GRE(R)対策 #01
GRE(R)の基本情報

GRE(R)とは何か?

GRE(Graduate Record Examination)は、多くの欧米大学院への出願の際に必要とされ、大学院で求められる基礎力を測る試験です。

ビジネススクールを含め、社会科学系から理数系までの幅広い専攻分野の修士課程、博士課程の入学審査だけでなく、奨学金やフェローシップ選考の審査に利用されています。大学院に必要な学力を出願者が持ち合わせているかどうかを審査するうえで、GRE(R)スコアは大学時のGPA、および推薦状等の他の資料と合わせて総合的に判断されます。試験は英語で実施されるので、英語が母国語でない出願者のスコアはTOEFL(R)のスコアとも合わせて審査されます。

一般的にGRE(R)試験というと、GRE(R) General Testを指していますが、これとは別にGRE(R) Subject Testというのもあり、これは Biochemistry、Biology、Chemistry、Literature in English、Mathematics、Physics、Psychologyの専門分野の学力を測る試験で、出願するプログラムや専攻分野によってはこちらのスコアの提出も求められます。

またGRE(R) General Test は2011年8月に改訂されたため、改訂前の試験との区別のため現行のGRE(R)試験はGRE(R) Revised General Testと表記されていることもあります。

GRE(R)の試験構成

GRE(R)試験は以下3つの試験で構成されています。全てを同一日でこなす4時間程度の試験です。

1. Analytical Writing
2. Verbal Reasoning
3. Quantitative Reasoning

試験会場では一人に一台のコンピューターが割り当てられ、メモ用紙と鉛筆も支給されますが、解答は全てコンピューターに入力します。

Analytical Writingが最初に出題され、その後は順不同でVerbal ReasoningとQuantitative Reasoningの試験が合計5つのセクションに分かれて出題されます。この5つのセクションの内訳はVerbalx2セクション+Quantitativex2セクション+Verbal/Quantitativeのダミーセクションとなります。ダミーセクションはGRE(R)を作成しているETSが調査のために使用し、スコアに反映されないセクションで、Verbal か Quantitativeのいずれかで出題されます。評価はされないものの、どれがダミーセクションなのかは明示されないので、全ての試験を抜かりなく解答する必要があります

執筆者プロフィール

・世良杏奈(Anna Sera)
スタンフォード大学国際教育行政大学院卒。TOEFL(R):110点、GRE(R):320点・W4.0点.ブラジル生まれ、14歳で来日、広島大学教育学部卒。愛知県で移民労働者の生活教育支援、愛知県教育委員会相談員、スタンフォードで国際教育行政大学院で学び、1年間SFの新設高校のカリキュラム開発に従事。日本へ帰国後高校教師、Teach For Japan研修開発担当を経て、αALPHA LEADERSへ参画。留学、英語及びリーダーシッププログラム開発担当責任者。

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