外資内定
【2027卒向け 外資金融サマーインターン対策】ゴールドマン、モルスタ、JPモルガンなど外銀内定者が実践したES・面接・ジョブ攻略法すべて解説!外銀就活はアルファ一択!
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こんにちは!アルファアドバイザーズ代表の入住です!
2027年卒向けの外資系金融サマーインターン選考が、いよいよ本格的に始まりつつあります。ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガンなど、例年人気を誇る企業がすでにインターン募集を開始しています。これからの数ヶ月が、外資金融への内定を目指す皆さんにとって非常に重要な時期となります。
アルファアドバイザーズでは、これまでに毎年500名以上の就活生を個別サポートしており、
・ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカなど外資投資銀行
・三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠商事など総合商社
・マッキンゼー、BCG、ベインなど外資コンサル
・Google、AmazonなどのGAFAM各社
・ブラックロック、Point72などの資産運用会社
といった国内外トップ企業への内定者を多数輩出してきました。外資金融・外資コンサル・総合商社・テック企業(GAFAM)においては、日本最多の合格実績と圧倒的な勝率を誇っています。本記事では、そんなアルファがこれまでのサポート実績とノウハウをもとに、外資金融(特に投資銀行部門IBD・マーケッツ部門)サマーインターンの選考対策を徹底解説します。
外資系投資銀行は、年収が新卒から1,500万円〜2,000万円以上を狙うこともでき、その後のキャリアとしてプライベートエクイティ、VC、ヘッジファンド、ベンチャー企業CFO、起業、MBA留学など圧倒的な可能性が広がっている、最強キャリアパスと言っても過言ではありません。アルファとしても最もおすすめできる業界の一つであり、実際にこれまでにも数多くの外資金融内定者を輩出してきました。選考突破には、就活の初期段階から正しい対策を行うことが極めて重要です。ガクチカ、金融知識、ES、面接、HireVue、ジョブ対策まで、本質を押さえた準備をプロと一緒に行うことで、合格確率は飛躍的に高まります。
この記事では、2027卒向けに最新の選考情報・通過のコツを網羅的にお伝えします。外資金融への内定を本気で目指したい方は、ぜひ最後までご覧ください。ご興味のある方は、ぜひ以下のリンクからアルファの無料個別相談にお申し込みください。あなたの外資金融内定を、全力でバックアップします!
▼無料相談のお申し込みはこちら(公式サイト)> 無料相談
▼外資コンサル、外資金融、商社などトップ企業に内定者多数輩出のアルファ就活サポートの詳細はこちら!>【三菱商事/マッキンゼー/ゴールドマン・サックス等グローバル企業への就活ならアルファ】
▼大学1年生向けアルファ就活選抜コミュニティ『アルファ道場』の詳細はこちら!>【アルファ就活圧勝内定選抜コミュニティ(27卒、28卒、29卒向け)】
外銀就活情報
5/18
・モルガン・スタンレー:Technology Summer Analyst Program
5/31
・フーリハン・ローキー:本選考直結型インターンシップ(Job)
・UBS:Summer Job プレエントリー
6/1
・ゴールドマン・サックス:2025 Research Analyst Academy
6/2
・モルガン・スタンレー:セールス&トレーディング 実務体験および社員交流会(※一部インターン的内容を含む)
6/14
・シティグループ:サマージョブ 2025
6/15
・Point72:2025 Point72 Academy Insight Week Program - Japan
・バンク・オブ・アメリカ:投資銀行部門/資本市場部門
・バンク・オブ・アメリカ:金融市場部門 債券本部 サマー・ジョブ
6/19
・ゴールドマン・サックス:短期インターンシップ(投資銀行、証券、投資調査、オペレーションズ、GSAM)
6/22
・モルガン・スタンレー:Morgan Stanley - Summer Insights Program 2025
7/6
・バンク・オブ・アメリカ:グローバルオペレーションズ部 サマー・ジョブ
7/10
・ドイツ銀行:IBCA&CM(投資銀行部門)サマープログラム「Female Academy」
7/31
・ドイツ銀行:FIC(マーケッツ部門)サマープログラム「Summer Experience」
サマーインターン選考のスケジュール
3月~5月:エントリー準備期間
この時期はエントリーシート(ES)の作成、自己分析、OB・OG訪問の開始など、インターンに向けた準備を本格的に進めるタイミングです。特に外資系金融のインターンは応募開始や締切が非常に早く、5~6月初旬にESの提出期限が集中する傾向にあります。大学3年生の春から本気で取り組むことが重要です。
5月~6月:書類選考・筆記試験
ES提出後、多くの企業ではWebテストや筆記試験が課されます。企業によってはESを英語で書かせることもあり、語学力や論理的な記述能力が問われる場合もあります。たとえば一部の企業では、英語の記述を通じてライティング力を評価する選考プロセスを導入しています。
6月~7月:面接・グループディスカッション選考
