海外高校留学
【高校生向け海外留学奨学金まとめ】返済不要、全額給付の奨学金を解説!留学・奨学金はアルファに相談だ!
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こんにちは、アルファアドバイザーズ代表の入住です!
今回は、「高校生向けの長期海外留学奨学金」について詳しく解説します。アルファ・アドバイザーズでは、毎年1,500件以上の社会人・大学生・保護者の皆様から、教育・進学・キャリアに関するご相談をいただいております。特に近年は、小中高生の保護者様から、「子どもを将来グローバルで活躍させたい」「海外大学進学を見据えて高校段階から準備をしたい」といった、高校留学や早期海外進学に関するご相談が急増しています。
これまで私たちは、ゴールドマン・サックス、マッキンゼー、三菱商事など、トップ企業内定者の就活を多数サポートしてきましたが、その中で一貫して感じているのは、「留学経験はもはやマストである」という現実です。なぜなら、今の就職市場では、学歴フィルター以上に「留学フィルター」が存在するからです。特に外資系企業や総合商社の一部では、海外大学出身者や長期留学経験者だけが応募できる専用の選考ルートが用意されている場合すらあります。つまり、「留学しているかどうか」が内定を勝ち取るための事実上のエントリー資格になっているのです。
そのように考えると、留学は絶対に必要であり、さらに重要なのは、「早く行けば行くほど有利」であるということです。高校からの長期留学経験は、大学受験・進学後・キャリアのすべてにおいて明確なアドバンテージになります。とはいえ、留学を考えるうえで、多くの方が最初に不安に思うのが費用の問題です。アメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアといった主要国では、年間300〜600万円程度の費用がかかることもあり、家庭の自己資金だけでカバーするのは現実的に難しいというご家庭も多くいらっしゃいます。
しかし、実は使える奨学金制度は意外と多く存在し、特に高校生向けの長期留学にも対応した返済不要の給付型奨学金が年々充実してきています。今回は、そうした高校生向けの奨学金を紹介します。どの奨学金も、早期の準備と正しい戦略で狙えば、十分に獲得可能なものばかりです。もちろん今日紹介する奨学金プログラムだけではなく、数多くの奨学金がありますので、詳細はアルファの無料相談チャットまでご連絡ください!また、「高校から留学したい」「子どもの可能性を広げたい」「でも費用面が不安…」という方も、ぜひアルファアドバイザーズの無料個別相談にお越しください。志望校やキャリア目標に合わせた最適な留学戦略の立案はもちろん、各種奨学金の選定・応募書類・面接対策まで、個別にサポートいたします。
実際、昨年は笹川奨学金に合格した高校生も輩出しています。高校留学は、その後の人生の選択肢を一気に広げてくれる大きなチャンスです。そのようなチャンスを手にするためにも、ぜひアルファにご相談ください!
