【αメンターに相談だ!】 「コンサルからMBA、そしてそのあとは?」
大学院卒・社会人(コンサル)一年目の方のご質問にお答えします!

日々Alpha Academyに送られてくる皆様からのご質問にお答えする「αメンターに相談だ!」コーナー!このコーナーでは皆様の素朴なご質問や疑問・ご不安に対して、みなさまが個人特定されることなく、αメンターが公開でそのご質問にお答えするものです。どんなことでもどしどしご質問お寄せ下さい!では

ご質問

はじめまして、山田貴文(お名前は変えてます)と申します。
MBA出願についての新社会人向けの動画を視聴させて頂きました。少し気になる点がありましたので、ご回答頂けますと幸いです。私は今年の10月からコンサル会社にてキャリアをスタートします。院卒でして、2015年の10月時点で25歳です。仮にMBAに行く場合、年齢も考慮して3,4年目になるかと思います。

私自身MBAを考え始めたのは、ごく最近のことでして、それまではある程度会社で経験を積み(10年程度・マネージャークラスになるまで)、そこからネクストステップとしてMBAに行くなり、面白い話があればキャリアチェンジするというようなことを考えていました。ですので、MBAに行くなら30歳までというお話を聞き、焦っているのが正直なところです。まだ働き始めていない身なので、何とも言えませんが、現時点ではコンサルタントという職業をある程度の期間は続けていきたいと思っています。ただ、やはり海外トップのMBAで挑戦したいという思いが強くあります。

私自身かなり勉強不足なところがありますので、的を得ていない質問かもしれませんが、以下のような状況で、MBAに行くメリットを挙げるとしたら、どのようなものがあるのでしょうか。

・コンサル会社勤務
・MBAに行く場合、
 ①一旦退職しなければならない(社内にプログラムはない)、
 ②3,4年目(アナリストの一つの上のコンサルタントクラス)
・コンサルティングという仕事をある程度続けたい(つまりMBA取得後もコンサルティング業に関わりたい)という思いがある

また、コンサルに勤務されている方で、社内プログラムではなく退職して、社会人年目3~5年目でMBAに行かれた方がいましたら、卒業後にどういう進路を考えて出願されたのか、また実際に卒業後にどういった道に進まれているのか、参考としてご教示頂けると幸いです

αメンターのお答え!

ご質問は以下2つですね。

1.コンサルからMBAに行くメリット
2.コンサル→MBAの後のキャリア

1.コンサルからMBAに行くメリット

そもそも欧米アジアのトップMBAにいくメリットは以下5点あります。

① 経営知識をまとめてインストールできる
② 世界中の人々と学べる
③ 英語でビジネス・ディスカッション出来る力が養える
④ MBAのグローバル・ネットワークが手に入る
⑤ 自分のキャリアの選択肢が広がる

これはコンサルだからとか、商社にいるからとか、メーカーにいるからとか関係なく、欧米アジアのMBAに行かれる方に多かれ少なかれ影響のある「メリット」と考えられます。マッキンゼーからスタンフォードMBAに行かれた方が言っていましたが、「もうコンサルタントとして十分経営知識はあると思っていて、これからMBAにいってもしょうがないんじゃないかと思っていたけど、行ってみたらとても多くのことを学べた。また、自分のキャリアについても再考する機会があった」と。彼は、そのままシリコンバレーに残りお仕事をされています。

コンサルをやられていても、経営コンサルとしてすべての経営知識を知っているわけでもないでしょうし、カバーした分野や課題の内容も分散しています。そこを網羅的に経営知識を入れられる機会はMBAとしては非常に効率がいいのではないかと思います。また、世界中の人々と英語で学び、ディスカッションし、みなで課外活動をしたりすることで得られる経験や自信も大きいですね。特にMBA卒業後のネットワークは使い倒そうと思えばかなり使えます。それを考える上では「長期ゴール」をきちんと設定してMBAに臨むことが、MBA投資メリット最大化につながると思います。

特にコンサルの方は、グローバルコンサルティング・ファームで上まで行くとなると当然MBAを持っていることや英語でがしがし議論できること必須になってきます。そのような力を早期に取ることはコンサルを継続する場合でも有効です。また業務コンサルタントから戦略コンサルへ移りたいという希望を持っているコンサルタントの方も多くMBAに行かれています。

⑤ 自分のキャリアの選択肢が広がる というものと2番目のご質問を同時にお答えしますと、

2.コンサル→MBAの後のキャリア
様々ですが、まとめると以下5つでしょうか。

① 戦略コンサル(マッキンゼー、BCG、ベイン、ATカーニーなど)
② 投資銀行(ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、メリル・リンチ、UBS、バークレイズ・キャピタルなど)
③ 大手事業会社(GE、イーライ・リリー、アマゾン、楽天、ユニクロ、商社など)
④ 投資ファンド(カーライル、ユニゾン、インテグラル、グロービス・キャピタル・パートナーズなど)
⑤ ベンチャー/起業(日本やサンフランシスコなどのスタートアップやIPO前ベンチャーなど)

これらのキャリアの選択肢があり、勿論「地域別」に可能性が広がります。

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