書類選考を通過した学生は、複数回の面接やグループディスカッション(GD)に進みます。インターン選考は本選考よりも通過率が高めであり、「できるだけ多くの学生と会いたい」という企業側の意向もあって比較的門戸が広いとされています。ただし、選考通過後のインターンが実質的な本選考に直結するため、ここで手を抜くことはできません。しっかりと準備をして臨む必要があります。
8月~9月:サマーインターン実施
東京で開催される外資系金融のサマーインターンは、多くの場合6~8週間程度のプログラムとして設計されており、8月上旬から9月にかけて実施されます。この期間中に行われる業務体験(通称「ジョブ」)の成果や取り組み姿勢が、翌年の内々定の可否を左右する非常に重要な評価対象となります。インターンは単なる職場見学ではなく、事実上の本選考であるという認識を持つことが不可欠です。
9月~10月:早期選考・内々定
サマーインターンに参加した学生のうち、優秀と判断された人には早ければ9月から最終面接相当の早期選考が実施されます。そして選ばれた学生には、正式な内々定(オファー)が提示されます。早期選考は非常に高い内定率を誇りますが、一方でここで落選した場合、その企業の本選考には進めないケースも少なくありません。まさに「一発勝負」の選考プロセスと言えるでしょう。
11月~2月:追加選考(本選考・ウィンターインターン)
インターン参加者だけでは採用枠を埋めきれなかった場合に限り、秋から冬にかけて本選考や冬季インターンが行われます。ただしこれはあくまでも例外的措置であり、原則として外資金融の新卒採用はサマーインターン経由で完結します。冬選考は再挑戦組やサマーに間に合わなかった学生が対象となり、倍率も非常に高いため、狭き門となっています。
3月:内定締結
最終的に、遅い企業でも3月までには内定が出そろい、外資系金融を志望する学生の就活は事実上終了します。これは日系企業の本格採用が始まる時期よりもかなり早いため、スケジュール感に注意が必要です。
ポイント
サマーインターンは、単なる業界理解のためのプログラムではなく、外資系金融における実質的な本選考です。内定者のほとんどがインターン経由で選ばれており、インターンに参加しないまま本選考から逆転を狙うのは極めて難しくなっています。そもそも秋以降には募集枠が残っていないことも珍しくありません。したがって、27卒で外資金融を志望するのであれば、まずはサマーインターンに全力で取り組むことが合格への最短ルートです。どの企業を目指すにしても、サマーインターン参加がその後のキャリアにおいて極めて重要な一歩となります。
インターン応募前の事前準備ポイント
自己分析と「ガクチカ」の準備
「ガクチカ」とは「学生時代に力を入れたこと」の略で、エントリーシートや面接でほぼ確実に聞かれる定番質問です。外資系企業は日本企業以上に学生の具体的な成果やスキルを重視するため、ガクチカの内容からリーダーシップ・問題解決力・分析力・チーム協働力などを厳しく評価します。したがって、まず以下を意識してガクチカを整理しましょう。
ガクチカ作成のポイント:成果が伝わるエピソードの選び方と書き方
■ エピソード選定
部活動、学業プロジェクト、アルバイト、学生団体などの中から、自分が主体的に取り組み、何らかの成果を出した経験を選びましょう。必ず、自分が直面した課題とそれをどう乗り越え、どのような成果を出したかまで盛り込めるエピソードを選ぶことが肝要です。
■ 構成
文章は結論ファーストで簡潔にまとめることが基本です。「学生時代に最も力を入れたのは〇〇です」と冒頭で明言し、その後に背景、課題、自分の行動、結果という順番で話を展開すると、読み手にとって理解しやすくなります。いわゆるSTAR法(Situation, Task, Action, Result)を意識すると効果的です。
■ 具体性と数値
可能な限り、成果を定量的に示すようにしましょう。「売上を〇%向上させた」「参加者数を〇人から〇人に増やした」など、数値を用いることで説得力と印象の強さが大きく変わります。定性的な表現だけでなく、数字で裏付ける意識を持つことがポイントです。
■ あなたの役割
チームでの取り組みであっても、自分がどのような役割を担い、どう貢献したのかを明確にする必要があります。ただ「チームで成功した」では伝わりません。「自分はリーダーとして●●の目標を定め、〇〇を主導した」「サポート役として■■を改善し、プロジェクト全体の効率向上に貢献した」など、自分の行動に焦点を当てた記述を心がけましょう。
■ 抽象表現はNG
「頑張った」「成長した」といった曖昧な表現だけでは、相手に伝わる情報が乏しくなってしまいます。何をどう頑張ったのか、その結果何がどう変わったのかまで踏み込みましょう。たとえば「チームワークを発揮した」と言うなら、どんな状況で、どんな工夫をしてチームをまとめ、結果どう改善したのかを具体的に説明することが重要です。
ガクチカに絡めてリーダーシップ経験も整理しておきます。外資金融では「リーダーシップを発揮して困難を乗り越えた経験」は頻出質問ですし、評価ポイントでもあります。リーダーや副リーダーでなくとも構いません。たとえば「周囲を巻き込みプロジェクトを進めた経験」「チームの目標達成に主体的に貢献した経験」など、自分なりにリーダーシップを示したエピソードを用意しましょう。
金融知識の習得とニュースへの感度
外資系金融の選考において、事前にある程度の金融業界やマーケットに関する基本知識を身につけておくことは重要です。ただし、採用段階で高度な専門知識が求められるわけではありません。実際、投資銀行部門(IBD)の内定者の専攻は経済学以外にも、法学、理工学、文系理系問わず多岐にわたっています。企業側も「就活時点で深いファイナンス知識は必須ではない」と明言しています。