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高校生向け長期海外留学奨学金プログラム7選
1)AFS年間派遣プログラム(AFS日本協会)
AFS日本協会が主催する1年間の高校交換留学プログラムです。返済不要の給付型奨学金が設けられており、約303名の派遣生のうち約100名が奨学生として選ばれます。
◯給付内容について
留学プログラム参加費には、派遣先での授業料・滞在費・往復渡航費などが含まれ、これらの全額または一部が奨学金として支給されます。約45名には参加費全額(約140~230万円相当)が支給されるほか、その他の奨学生にも50万~100万円の補助金が複数の企業・団体から提供されます。奨学金は出身地域や世帯収入に応じた種類があり、たとえば全国から応募可能な三菱商事奨学金(最大70名)や、地域・条件に限定された枠などがあります。
◯申込条件について
応募時点で中学3年〜高校2年生であることが条件で、留学開始時には高校1~3年生相当の年齢である必要があります。学校長の推薦書の提出が求められますが、校内ルールや方針によって対応が異なるため、早めに在籍校に相談することが重要です。学業成績の具体的な基準は設けられていませんが、英語力を証明するため、英検などのスコア提出が必要です。派遣国によっては追加で英語試験を受ける場合もあり、たとえば米国派遣希望者はELTiSテストで800点中689点以上が求められます。英語力の目安として、出発までに英検準2級程度(CEFR A2)以上が望まれますが、派遣国によりCEFR A1〜B1のレベル差があります。
◯申込方法と期限
専用アカウントをAFSのオンラインシステムで作成し、必要書類を提出して応募します。募集は年に3回行われ、2025年出発(第73期生)の場合、A日程:2025年4月7日〜5月26日正午、B日程:6月18日〜7月7日正午、C日程:8月22日〜9月22日正午が締切です。応募時には選考手数料として33,000円が必要です。提出書類には、志願者情報、希望派遣国、奨学金申請書、推薦書、英語スコア証明などが含まれます。全応募者がオンライン面接を受け、その後3~4日以内に合否結果が通知され、約2週間後に奨学金の採否結果が発表されます。
◯選考のポイントとアドバイス
人物面が重視され、特に異文化への理解力や適応力、コミュニケーション能力が評価されます。志望動機や将来の目標を明確にしたうえで、面接に臨むことが重要です。派遣先によって語学レベルやビザの要件が異なるため、十分に準備する必要があります。また、奨学金は複数種類に応募できるため、自身の条件に合ったもの(地域枠・世帯収入・資格など)を複数申請するのが有利です。
・三菱商事奨学金(全国枠、最大70名)
・IT資格を持つ人向けのJBS奨学金(全額支給・最大3名)など
いずれも併願が可能で、戦略的に応募すればチャンスが広がります。最後に、学校側の理解と協力が必要不可欠なため、できるだけ早い段階で在籍校に相談し、協力体制を整えておくことが成功への第一歩です。
2)東京都「次世代リーダー育成道場」研修生
https://www.ryu.kyoiku-kensyu.metro.tokyo.lg.jp/
このプログラムは、東京都教育委員会が実施する海外留学研修制度で、都立高校等の生徒を対象にグローバルリーダー育成を目的として行われています。研修は「事前研修+11ヶ月の海外留学+事後研修」の三部構成となっており、単なる金銭サポートにとどまらず、留学の準備から帰国後の地域貢献までをトータルでサポートする点が特徴です。
◯給付内容について
プログラムにかかる費用の大半は公費でまかなわれ、参加者は「プログラム参加費80万円」と「諸経費約70万円」(パスポート取得費・ビザ・保険など)のみを負担します。11ヶ月間の学費、ホームステイ費用、往復航空券がこの金額に含まれており、私費留学と比較して極めて費用負担が軽減されます。加えて、半年〜1年におよぶ無料の事前研修も含まれており、教育的価値と経済的サポートの両面で非常にメリットの大きい制度です。
◯申込条件について
