【人の行動はなぜ変わらないのか?(パート2)】
αコラム by. Alpha Academy代表 入住 Vol.6

【人の行動はなぜ変わらないのか?(パート2)】

一つの仮説として、人間はその行動を起こす思考を「脳」で行っており、その脳は過去の経験や知識が大量にデータベースとして組み込まれているため、将来の行動を脳で考えている限り、過去の経験や知識を参照してしまうために行動が変わらないのではと考えている。

我々の可能性は、「脳の外」にある。自分で考えられる未来はなく、未来は脳の中にはない。つまり、考えることが人々の可能性を阻害している。皮肉であるが事実っぽい。ぼくは経営者なので未来のことを考えるようにしているが、ソレ自身が余り意味のないことも理解している。従ってぼくの挑戦としてはいかに「考えないか」ということになる。脳で考えることを極力止めて、行動しまくる。行動することで未来が現実となる。その現実から帰納的に法則や知に落として脳に格納する。

しかし将来の意思決定するときに、その過去の経験や知は読み取りに行かない。これをやるのが難しい。行動するリーダーになるには、考えず動くしかない。日本の教育は自ら考えることもさせず、過去の知を埋め込むことのみを要求しそれが得意な人材を社会の上に押し上げる。もし国家が創造出来て、自ら公教育を設計できたとしたら、「行動しまくる人材」を極めて高く評価し、社会の上に押し上げる施策も取りたい。それでこそバランスのとれた社会になり、より人類や社会の発展に寄与するのではないか。個人レベルにもう一度戻ると、つまりこうだ。「考えるな。考えた時点でその未来の意思決定は間違えている。動け。動いた結果について考察せよ。そしてその考察は、未来の意思決定に使用してはならない。」これだ。

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筆者:入住壽彦(Toshihiko Irisumi、通称 TJ)

次世代グローバルリーダー育成支援プラットフォームAlpha Academy代表。住友商事株式会社(主計部、米国住友商事(NY駐在)、プロジェクトファイナンス部)。シカゴ大学ビジネススクール卒業。ゴールドマン・サックス証券株式会社投資銀行部門(M&A、資金調達、PE投資アドバイザリー)勤務後、経済同友会第四回起業塾塾生(200人の 応募の中選ばれた6名のうちの一人)。シカゴ大学ビジネススクール卒業生会代表を歴任。ソフトバンクアカデミア3.5期生。2009年に次世代グローバルリーダー育成・支援を目的としたAlpha Academy(旧αALPHA LEADERS)の運営を開始。現在は多くのグローバル企業等と共に社会人・大学生のリーダー育成・支援プログラムを開催。今後は小学生、中学生、高校生に対する次世代グローバルリーダー教育も展開予定。世界中の人々の可能性最大化を使命として、グローバル展開中。欧米トップMBAや大学の留学アプリケーションサポート(戦略、エッセイ、面接対策)は日本トップ。今まで多くの社会人や学生をハーバード、スタンフォード、コロンビアー、シカゴ、UCLA、ケンブリッジ、オックスフォード大学等欧米トップMBA・大学院・大学へ合格させてきた実績あり。就活支援では今まで3,000名以上をマッキンゼー、ゴールドマン・サックス、三菱商事、P&G等、総合商社、金融、戦略コンサル等グローバルトップ企業へ内定させてきた実績あり。「αフレームワーク」をマスターした学生は、就活に圧勝している。

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