とはいえ、業界に対する興味・関心、そして学ぶ意欲があるかどうかは選考で非常に重視されます。面接やインターン中にその姿勢が問われる場面も多いため、最低限以下のような準備はしておくべきです。
■ 業界・職種研究
投資銀行(IBD)とマーケット部門の役割の違いは、早期に理解しておく必要があります。さらに、IBD内でもM&Aアドバイザリーと資金調達業務(ECM=株式資本市場、DCM=債券資本市場)の違い、マーケット部門ではセールスとトレーディングの違いなども押さえておきましょう。併願を考えている場合には、「なぜ自分はIBDを志望するのか?マーケット部門ではない理由は?」と問われる可能性もあるため、自分の志向や将来像に照らしてしっかり説明できるようにしておきましょう。例えば「企業の成長戦略に深く関与したいからIBD志望」「スピード感とダイナミズムのある環境に魅力を感じるからマーケット志望」など、明確な志望理由を言語化しておくことが大切です。
■ 基本用語の習得
財務三表(損益計算書=PL、貸借対照表=BS、キャッシュフロー計算書=CF)の構造や読み方、企業価値を評価する手法(DCF法、マルチプル法など)、また株式・債券・為替といったマーケット関連の商品についても基本的な用語は理解しておきましょう。インターン中や面接で出てくる金融用語が全く理解できないと、その場の説明や講義の内容をキャッチアップするのが難しくなります。特にPER(株価収益率)やEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)の意味などは、最低限事前に確認しておきたい項目です。
■ 時事ニュースのチェック
金融業界や経済に関する時事ニュースへの関心の高さも、面接ではよく見られます。日経新聞、Financial Times、Bloombergなどを日常的にチェックし、ここ1年以内の主要な経済ニュースやM&A案件については最低5件程度、自分の関心が高いものをピックアップしておくと良いでしょう。特に投資銀行志望の場合は「最近気になったM&Aニュースは?理由は?」という問いに対して、単なる知識披露ではなく、「なぜ自分はそのニュースに注目したのか」「その案件の業界への影響をどう見ているか」といった自分なりの視点を持って答えられるように準備しておくことが重要です。マーケット志望であれば、「注目している銘柄や商品は?今後どうなると思うか?」といった質問もあり得るため、ニュースを読み流すのではなく、仮説を立てて自分の考えを整理する習慣をつけておきましょう。
■ 数的センスのトレーニング
外資系金融では、面接中に簡単な暗算問題やロジカルクイズが出題されることがあります。たとえば「3桁×3桁の掛け算を瞬時に解く」「サイコロの確率を答える」などの問題です。こうした質問は計算力を試すというよりも、頭の回転の速さやロジカルシンキングのセンスを見ているケースが多いです。特にマーケット志望者の場合は「数字への反射神経」も重要な評価項目となるため、日頃から暗算トレーニングやロジカルパズルに取り組んでおくと良いでしょう。難問に正解することよりも、落ち着いて思考の筋道を説明できる力が評価されます。
業界・企業研究のポイント
外資金融を志望するなら、業界全体と志望企業それぞれの研究を欠かさず行います。「外資系だからどこでも良い」という姿勢はESでも面接でも評価されません。以下の観点で研究を深めましょう。
■ 各社のビジネスモデルと強み
まずは、志望企業が投資銀行業務の中でどの分野に強みを持っているかを調べます。例えばゴールドマン・サックスであれば大型M&Aに強く、シティグループであればアジア市場へのプレゼンスが高いなど、企業ごとの得意領域は異なります。志望動機を語る際には、「貴社が手がけた〇〇と△△のM&A案件に惹かれた」といったように、具体的な案件や業務領域に言及できると説得力が格段に高まります。ただし、「◯◯社は世界一だから」「提携先が日系だから」といった抽象的・表面的な理由では、熱意や理解の浅さを見抜かれてしまいます。企業ごとの強みをきちんと理解したうえで、それが自分の志向やキャリア目標とどうつながっているかを語れるようにしておきましょう。
■ 社風・カルチャーフィット
外資投資銀行とひとくくりにしても、社風や企業文化は会社によって大きく異なります。面接では「企業文化に合うかどうか」、いわゆるカルチャーフィットが重視されることも少なくありません。たとえば「実力主義で個人裁量が大きい」「上下関係がフラットで議論を重視する」「チームワークを最重要視する」など、各社の雰囲気にはカラーがあります。OB訪問や社員のインタビュー記事、説明会などを通じて、そうしたカルチャーの違いを自分の言葉で語れるようにしておくとよいでしょう。面接で「当社にフィットする理由は?」と聞かれた際には、社員と話して感じた雰囲気や、自分の価値観と合う点を挙げると、企業理解と志望度の高さを伝えることができます。
■ 志望動機の論理構成
自分の志望動機は、「なぜ金融か」「なぜ外資か」「なぜ投資銀行(あるいはマーケット)か」「なぜその企業か」という4つの問いに一貫性をもって答えられるように構成することが重要です。たとえば、「将来〇〇分野でグローバルに活躍したいというビジョンがある。そのためには高度な金融スキルが不可欠であり、若いうちから実践経験を積める環境で成長したい(なぜ金融)→若手でも成果次第で裁量を得られる実力主義の外資系企業に魅力を感じる(なぜ外資)→中でもIBD業務ならば企業戦略に深く関与できるため、自分の志向と合致している(なぜIBD)→その中でも御社は特に〇〇領域で実績があり、同時に〇〇の文化に強く惹かれた(なぜその企業)」というように、流れるようなロジックで語れることが理想です。どこか一つでも論理が飛んでいたり、抽象的な説明に終始してしまうと、面接では深掘りされたときに答えに詰まってしまう恐れがあります。自分の考えや動機を言語化し、何度も練り直して、納得感のあるストーリーを構築しましょう。