応募対象は、東京都内の都立高校、中等教育学校後期課程、または都立中学校に在籍している生徒で、学校長からの推薦を得られることが条件となります。2025年度の場合、Aコース(2026年1月渡航・オセアニア方面)は高校1〜3年生、Bコース(2026年8月渡航・北米方面)は高校1〜2年生および中学3年生が対象です。
・応募時点でCEFR A2(英検準2級相当)以上の英語力が必要
・出発時までにCEFR B1(英検2級相当)に到達見込みであることが推薦要件
・個人による直接応募は不可。必ず学校を通じて申請が必要
◯申込方法と期限
応募は各学校単位での取りまとめ提出となっており、2025年度の締切は2025年5月16日(金)17時でした。この日時までに生徒の応募書類と、学校からの推薦手続きがすべて完了している必要があります。募集人数はA・Bコース各75名、合計150名以内。さらに、英語上級者向けのアドバンスト枠が各コースあわせて10名設定されています。
◯選考のポイントとアドバイス
選考は書類審査と面接で行われます。学校による推薦基準を満たしていることが前提で、人物面、学習意欲、語学力の伸びしろなどが重視されます。加えて、帰国後の地域活動など、本事業に対する継続的な協力姿勢も重要な評価ポイントとなります。
上級者枠を目指す場合は、CEFR B2(英検準1級相当)程度の語学力を念頭に置くとよいでしょう。また、長期留学による単位取得や休学制度など学校内での調整が必要になるため、早めに担任や進路指導担当と話し合っておくことが大切です。
費用面では参加者の自己負担が約150万円程度となるため、家族としっかり話し合い、早期に資金計画を立てておくことも重要です。東京都が提供する中高生向け留学サポートの中でも、最も本格的かつ手厚い制度のひとつであり、本気で海外での学びを望む人には非常に有意義なチャンスとなります。
3)UWC日本協会「UWC奨学生」(海外IB校2年間)
https://www.keidanren.or.jp/japanese/profile/UWC/index.html
ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)日本協会が実施する高校生向けの留学奨学金プログラムです。対象は高校1年生で、選ばれた奨学生は世界各地の全寮制IB校(UWC)17校のいずれかに派遣され、2年間にわたり国際バカロレア(IB)課程で学びます。奨学金は給付型であり、学費や生活費の全額または一部が支給されます。支給額は家庭の経済状況に応じて決定される仕組みとなっています。
◯給付内容について
2年間のIB課程にかかる授業料・寮費・食費が奨学金として支給されます。経済的に必要な場合は全額給付も可能です。渡航費や雑費は原則として自己負担となりますが、派遣校によっては追加サポートが受けられる場合もあります。UWCでは約70〜100ヵ国から集まった生徒と共に寮生活を送りながら、国際的な視点を身につけることができます。
◯申込条件について
応募時に高校1年生であることが必須条件です。2025年度の募集では、2024年9月時点で高校1年生であり、2025年8月1日時点で満16歳以上であることが求められました。応募には日本国籍または日本の永住権が必要です。さらに、校長による受験承諾書、1年次の成績証明書の提出が求められます。
語学力については、以下のいずれかの英語スコアを満たす必要があります。
・英検2級合格またはCSEスコア1950点以上
・IELTS 4.0以上
・TOEFL iBT 42点以上
これらのうちいずれか一つでも基準を満たせば応募可能です。選考の中では、数学と国語の筆記試験および日本語による面接が実施されるため、国内の高校で求められる学力レベルは必要となります。
◯申込方法と期限
UWC日本協会の指定するオンラインフォームで応募登録を行い、志望理由書、校長の推薦承諾書、成績証明書、英語スコア証明書など必要書類を提出します。2025年度(UWC第10期生)の募集では、応募登録期間は2024年11月8日〜12月6日でした。一次選考(書類・筆記試験)は12月15日、二次選考(面接)は2025年2月10日に実施されました。受験料として20,000円が必要です。最終的に12〜14名程度の奨学生が選ばれ、例年の競争倍率は4〜6倍程度です。
◯選考のポイントとアドバイス
