、、、と永遠に「学歴」を追い続けたりします。職歴もそうですね。東大の次はハーバード、その次はゴールドマン・サックス、三菱商事。。。といった具合です。
** 子どもの頃に養うべきは、「どう生きたいか」を考える力です。**
受験を“ゴール”ではなく“プロセス”に
・受験はあくまで将来やりたいことを見つけるためのひとつのステップ
・「アルファジーニアス」では、子どもに寄り添いながら「なんで学ぶの?」「どんな未来を描きたい?」といった質問を投げかけ、自分の頭で考える力を育みます。
・→そのうえで、最高効率で成績アップ、もちろん最上位の学校を目標にします。矛盾しているかもしれませんが、やりたいことなく「ただの偏差値競争」をするのではなく、「合理的な理由と納得感」をもって、子供が自分で上位を目指したくなる!というモチベーションを創ります。

子どもの未来を守るために

サピックス、日能研、四谷大塚など、有名塾の合格実績は確かに魅力的です。しかし、大量プリントとテスト漬けの指導の末に生まれるのは、勉強を嫌いになり、偏差値思考に囚われた偏差値人間かもしれません。
行き過ぎた受験信仰は、将来のキャリアや人間関係を窮屈にするリスクすら伴います。
私は脳科学と心理学を基盤に、テクノロジーを活用した新しい教育モデル「アルファジーニアス(AlphaGenius)」を提案しています。子どもの個性や内発的動機を最大限に引き出し、偏差値に振り回されない“本当の学び”を提供することで、自分自身を愛し、社会に貢献できる未来を切り拓きましょう。

いますぐ行動を!圧勝の未来を勝ち取るために

もし、こんな不安や疑問を抱えているなら、ぜひ一度ご相談ください。
* 「子どもを何としてもトップ校に入れたい。でも塾任せで本当に大丈夫?」
* 「海外大学を目指す場合、早い段階でどんな英語力と学習歴が必要?」
* 「受験塾のプリント・テスト漬けで子どもが疲れてしまっている…このまま続けても大丈夫?」
* 「勉強する意味を見失っているようで、子どもの才能をつぶしてしまわないか不安」

最初の一歩を踏み出すかどうかが、子どもの将来を大きく左右します。正しい計画と指導さえあれば、中学受験からトップ校合格、さらには海外大学進学への道筋を最短コースで結びつけることが可能です。逆に、この時期に適切な対策をとらなければ、高校以降に学力の伸び悩みや英語力の遅れを取り戻すために、余計なコストと時間がかかることは間違いありません。

ご相談はお気軽にどうぞ!アルファ・アカデミーCEOとして、そして女子学院→東大→コロンビア大学教育大学院で学んだ私だからこそできるサポートがあります。お子さまの学習計画、受験方針、そして将来の海外大学進学やキャリア設計について、ぜひ一度ご相談ください。

https://www.alpha-academy.com/

あなたとお子さまが、偏差値だけに左右されない“圧勝の未来”をつかむために――。
相談でお話できることを、心より楽しみにしております!

坂下えみ

2025/05/13 13:47:08

今すぐ登録。続きを見よう!(無料)

今すぐ登録(無料)!

人気アドバイザリー Top 5

教育・受験サポートのプログラムをお気に入りしましょう。