エントリーシート(ES)対策:書き方・頻出質問・企業ごとの設問
エントリーシートは本選考・インターンを問わず最初の関門です(「ESくらい通るだろう」と油断してはいけません)。外銀IBDではES内容が最終面接(ジョブ選考)でも参照されるほど重視されており、近年は設問文字数も増加傾向です。では、ESで問われやすい事項と対策を見ていきます。
頻出質問と回答作成のコツ
志望動機(Why us?)の書き方とポイント
志望動機はほぼ確実に問われ、面接でもさらに深掘りされる定番項目です。インターン応募時と本採用時では問われる焦点が異なり、インターンESでは「なぜそのインターンに参加したいのか」(関心や学びたいこと)という比較的広いテーマが扱われます。一方、本選考ESでは「将来なぜその会社でその部門の仕事をしたいのか」というより踏み込んだ理由が求められます。とはいえ、どちらにも共通する重要ポイントは以下の3点です。
■ 具体的に書く
「成長したい」「社会に貢献したい」といった抽象的な言葉は避けましょう。代わりに、その企業で自分が成し遂げたいことや関心を持った具体的な事例を用いて、自身の意欲を示すことが大切です。たとえば、「◯◯銀行が手がけた▲▲業界再編の案件を知り、自分も将来あのようなM&A提案を通じて産業構造の変革に寄与したいと感じた」といった具体的な関心の背景を示すと、よりリアルで説得力のある志望動機になります。
■ 論理的一貫性
業界・企業研究の結果を踏まえて、「なぜ外資金融なのか→なぜその部門なのか→なぜその企業なのか」という順番でストーリーに一貫性を持たせることが必要です。たとえば、ゴールドマン・サックスのインターンでは、「応募部門を希望する理由(600字)」という設問があり、金融志望理由、IBD志望理由、同社志望理由を一文の中で論理的に展開することが求められました。文字数が多い場合は段落を分けるなどし、読みやすさと構成のわかりやすさも意識しましょう。
■ 熱意+現実性
外資系企業では、単なる熱意だけでなく、その業務内容への理解や職場環境への適応力、現実的な貢献イメージも重視されます。「報酬が高いから」という理由は当然NGですが、「激務とされる業界であっても、自分には実現したいビジョンがあり、そのためにこの環境を選びたい」といった、明確な動機と覚悟を語ることができれば、面接官の印象にも強く残ります。
自己PR・強み(Why you?)の構築ポイント
「あなたの強みは?」「自分を一言で表すと?」「周囲にどう評価されているか?」といった自己PR系の質問も頻出です。企業側は、「この学生は何を武器に活躍しそうか」「チームやクライアントにどのような価値を提供できるか」を見ています。
■ 結論→根拠の構成
まず「私の強みは◯◯です」と冒頭で結論を述べ、その強みを示す具体的なエピソードを要約して説明します。ガクチカなどで準備したエピソードを活用し、構成に無理がないよう調整しましょう。強みを複数並べると印象がぼやけるため、軸は一つに絞るのが基本です。
■ 差別化要素を入れる
「コミュニケーション力」「粘り強さ」などの汎用的な表現では他の応募者と差がつきません。可能であれば、自分の経験に基づいた独自の言い換えを工夫しましょう。たとえば同じ「リーダーシップ」でも、「メンバーの意見を引き出して方向性をまとめる調整型のリーダーシップ」などと表現すれば、個性と具体性の両方を打ち出すことができます。
■ 誇張よりも一貫性
自己PRは堂々と話すことが重要ですが、過剰な誇張や盛りすぎは禁物です。たとえば「40年後のキャリアプラン」などを聞かれることもありますが、現時点の等身大の考えを素直に語ることが最も重要です。回答全体を通じて、自分らしさや価値観に一貫性があるかどうかを意識しながら構築しましょう。
3. 学生時代の経験・価値観
ガクチカは前述の通り重要項目ですので、ESでも設問になり得ます。「学生時代に最も力を入れたこと」「困難だった経験と学び」「チームで協力した経験」などです。書き方は既出のガクチカ対策と同様で、結論→具体的取り組み→結果→学びの順でまとめます。企業ごとに特徴的な聞き方をする場合もあり、例えばモルガン・スタンレーのインターンESでは「最近買って良かったものは?理由とともに」というユニークな質問が出ました。一見無関係な質問でも「その回答から人柄や思考力を見る」意図があります。こうした設問では、結論(おすすめ商品)を述べた後、選んだ理由や自分の価値観を簡潔に示すと良いでしょう。
4. その他の頻出テーマ
「あなたの弱みは?克服の努力は?」「尊敬する人物と理由」「最近関心を持って学んでいること」など、多岐にわたる質問例があります。弱みを問われたら致命的でない欠点を挙げつつ克服に努めている姿勢を示し、人物像の深掘り系は自分の価値観を素直に表現します。英語での質問にも備えましょう。外資ではES設問そのものや回答を英語で書かせる場合もあります(英文ESを用意しておくと安心です)。自己PRや志望動機を英語でも説明できるよう、予め英文を書いて練習しておくと面接でも役立ちます。
HireVue録画面接の傾向と対策