選考は書類・筆記・面接の総合評価で行われます。評価されるのは、国際的な視野、学業成績、課外活動、リーダーシップ、そして社会貢献への意欲です。特に筆記試験では、日本語での小論文や数学の基礎問題が出題されるため、日頃の学校での学習姿勢が問われます。
英語力は基準を満たせば応募可能ですが、IBでの学習に耐えうる語学力を身につける努力は欠かせません。志望者は、英検やTOEFLのスコアアップを目指すと同時に、日頃から学校生活での態度や成績にも留意し、校長や教員からの信頼を得て推薦を受ける体制を整えましょう。
面接では、以下のような問いが想定されます。
・なぜUWCで学びたいのか
・UWCでの学びを将来どう活かすか
・どのように社会に貢献したいか
これらについて日本語・英語両方で答える準備が求められます。選考前にはオンライン説明会が開催され、UWCの内容や選考の流れについて説明されるほか、現役または卒業生からの話が聞ける機会もあります。必ず参加し、理解を深めた上で準備を進めてください。
4)Tazaki財団奨学金(英国パブリックスクール+大学留学)
Tazaki財団が提供する、日本の高校1年生を対象としたイギリス長期留学奨学金プログラムです。英国の名門パブリックスクールで2年間学び、その後オックスフォード大学やケンブリッジ大学などの名門大学に進学し、学士課程を3年間学ぶという、5年間一貫型の超選抜型留学プランです。全期間における学費・生活費はすべて財団が負担する完全給付型奨学金です。
◯給付内容について
奨学金によるサポート額は総額約4,000万円相当です。
・英国パブリックスクール(高校相当)2年間の授業料・寮費・生活費
・英国大学(学部課程)3年間の授業料・寮費・生活費
・日本〜英国間の渡航費(最大2往復)
・事前の英語研修費用(ブリティッシュ・カウンシルによる約1ヶ月の集中講座+IELTS受験)
本人や保護者の経済的負担は一切ありません。渡英前の準備まで含めて全額財団がサポートします。
◯申込条件について
応募対象は日本の高校1年生です。応募時点で高校1年の前期(または1学期)の成績証明書が必要となります。英語力は不問で、TOEFLやIELTSのスコアを出願段階で提出する必要はありません。ただし、選考過程では英語による面接やIELTS受験があるため、基礎的な語学力は求められます。家計の所得条件はなく、経済状況に関係なく誰でも応募可能です。明確な評定平均の基準は公開されていませんが、最終的に難関校への合格が求められるため、全体として高い学力が必要です。応募には財団公式サイトから書類をダウンロードし、郵送で提出します。2025年度(第9期生)の出願期間は2024年11月11日〜2025年1月14日です。
◯選考スケジュールと流れ
・書類選考および面接により約20〜30名の語学研修生が選抜される(2025年1月)
・語学研修生はブリティッシュ・カウンシルの集中講座を受け、IELTSを受験
・その後、2025年5月に英国パブリックスクールの入学試験および面接を実施
・最終的に約5〜10名の奨学生が決定し、9月に英国へ渡航
選考に漏れた語学研修生にも、翌年3月まで英語講座の受講サポートが継続されるため、応募自体が語学力向上の機会になります。
◯選考のポイントとアドバイス
この奨学金は、将来的にケンブリッジ大学やオックスフォード大学などの難関大学に進学しうる素質と意欲を持った人材を求めています。選考では以下の点が重視されます。
・高い学力と知的好奇心
・英語適性(基礎力+伸びしろ)
・海外進学への明確な動機とビジョン
面接では、日本語と英語の両方で「英国で学びたい理由」や「社会への貢献」などが問われる可能性があります。自分の夢や将来像を明確に語れるよう準備しておくことが重要です。まずは語学研修生に選ばれることを目指し、1ヶ月の集中英語研修でスキルを高める姿勢が必要です。IELTSスコアをできるだけ伸ばすことで、英国校の入試選抜において有利になります。例年11月には財団主催の説明会も行われており、卒業生や担当者から話を聞くことができます。参加することで、留学生活や選考過程への理解が深まり、モチベーションの向上にもつながります。家計条件に関係なく挑戦でき、かつサポート額が圧倒的に大きい貴重な機会です。自分の実力と将来性に自信がある人は、ぜひ応募を検討してください。
