【大学選び】将来に向けた進路選択と海外大学留学のすすめ

Emi Sakashita
α事務局

こんにちは、アルファアドバイザーズCOOの坂下です。
私は女子学院から東京大学薬学部を卒業し、製薬会社で7年間働いた後、コロンビア大学の教育大学院に留学しました。αアドバイザーズでは17年間、留学、就活、転職、社会人のキャリアサポートを行ってきました。
今日は特に中高生の皆さんに向けて、進路選択と留学について考えるヒントを共有したいと思います。前半は日本特有の教育事情について、後半はグローバルな視点から米国大学への留学について話していきます。

そもそも、大学に行く目的は何ですか?

多くの日本の学生は「なんとなく」大学に進学します。東大であれ早慶であれ、受験が終わったら安心して4年間を過ごす...そんな学生が95%以上です。英語の勉強もせず、海外への意識もなく、ただ「いい大学」に入ることが目標になっています。
でも考えてみてください。大学に行く本当の目的は何でしょうか?
将来のため:良い仕事に就きたい、社会の役に立ちたい、十分な収入を得たい
ネットワークのため:特に海外大学ではこれが非常に重要
専門知識を身につけるため:将来の仕事に役立つスキルを習得する
多くの学生が「優越感を得るため」「遊ぶため」に大学に行くと言いますが、それならF1を取って働いたほうが良いのではないでしょうか?大学時代に何を得るかが、その後の人生を大きく左右します。

国内大学だけでは戦えない時代に

「東大に行けば、慶応に行けば、早稲田に行けば安泰」という考えは、もう5〜10年前の話です。なぜでしょうか?
グローバル化の進展:東大生でも英語をうまく話せない人が多い
企業が求める人材の変化:ジェネラリストよりも専門性を持った人材が求められている
国際的な競争力の低下:日本の大学のランキングは年々下がっている
多くの日本の大学生は、「受験が終わったら遊ぶ」という考えで4年間を過ごし、就活の直前だけ慌てて準備します。しかし今や企業はそのような「何でもできる(が特別なことは何もできない)」人材ではなく、専門性とグローバルな視点を持った人材を求めています。

海外経験を得る方法

大学時代に海外経験を得る方法は主に3つあります:
交換留学:しかし枠が少なく、行ける大学も限られている
海外大学への直接入学:4年間すべてを海外で学ぶ
編入学:国内大学から海外大学へ途中で移る
交換留学は一見良さそうですが、実際には短期間(多くは8ヶ月程度)で、本当の意味での英語力や異文化理解を深めるには不十分です。海外の大学生は深夜まで図書館で勉強している一方、交換留学生の多くは「海外旅行の延長」のような形で過ごしています。

海外大学進学のメリット

海外大学、特に米国の大学に進学するメリットは大きいです:
キャリアミッションの明確化:海外大学の入学プロセスでは、「なぜこの学部で学びたいのか」「将来何をしたいのか」を明確にする必要があります
専門性の早期確立:興味だけで学部を選ぶのではなく、将来のキャリアから逆算した学部選択ができる
国際的な競争力:英語力だけでなく、多様な価値観や文化を理解する力が身につく
日本の受験では「数学ができるから」「入りやすいから」という理由で学部を選ぶことが多いですが、海外大学では将来のキャリアを見据えた選択が求められます。そのため、「文学部に入ったけど就職先がない」といった後悔が少なくなります。

本当に自分に合った大学選び

海外大学を選ぶ際に注意すべき点があります:
ランキングだけで選ばない:有名でなくても特定の分野で強い大学はたくさんある
留学エージェントの言葉を鵜呑みにしない:彼らは提携先の大学にしか紹介できないことが多い
奨学金の可能性を探る:準備をしっかりすれば、奨学金を獲得できる可能性は高まる
また、大学の立地も重要です。アメリカの東海岸と西海岸では雰囲気が大きく異なり、どのような環境で学ぶかは人格形成に大きな影響を与えます。

グローバルな視点での大学選びの基準

世界中の学生が目指す大学選びの基準として、以下のポイントが重要です:
自分がやりたいことができる学校:専攻したい分野の強みがある大学を選ぶ
将来のキャリアパスを考慮:卒業生の就職先や評価を調べる
文化的環境:どのような学生が集まる環境で学びたいか
経済的要素:奨学金の可能性や為替リスクも考慮する
*実際海外大学では、早期から準備することにより日本で奨学金授業料全額給付、といった財団もあります。アルファの生徒さんでは受給者も多数いらっしゃいます。
*また、そもそも海外大学はローンが主流、奨学金も充実しています。ハーバード、コロンビア、MITなどは世帯年収20万ドル以下(日本円3000万円程度)の過程は授業料無料、などの制度もあります
海外の大学入試や就職活動では、「なぜその大学を選んだのか」というストーリーが重視されます。日本の「東大が難しいから」「周りが医学部を目指していたから」といった理由では、海外では通用しません。

早めの準備が成功の鍵

海外大学への留学は、日本の受験とは準備するものが大きく異なります。英語力はもちろん、エッセイの執筆力、課外活動の実績など、総合的な能力が問われます。
これらの準備は早ければ早いほど良いですが、今からでも始められることはたくさんあります。αアドバイザーズでは、皆さんの将来のキャリアを見据えた、個別の進路相談と留学サポートを提供しています。
最後に強調したいのは、自分のミッションを明確にすることの重要性です。「日本一の大学に入りたい」「医者になりたい」といった漠然とした目標ではなく、「なぜそれをしたいのか」「誰のためにそれをしたいのか」という本質的な問いに向き合うことで、努力の方向性が定まります。
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皆さんの将来が、グローバルな視点で広がりますように。

αアドバイザーズでは、中高生向けの個別進路相談を実施しています。海外大学への留学を視野に入れた長期的なキャリア設計について、お気軽にご相談ください。
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2025/02/27 16:44:48

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