「HireVue(ハイヤービュー)」とは、多くの外資系企業が導入している録画面接プラットフォームです。応募者はPCやスマホのカメラに向かって指定の質問に回答を録画し、その動画が後日選考者に評価されます。外資系投資銀行ではゴールドマン・サックスやJPモルガン、バンク・オブ・アメリカ等がインターン選考にHireVue面接を課しており、近年は標準的なプロセスになっています。
HireVue面接の特徴
■ 質問数・形式
録画面接では、一般的に2〜5問程度の質問が出題されます。各質問は画面上にテキストで表示され、約30秒の準備時間の後、自動的に録画が開始され、1〜3分程度で口頭回答を求められる形式が多く見られます。また、企業によっては最後の1問を文章入力形式で答えるケースもあり、JPモルガンでは実際に「録画2問+筆記1問」という構成が採用されました。
■ 言語
質問は日本語と英語の双方で出題されることが多く、バイリンガル対応が前提となっている企業が多数です。たとえば、JPモルガン証券の投資銀行部門(IBD)では、「自ら率先して期待以上の成果を出した経験」(日本語)と「なぜJPモルガンの投資銀行部門に興味があるのか」(英語)といった2言語の質問が実際に出題されています。英語の質問は1問程度を想定しておくとよく、英語での志望動機や自己PRを自然に話せるように練習しておくことは必須です。
■ 内容傾向
出題される質問の内容は、大きく分けて「志望動機系」と「経験エピソード系」の2タイプに分類されます。志望動機系の質問では、「なぜ金融業界に興味があるのか」「当社インターンに何を期待しているのか」といった、業界・企業に対する関心と意欲を問う内容が中心です。一方、経験エピソード系では、「これまでに当初期待以上の成果を上げた経験」「チームで困難を乗り越えた経験」など、ガクチカやリーダーシップ経験をもとにした行動の再現が求められます。さらに、「インターンで自分の強みをどう生かせるか」といった自己アピール系の質問もあり、自分自身をどのように価値ある存在として見せられるかが試されます。
■ 評価ポイント
HireVueでは、単に回答の内容が良ければ通過できるというものではありません。限られた準備時間の中で論理的に考え、ハキハキと自信を持ってカメラ越しに話す「プレゼンス」が強く評価されます。近年ではAIによる分析も導入されており、話す速度、声のトーン、表情、姿勢といった非言語的な要素も評価対象になっている可能性があります。ただし、過度に演技的になる必要はなく、あくまでも自然体で、明るく誠実に伝えることが最も重要です。
HireVue対策方法
1. 想定問答の準備:
上記の傾向から、以下の質問を英語・日本語でそれぞれ回答を用意し、話す練習をします。
・「Why業界/会社/部門?」系(志望動機)
・「自分の強み・弱みは?」(自己PR/自己分析)
・「学生時代に力を入れたことは?」(ガクチカ)
・「リーダーシップを発揮した経験は?」(リーダーシップ)
・「困難に直面しどう乗り越えたか?」(課題解決)
これらはHireVueだけでなく後の対面面接でも頻出のため、一石二鳥です。特に英語回答は慣れていないととっさに出てこないので、原稿を作って音読練習し、自然に話せるまで口慣らししておきます。
2. 録画環境に慣れる:
カメラに向かって話す感覚に慣れるため、スマホ等で自分を録画してみます。笑顔とアイコンタクト(カメラ目線)を忘れず、明るくハキハキ話せているかチェックします。制限時間内に結論まで話しきれるよう1問につき2分程度でまとめる練習もしておきましょう。
3. 回答構成は簡潔に:
短時間で論点を伝えるには結論→理由・具体例→結論再確認の構成が有効です。例えば「強みは協調リーダーシップです(結論)。部長を務めたテニスサークルで~(具体例)。この経験から相手の意見を尊重しつつまとめる力を培い、それが強みです(締め)。」という具合に、限られた時間でも要点が伝わるよう意識しましょう。
4. 時間配分と沈黙対策:
HireVueでは思考時間→録画回答と進むため、与えられた準備時間でメモを書く習慣をつけます。突然の難問が来ても紙とペンに要点を書き出せば落ち着いて答えられます。回答中に詰まったら無言で固まらず、「Let me think...」などひと呼吸おいてから話し出すと良いでしょう。
5. 想定外の質問への構え:
稀に「あなたが最近聞いた中で一番面白いビジネスアイデアは?」「自分を動物に例えると?」のような予想外の質問もあり得ます。答えに窮したら正直に数秒考える旨を伝え(カメラの前では沈黙せず「少し考えさせてください」等と言って間を繋ぐ)、落ち着いて答えればOKです。奇をてらう必要はなく、自分の考えを論理立てて話す姿勢が評価されます。
面接対策(一次~最終、ケース面接や人物面接の傾向と対策)
HireVue通過後は、複数回の対面またはオンライン面接が待っています。一般的に一次面接~中間面接は若手~中堅社員、最終面接は部長級以上が担当し、計2~4回程度行われます(企業によりGDを含む場合あり)。ここでは、外資金融の面接で問われる典型的な質問タイプと攻略法を説明します。
1. 志望動機系の質問
・「なぜ金融業界か?」
・「なぜ外資系の投資銀行(証券)か?」
・「なぜ弊社を志望するのか?」
・「なぜこの部門(IBD/マーケット)なのか?」
志望動機はあらゆる切り口で深堀りされます。特に「日系ではなく外資を選ぶ理由」「他の部門ではなくこの部門を選ぶ理由」は高頻度で聞かれ、論理矛盾がないかチェックされます。回答準備のポイントはES対策と同様ですが、面接ではさらに即答力と熱意も重要です。圧迫気味に「本当にうちじゃないとダメ?他も受けてるんでしょ?」と突っ込まれることもありますが、ブレずに一貫した動機を述べましょう。