5)トビタテ!留学JAPAN「新・日本代表プログラム」(高校生コース)
文部科学省と民間企業の官民協働で運営されている高校生向けの留学サポート制度です。2013年度に開始された「トビタテ!留学JAPAN」キャンペーンの第2ステージとして、「新・日本代表プログラム」が展開されています。高校生コースでは年間700名規模で全国から奨学生を募集し、返済不要の給付型奨学金として提供されます。最大の特徴は、成績や語学力に関係なく、自分で自由に設計した留学計画をサポートする点です。また、採用者には出発前後の研修や、1万人を超えるトビタテ生コミュニティへの参加機会が与えられます。
◯給付内容について
支給される奨学金は以下の通りです。
・留学期間中の奨学金:月額6〜16万円
・留学準備金(渡航前支給):15〜25万円+増額分
月額の給付額は、家庭の所得と留学先地域によって異なります。世帯収入が一定基準以下の場合、欧米・中東等の地域では16万円/月、アジア・アフリカ・中南米等では12万円/月が支給されます。所得基準を超える家庭の場合も、全体の1割枠で月額6万円の支給を受けられる可能性があります。また、2025年度第10期では物価上昇への対応として準備金が増額され、アジア地域では21万円、その他地域では35万円が支給されます。これらは主に渡航費やビザ費用、現地生活の準備に活用できます。さらに、異文化適応やリーダーシップ研修といった事前研修、帰国後の報告会やネットワーク形成サポートなど、金銭以外のサポートも充実しています。
◯申込条件について
応募対象は、日本の高等学校、中等教育学校後期課程、特別サポート学校高等部、高等専門学校(1〜3年)、専修学校高等課程に在籍する高校1〜3年生相当の生徒です。日本国籍または永住権を有していることが条件です。
・学校長の推薦は不要ですが、学校との事前相談は推奨されます
・学業成績や英語力に関する制限はなく、誰でも応募可能です
・自分自身が設定した「探究テーマ」に基づいて留学計画を作成することが求められます
留学計画は以下の4コースのいずれかを選択し、自らの興味や目標に応じて設計します。
・マイ好奇心探究
・社会課題探究
・STEAM探究
・スポーツ・芸術探究
留学期間は14日以上365日以下で、2025年7月10日〜2026年3月31日までの間に出発する必要があります。125日以上の「ロング」留学は月額支給、それ未満は一括支給となります。
◯申込方法・期限
応募は学校を通じてではなく、生徒本人がトビタテ公式サイトのオンラインシステムで直接登録・申請します。必要事項を入力したうえで、留学計画や志望動機を含む申請フォームを提出します。
・第一日程:2025年1月23日17時(新高校2・3年生向け)
・第二日程:2025年4月21日17時(新高校1年生向け)
書類審査後、面接候補者が選出され、最終的に全国で700名が採用されます。例年の選考では、オンライン入力された「探究計画書」や学校の在籍確認書類が評価対象となり、その後の面接によって合否が決定されます。結果発表は7月頃です。
◯選考のポイントとアドバイス
このプログラムの最大の特徴は、人物重視かつ探究計画重視である点です。応募者は「なぜそのテーマで留学したいのか」「その経験をどう活かしたいか」という明確なビジョンを計画書に落とし込むことが求められます。
また、トビタテ生には以下のような役割も期待されています。
・グローバルリーダー(国際舞台で活躍する人材)
・アンバサダー(留学中に日本の魅力を海外に発信)
・エヴァンジェリスト(帰国後に他の学生に留学の価値を伝える)
面接ではこれらの役割を念頭に置き、「留学でどのように成長したいか」「その後社会や学校にどのような影響を与えたいか」を語ることが重要です。留学による波及効果を意識した発言が評価される傾向にあります。また、保護者の所得が高い場合でも全体枠の1割には含まれる可能性があります。たとえ支給額が少なくなっても、熱意や計画内容次第で採用される可能性は十分にあります。家庭の経済状況に関係なく、意志と準備さえあれば挑戦する価値のある制度です。なお、学校長の推薦は不要ですが、学校との連携(単位認定、出席扱い、試験対応など)は不可欠です。保護者との話し合いや、学校との調整も含め、早期の準備と周囲の理解を得ることが成功の鍵となります。
