総合商社落ちのご相談

現在、24卒で就職活動を終えました。総合商社を志望しておりましたが、おそらく全滅という状況です。現時点での内定先は三菱UFJ銀行（オープンコース）と伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社です。MBA留学や20代での戦略コンサルへの転職を視野に入れた際、どちらの会社に進むのが最適でしょうか。MBA留学の流れなどと合わせてご相談させていただきたいです。宜しくお願いいたします。

結論：海外大学院に行き就活やり直し

トップレベルのMBAや外銀・外コンへの転職を狙うのであれば、どちらの会社にも行くべきではない。※中で出世を目指すのであれば、どちらの会社も素晴らしいので、行くのはOK。特に専門商社は海外駐在も出来素晴らしいキャリア。ただし、総合商社への転職を狙うのであれば、新卒で就活をやり直した方が入りやすい。なぜなら、新卒は各社100人取るのに対して、転職は1-2人。しかも、毎年求人が出るとは限らない。転職では現状のスキルを問われるので、転職先の企業よりレベルの低い会社で働いていると、低いレベルのスキルしかない＝この会社ではやっていけないという烙印を押されてしまう。なので、内定を蹴り、海外大学院に行き、実力を付けてから、ボスキャリで再度総合商社を目指すのがオススメ。

大事なのは、高いリスクを適切に取る覚悟があるかだけ。内定があるとそこに行きたくなる（現状維持バイアス）。しかし、低いリスクをとると低いリターンしかない（今の会社で働きつつ、総合商社への転職を狙うというのは低リスク。しかし、実際は転職ではなかなか入れない＝低リターン）。内定先を蹴り海外大学院に行くのは高リスクだが、その先には、高リターンが待っている（実際に就活やり直しで上手くいく事例はアルファでは多い）。企業側もリスクをとって留学に行く生徒を高く評価する。あとは、その決意ができるかどうかだけ。

MBA留学をして総合商社に行くのは可能だが、そもそもレベルの高いMBAに入るのは難しい。大抵は、総合商社、外資、グローバル企業に新卒で入った人がトップレベルのMBAに行く場合が極めて多い。なので、中堅以下の会社に勤務して、そして、国内事業だけやっている人は海外MBAも受かりにくいという現実がある

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