対策: 自分のキャリアゴール→業界選択理由→その企業・部門の魅力という筋道を頭に叩き込み、どの順番で聞かれても対応できるようにします。「併願他社と比べ志望度は?」と聞かれることもありますが、「御社が第一志望です。他社〇〇も魅力を感じていますが、▲▲の点で御社でしか得られないものがあると考えています。」などと答え、御社が第一志望であることは明確に伝える方が無難です。
2. 人柄・経験に関する質問
■ 自己紹介・自己PR:
「簡単に自己紹介してください」「あなたの強みは何ですか?」などは定番です。ここでは事前にまとめた自己PRをコンパクトに披露します。グループ面接の場合、「では○分で自己PRを」と順番に言わせることもあります。時間指定がなければ1分程度でまとめ、明るくハキハキ話しましょう。
■ 深掘りエピソード:
ガクチカやリーダー経験、挫折経験などについて、ESに書いた内容をもとに詳しく聞かれます。「なぜそう感じた?具体的に何をした?その時周りはどう反応した?結果どう思った?」と次々質問が飛ぶので、エピソードの細部まで掘り下げて準備しておきます。矛盾があると突っ込まれるため、事実関係は正直に。失敗談を語る場合は、最後にそこから学んだことと成長した点を必ず述べ、前向きに終わらせます。
■ ユニーク質問:
外資の現場面接官は忙しい合間に来るため、気分転換に突拍子もない質問をしてくることがあります。例えば過去には「あなたの人生に点数をつけると?理由は?」「あなたに値段をつけるならいくら?」「ここにいる全員を笑わせてみて」等の“変化球”質問が報告されています。意図の読めない質問ですが、これは反応力と人間味を見るものです。面食らって沈黙するのが一番NG。冗談を交えても構いませんので、自分なりの答えを落ち着いて返しましょう(「少々厳しい評価ですが今の自分は65点です。理由は~」等)。考える時間が欲しい時は率直に「考える間をいただけますか」と断って構いません。
■ 価値観・人柄:
「尊敬する人は?」「座右の銘は?」「最近面白かった本は?」など人となりを知る質問もあります。正解は無いので、自分が普段から大事にしている価値観やエピソードを素直に話します。「あなたが誰にも負けないものは?」など強みを言い換えさせる質問もあります。ここでも具体例とセットで答えると説得力があります。「粘り強さです。例えば~」のように即エピソードを添える癖をつけましょう。
3. 金融知識・時事ネタに関する質問
・「今日の日経平均株価とドル円相場はいくら?」
・「最近気になった経済ニュースは?」
・「ここ1年で注目したM&A案件とその理由は?」
・「アベノミクスの三本の矢についてどう思うか?」
・「注目している株式銘柄は?今後どう動く?」
上記のように、市況やニュースに関する質問は頻出です。答えられないと業界熱意を疑われてしまいます。日々ニュースをチェックしていれば難しくないので、最低限直近の株価・為替水準や主要ニュースは頭に入れておきましょう。ニュースについて問われたら、自分の意見もセットで述べます。「○○の買収案件に関心があります。理由は業界再編の流れで~だと感じたからです」といった具合です。他の学生と差別化するために、マニアックすぎない範囲で少し切り口のユニークなニュースを選ぶのも手です。
テクニカル知識:
投資銀行志望の場合、企業財務や評価方法に関する基本知識を聞かれることもあります。例えば「DCF法とは何か知っていますか?」などです。ただ、新卒レベルでは専門知識は重視されないため、知らなければ正直に「存じません」と言ってしまって問題ありません(知らないことよりも、知らないのに適当に答える方がマイナス評価です)。知ったかぶりをせず、貪欲に学ぶ姿勢を見せればOKです。一方マーケット志望の場合、簡単な暗算や確率クイズを口頭で出されるケースがあります。例えば「1から100まで足すと合計いくつ?」のような計算問題や、「重さの違う玉が8個あって…」といった頭の体操問題です。これは数字への反射神経を見るためで、答えられなくても減点にはなりません。重要なのは考え方の筋道を論理的に説明しようとする態度です。焦らず、「こういうアプローチで考えます」と途中経過を伝えながら解答しましょう。答えが出なくても「なるほど難しいですね、勉強になりました」と爽やかに終われれば印象は悪くありません。
インターン中のジョブ内容と対策(IBDとマーケッツの場合)
サマーインターンに晴れて参加できたら、いよいよ実際の業務体験(ジョブ)が待っています。外資のインターンでは単なる職場見学ではなく、参加学生にグループワーク形式の課題やプロジェクトが課されるのが一般的です。ここでは、代表的なIBD(投資銀行部門)とマーケッツ(市場部門)のインターン内容と、その対策ポイントを紹介します。
投資銀行部門(IBD)のジョブ内容と対策
投資銀行部門(IBD)のサマーインターン:ジョブの内容と評価ポイント
外資系投資銀行IBDのサマーインターンでは、参加者が実際に企業分析や提案を行う「ジョブ」と呼ばれるグループワークが行われます。単なる体験ではなく、本選考と直結する評価の場であり、特に最終日のプレゼンテーション結果が内定に直結することも多いため、事前準備と当日の取り組み姿勢が極めて重要です。
ジョブの内容
多くのサマーインターンでは、「企業価値を向上させる提案(主にM&A提案)」をテーマにしたグループワークが中心となります。たとえば「ある企業A(クライアント役)の企業価値向上策を検討せよ」といった課題が与えられ、インターン生のチームでM&Aによる成長戦略を立案し、最終日にプレゼンテーションを行うという流れです。かつてはIPO戦略や資金調達のケースなども見られましたが、近年はM&A提案が主流となっています。