6)おおさかグローバル塾(大阪府 海外大学進学サポート事業)
おおさかグローバル塾は、大阪府都市魅力創造局が実施する高校生向けの海外大学進学サポートプログラムです。純粋な奨学金制度というよりも、約10ヶ月にわたり進学準備講座+短期留学+出願サポートが一体化された実践的なサポートコースであり、海外の大学を目指す大阪府内の高校生に最適化された内容となっています。
◯サポート内容について
このプログラムは次の3本柱から構成されます。
1. 海外進学準備講座
月2回程度、主に日曜日に実施され、英語4技能・リーダーシップ・ゼミ研究などを学びます。
2. 英国リーズ大学での短期研修
夏休み中に約2週間、イギリスのリーズ大学にて大学の授業を体験し、文化交流も実施されます。
3. 海外大学受験講座
秋以降、出願戦略や進路指導、書類作成のサポートが個別に行われます。
参加費は自己負担24万円です。この金額には講座費用と短期渡航費用の主要部分が含まれます。パスポート取得、保険料、研修会場までの交通費、現地での自由行動にかかる食費等は別途必要ですが、実質的に高額なサポートを低負担で受けられる非常にコストパフォーマンスの高いサポートとなっています。
◯応募条件について
英語試験スコアは応募時に提出が求められ、最も高いスコアを証明書として添付します。応募には以下の条件を満たす必要があります。
・応募時点で大阪府に住民票があり、原則として高校2年生または3年生(新高校1年生は対象外)
・学校長の推薦が得られること
・海外大学で学位取得を志望していること
・英語力が一定基準を満たしていること(例:英検2級、IELTS4.0、TOEFL iBT45など)
◯申込方法・期限
まずは公式サイトで応募フォームに登録し、その後下記書類を郵送または持参で提出します。
・志望理由書
・学校長推薦書
・英語スコア証明書
志望理由書には以下の内容が求められます
・なぜ海外大学で学びたいのか
・留学後のビジョン
・自身の強みや熱意
・大阪府への貢献意識
2025年度の受付期間は2025年2月19日~4月21日17時必着でした。書類審査と面接による選考が実施され、最終的に50名が選抜されます。プログラムは6月から翌年3月頃まで実施されます。
◯選考のポイントとアドバイス
選考では以下の点が総合的に評価されます。
・明確な志望理由と将来ビジョン
・地域貢献の意識(大阪を拠点に活躍する意志)
・英語力(最低ラインを超えていること)
・学習態度・リーダーシップ・面接での表現力
志望理由書は単なる自己PRではなく、なぜ今、海外大学なのか、なぜ大阪から世界へ出たいのかを説得力をもって書くことが大切です。英語面接が行われる可能性もあるため、簡単な自己紹介や将来の展望を英語で準備しておくと安心です。また、プログラムの特性上、平日の講座や夏の短期研修に参加できるよう、学校との調整も重要です。参加費24万円の自己負担についても、家族とよく相談し、事前に準備しておくことが必要です。毎年4月頃にはオンライン説明動画が公開されるため、応募前に視聴して内容を理解しておくことをおすすめします。総じて、「大阪から世界へ」という明確なビジョンと意志を持ち、自らの未来を切り拓こうとする姿勢が選考突破の鍵となります。
7)埼玉発世界行き奨学金(埼玉県グローバル人材育成センター)
https://www.ggsaitama.jp/for-japanese/studying-abroad/
埼玉県が提供する海外留学奨学金制度です。「一般奨学金」と、企業・団体・個人の寄付によるテーマ別の冠奨学金の2本立てで構成されており、高校生が応募できるのは冠奨学金のみです。いずれも返済不要の給付型奨学金で、支給額や対象は各コースにより異なります。応募には埼玉県とのゆかり(在住・在学・在勤・出身など)が必須です。2025年度には24種類の冠奨学金が用意され、71名の採用枠が設定されました。
◯給付内容について
冠奨学金の支給額は一律ではなく、以下のようなサポートが受けられます。
・多くのコースは1ヶ月以上の留学や海外活動に対し50万円を支給
・「石坂産業奨学金」(循環型社会)や「カロネコ奨学金」(文化芸術)などが高校生対象で50万円支給