課題の進め方は企業によって若干異なりますが、基本的には以下のステップで構成されます。
■ Step1:買収する側の企業分析
クライアント企業Aの財務状況や事業構造を分析し、収益構造や強み・弱みを把握します。どの分野で成長を目指すべきか、M&Aによって解決すべき課題は何かといった点をチームで議論します。
■ Step2:買収候補先の選定
A社とシナジーが見込める買収候補B社を複数の選択肢から検討します。企業リストや財務データなどが提供されることが多く、候補企業の比較分析を行ったうえで、最も適したターゲット企業を選定します。
■ Step3:買収候補企業Bの企業価値算定(バリュエーション)
買収対象企業B社の適正な評価額を試算します。実務ではDCF法やマルチプル法などの手法がありますが、インターンでは簡易的なマルチプル法(例:類似企業のPERを参考にした比較)が中心です。社員によるバリュエーション講義が用意されている場合もあり、知識がなくても意欲的に吸収する姿勢が評価されます。
■ Step4:買収スキームと資金調達方法の検討
買収をどのように実行するか(現金、株式交換など)を検討し、必要資金をどのように調達するか(社債・借入などのデット、株式発行などのエクイティ)を考えます。複雑な金融スキームまでは求められませんが、「なぜその手法を選ぶのか」を論理的に説明することが重要です。
■ Step5:提案内容のまとめと発表
最終的に、提案内容をパワーポイントにまとめ、プレゼンテーションを行います。発表は社員や役員クラスの審査員の前で実施され、質疑応答も行われます。ここでのアウトプットが、個人の評価に大きく影響します。
評価ポイント
インターン期間中はチームごとに社員がメンターとしてサポートに付きますが、最も重視されるのは最終プレゼンの内容と、それまでの取り組み姿勢です。チームワークでの成果が前提となる一方で、各自の貢献度や資質も個別に評価されます。以下のポイントが特に重要です。
■ ファイナンス知識の習得意欲
専門知識の有無よりも、「理解しようと努力する姿勢」「わからないことを積極的に聞く姿勢」が評価されます。初日から知識を持っている必要はなく、吸収力と成長意欲のある姿勢を見せることが求められます。
■ 論理的思考力
情報の整理、戦略構築、仮説の立て方、データ分析などにおいて、筋道の通った思考ができるかが見られます。ファクトをもとにロジックを構築し、納得感のある提案に仕上げる力が問われます。
■ チームとの協調性
ジョブはグループワークである以上、チームプレーが欠かせません。自分の意見をしっかり伝えつつ、他のメンバーの意見にも耳を傾け、建設的に議論できるかどうかが重要です。発言が少なすぎても、逆に独断的すぎてもマイナス評価になりかねません。
■ 課題への取り組み姿勢
資料作成や議論に時間がかかることも多く、夜遅くまで作業を続けることもあります。そうした状況の中でも、前向きに粘り強く取り組む姿勢が評価されます。主体的にリサーチを進めたり、他メンバーをサポートするなど、積極的な姿勢が高く評価されます。
■ プレゼンテーション力
最終発表では、スライドの構成だけでなく、話し方や態度、質疑応答への対応など「伝える力」が問われます。緊張していても、明瞭に、説得力を持って説明する姿勢を見せることが大切です。発表前には必ずチームで何度か練習を重ねておきましょう。
インターン参加前にやっておくべき準備
サマーインターンに参加する前に、次のような準備をしておくと、現場での吸収力とパフォーマンスが大きく向上します。
■ 基礎的なファイナンス知識のインプット
バリュエーション手法(PER、EV/EBITDAなど)や財務三表の読み方、基本的なM&A用語などは、事前に理解しておくとワークがスムーズになります。『実況LIVE企業ファイナンス入門講座』『MBAバリュエーション』といった入門書を活用するのがおすすめです。
■ Excel・PowerPointの基本操作
資料作成は基本的にPowerPoint、簡単な数値試算はExcelで行います。体裁の整え方、グラフや表の使い方、スライドの見やすい構成などをあらかじめ練習しておくと、当日慌てずに済みます。
■ 英語の財務用語の確認
一部の資料や社員との会話では英語が使われることもあります。「売上=Revenue」「営業利益=Operating Profit」など、基本的な英語表現に慣れておくと安心です。
■ 「期待を超える貢献」を意識する
社員はインターン生に対して、「この人は本当に採用しても良い人材か」「長期的に成長しそうか」を見ています。任されたタスクをこなすだけでなく、自ら分析を追加したり、アイデアを出したりするなど、期待を上回る貢献をしようとする姿勢が高く評価されます。
マーケッツ部門(営業・トレーディング)のジョブ内容と対策
マーケッツ(Markets)部門のサマーインターンにおいても、基本的にはグループワークと最終発表を軸にプログラムが構成されます。ただし、投資銀行部門(IBD)ほど形式が定型化されておらず、企業ごとにプログラム内容に個性があるのが特徴です。インターン期間中は、市場理解や分析能力、プレゼンテーション力が求められる多様な課題に取り組むことになります。
ジョブの内容
代表的なジョブ内容として、以下のようなプログラムが実施されます。
■ 市場分析・トレーディングゲーム