・「カネパッケージ奨学金」は2週間以上の活動でも応募可能(50万円支給)
・「浦和競馬チャレンジ奨学金〈長期〉」は1年以上の長期留学に対し最大120万円を支給
・2025年度新設の「GEORGIA未来応援奨学金」は高校生30名に各50万円支給という大規模枠
・その他、低所得世帯を優先する「井口敬子記念奨学金(5名×50万円)」、医療・介護分野の「眞美ちゃん奨学金」、地元貢献をテーマとする「武蔵コーポレーション奨学金」なども用意
支給された資金は、授業料・渡航費・滞在費などに充てることができます。
◯応募条件について
すべてのコースに共通するのは、埼玉県との関わりがあることです。以下のいずれかを満たす必要があります。
・埼玉県に在住・在学・在勤している
・埼玉県の出身者
応募できるのは高校生向けに設けられた冠奨学金コースのみです。多くのコースは「高校生(15歳以上)応募可能」とされており、高校1年生〜3年生(15〜18歳)であれば対象になります。ただし、一部のコース(例:浦和競馬チャレンジ奨学金〈長期〉)は高校生は対象外です。
また、コースごとに特色ある応募条件が設けられています。たとえばGEORGIA高校生限定コースでは、応募時点で留学受入先が既に決まっていることが前提条件となっており、計画中や未確定の場合は対象外です。
・「埼玉県内での将来的な貢献意志」が求められるコース
・「低所得世帯優先」や「女性限定」など属性に基づく条件があるコース
・「2025年度中に3ヶ月以上の留学を開始していること」を条件とするGEORGIA奨学金など
◯申込方法・期限
埼玉県の「グローバル人材育成センター埼玉(GGS)」のWEBサイトにある奨学金申請システムを使ってオンライン申請します。具体的な手順は以下の通りです。
・オンラインフォームでアカウント登録
・申請書フォームにて希望するコースを選択し、必要情報を入力
・提出書類として以下をアップロード
・埼玉県との関係を証明する書類
・英語スコア証明、留学先の入学許可証(必要なコースのみ)
・志望動機を記した小論文(全コース共通)
小論文のテーマはコースにより異なり、「留学後の将来ビジョン」「社会課題への貢献」などが設定されています。2025年度の募集期間は2025年3月17日~4月30日でした。書類選考通過者には6月下旬に面接選考が行われ、7月18日頃に最終結果が通知されます。面接では、志望動機、留学内容、将来像、埼玉との関わりについて詳しく問われることが想定されます。
◯選考のポイントとアドバイス
この奨学金制度では、各コースの趣旨にどれだけマッチしているかが最も重要です。選考で評価されるために意識すべき点は以下の通りです。
・「なぜそのテーマ・分野で留学したいのか」を明確に語る
・「将来その経験をどう埼玉県に還元するのか」という展望を持つ
・志望コースごとに異なる目的や意図をしっかり理解し、小論文と面接で個別に対応する
例えば環境系奨学金であれば、環境問題への関心と解決のための学びの姿勢を、女性支援枠であれば、自身の生き方を通じて社会をどう変えたいかというビジョンを示す必要があります。また、埼玉県に将来的に貢献する意欲があることは、すべてのコースに共通して重視されるポイントです。選考時には「将来は埼玉で〇〇に取り組みたい」といった地域貢献の意志が評価につながります。複数コースに併願することも可能ですが、各コースごとに趣旨が異なるため、小論文は必ず1つずつ書き分ける必要があります。最大3コースまで応募できるので、自分に合ったプランを幅広く検討してチャレンジしてください。さらに、「〇年中に留学を開始」という条件があるコースでは、応募時点で留学先を確定させておく必要があります。学校交流やエージェントを通じて、受け入れ先の合格証明を取得しておくと安心です。語学力証明が求められる場合は、事前にスコアを取得しておく必要があるため、英検・TOEFLなどの試験日程も逆算して準備しましょう。「埼玉から世界へ、そして再び埼玉へ」というコンセプトを実現できる人材が求められています。地元愛と国際志向を両立し、将来のビジョンを描ける学生にとって、極めて価値あるチャンスとなるはずです。
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