架空の資金を用いて株式や為替を売買する模擬トレーディングが行われるケースがあります。市場環境が時間とともに変化する中で、どのような意思決定を下すか、リスクをどう管理するかといった判断力が試されます。ゲーム形式であるため楽しみながら学べる内容ですが、瞬時の反応力とマーケットの理解が求められます。
■ 投資アイデアの提案
「特定のマーケット商品に関する投資戦略を提案せよ」という課題がよく見られます。たとえば「今後有望だと思う株式銘柄を選び、経済状況を踏まえた根拠とともに提案せよ」や「為替相場の動向を予測し、それに応じたトレーディング戦略を構築せよ」といったテーマです。チームで市場分析を行い、売買推奨やポートフォリオ構成をまとめ、最後にプレゼンテーションを実施します。
■ 営業ロールプレイ
セールス志望者向けには、社債やデリバティブ商品などを顧客(社員が演じる機関投資家役)に提案する営業ロールプレイが行われる場合もあります。プレゼン資料を作成し、商品特徴や市場見通しをふまえて提案し、質疑応答を受けるという構成です。実践的なワークですが、難解な金融知識は事前にレクチャーが行われるため、前向きに取り組めば問題ありません。
これらのワークに加えて、市場部門の基礎講義、ディーリングルームの見学、現役トレーダーやセールスとの座談会などもプログラムに組み込まれており、マーケットのダイナミズムを体感できる構成となっています。
評価ポイント
マーケッツ部門のジョブでは、IBDと同様にチームワーク、分析力、プレゼン力が評価されますが、特有の評価軸も存在します。
■ 市場感覚・興味
経済ニュースや市場の変動に対する関心の深さは、非常に重要な評価項目です。ディスカッションやアイデア出しの場面で、自分なりの相場観を積極的に発言し、「この金利変動が株式市場に与える影響は?」「このセクターは今後どう推移するか?」など、具体的かつ独自の視点を持った発言ができると、周囲から一目置かれる存在になれます。
■ クイックシンキング(即時思考力)
マーケットは刻々と変化する世界です。短時間で複数の選択肢を比較し、合理的な判断を下す力が求められます。トレーディングゲームや議論の中での判断スピード、論理性、冷静さが見られています。素早く反応することだけを意識するのではなく、「限られた時間内でベターな選択をする冷静な判断力」を意識しましょう。
■ 対人コミュニケーション能力
セールス志望の場合は、特に相手に商品価値をわかりやすく伝える力が重視されます。また、マーケッツ部門はチームでの情報共有が不可欠なため、グループワーク中の協調性、傾聴姿勢、自分の意見を論理的に伝える力など、基本的な対人スキルも大きな評価軸となります。企業によっては「明るく、場を盛り上げる力」も重視されることがあり、チームの雰囲気を良くするような振る舞いができる人材は高評価を受けやすい傾向にあります。
インターン参加前の対策
マーケッツ部門のインターンで成果を出すためには、事前準備が非常に重要です。以下のような取り組みをしておくと、ジョブの内容をスムーズに理解・実践できます。
■ マーケットニュースの習慣的なチェック
為替、金利、株式、商品(コモディティ)など、自分が興味を持てる分野を1つでもいいので、日頃から追いかけておきましょう。たとえば「原油価格が上昇している背景には中東情勢が影響している。今後は需給の改善により価格が安定する見込み」といったように、要因→現在の状況→今後の見通しを簡潔に語れるように準備しておくと、投資戦略を考える際にも役立ちます。
■ 金融商品の仕組みの理解
国債、社債、株式、為替、先物、オプションなど、代表的なマーケット商品についての基本構造やリスク特性を学んでおきましょう。たとえば「金利が上がると債券価格が下がる」「為替の先物取引では将来の通貨価格を予約できる」など、原理原則を理解しておくだけでも大きな差になります。
■ 投資シミュレーションの実践
架空のポートフォリオを組んでみたり、数週間ごとに仮想取引の結果を振り返って検証するなど、自分なりに投資戦略を考える習慣をつけておくと、本番のワークでのアウトプットの質が格段に向上します。実際に銘柄ごとのレポートを簡単に作成してみるのもよい訓練になります。
最終的に、マーケッツ部門で最も評価されるのは積極性と学ぶ姿勢です。インターン期間中は初めて触れる内容も多いため、知らないことが出てきたらすぐに調べたり、社員に質問したりする素直さと吸収力が重要です。「もっと知りたい」「もっとできるようになりたい」という貪欲さを見せることが、ジョブ選考における最大の強みとなります。その場での知識の有無よりも、どれだけ真剣に取り組み、自分を伸ばそうとしているかを見られていることを常に意識しておきましょう。
まとめ:外資金融インターンは「準備した者が勝つ」
外資系金融、特に投資銀行部門(IBD)やマーケッツ部門のインターン選考は、実質的な本選考そのものです。選考スケジュールが早く、求められる対策レベルも高いため、出遅れた人ほど内定の可能性が大きく下がります。一方で、早期から正しい対策を積み重ね、論理性・ガクチカ・金融リテラシー・英語対応・面接・ジョブに対応できる状態まで準備を整えれば、学歴や経験を問わず十分に勝てる世界です。実際、アルファではこれまでに数多くの学生が、全くの金融知識ゼロの状態からゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、JPモルガンなどのトップ企業に内定していきました。外銀への内定は、年収・キャリア・人脈・スキルのすべてを一気に引き上げるチャンスです。その扉を開ける鍵は、"正しい努力"と"正しい戦略"です。
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