【2025年最新|日本のボーディングスクール徹底比較】費用・入試・進学実績・インターとの違いを網羅!海外大学進学も視野に入れたプロの出願戦略とは?ボーディングスクール合格はアルファ一択!

こんにちは!アルファアドバイザーズ代表の入住です。
近年、保護者の皆さまから「子どもに合ったボーディングスクールを選びたい」「海外大学に強い学校はどこか知りたい」といったご相談が急増しています。アルファアドバイザーズでは、これまで17年間にわたり、ボーディングスクール、海外大学/交換留学、MBA/大学院などの留学サポートや、就職・転職サポートを一貫して提供してまいりました。受講生の年齢層は2歳〜60歳と幅広く、お子さまの早期進路形成から社会人のキャリアサポートまで、多岐にわたるご相談に対応しています。

ボーディングスクールは、単なる学校選びではなく、その後の大学進学、そしてキャリアの礎となる非常に重要な分岐点です。「日本か海外か」「アメリカ、イギリス、ドバイ、スイス、シンガポールなど、どの国を選ぶか」「英語環境か日本語環境か」など、選択肢が多いからこそ、迷われる方も多いのが実情です。そこで大切なのは、大学受験を見据えた学校選びです。どのボーディングスクールを選ぶかによって、その後に進みやすい大学(アイビーリーグ、リベラルアーツカレッジ、オックスブリッジ、東大・早慶など)が変わってきます。特に海外大学を目指す場合、出願要件や評価ポイントが日本の大学とは全く異なるため、ボーディングスクール選びの段階から大学進学戦略を立てておく必要があります。

そのためには、各ボーディングスクールの教育内容、進学実績、大学との相性、IBやAレベルの活用可能性、日本の高校卒業資格の有無、奨学金制度などを総合的に比較しなければなりません。さらに大学ごとの特性(例:リベラルアーツ大学で何が学べるか、オックスブリッジとアイビーの違いなど)や出願戦略についても把握する必要があります。これらを保護者の方だけで判断するのは非常に難しく、だからこそ“プロに頼る”ことが成功の鍵になります。アルファでは、国内外のボーディングスクールからその先の大学進学まで、一貫して最適な進路をデザインするサポートを行っています。また、ボーディングスクールや海外大学進学は、学力だけでなく、リーダーシップ、課外活動、パーソナリティ、将来のビジョンなども見られるため、テストの点数だけでは合格できません。だからこそ、課外活動を含めた一貫した戦略的な受験準備が必要不可欠です。

この記事では、まず日本の代表的なボーディングスクールについて、教育内容、費用、入学要件、進学実績などを網羅的にご紹介します。その上で、日本と海外のボーディングスクールの違い、出願に向けた準備のポイントも丁寧に解説します。「日本のボーディングスクールに興味が湧いた」「うちの子にはどの学校が合っているの?」「海外進学まで見据えて相談したい」という方は、ぜひお気軽にアルファの無料相談をご利用ください。私たちプロアドバイザーが、学校選びから受験戦略、そしてその先のキャリアまでしっかりとサポートいたします。

無料相談はこちらから!> 無料相談


日本国内の主な高校ボーディングスクール一覧

1. UWC ISAK Japan(ユナイテッド・ワールド・カレッジ ISAKジャパン)

UWC ISAK JAPAN
UWC ISAK JAPAN

長野県軽井沢町に2014年開校した、日本初の全寮制国際高校(共学)。1学年約40名と小規模で、多様な国籍の生徒が集います。日本国内の学校在籍者や日本国籍保持者が約30%、それ以外が約70%を占めます。

カリキュラム
国際バカロレアDiploma Programme(IBDP)。授業は主に英語で行われ、日本の高校卒業資格も取得可能です。
年間費用
入学金30万円、授業料年間約359万円、寮費年間約139万円、施設費・諸費用を含め年間総額約540~550万円。約7割の生徒が奨学金や経済支援を受けています。
入学要件
中級以上の英語力が求められ、書類選考(成績証明書、推薦状2通、エッセイ等)と英語での面接があります。リーダーシップ資質や多様性への適応力も重視されます。
学校の特徴
UWC加盟校として、世界各国から集まる生徒が共同生活を送りながら、リーダーシップや社会貢献について学びます。寮生活や課外プロジェクトを通じて多文化理解を深める教育環境です。
クラスサイズ
1学年40名程度。IB選択科目は10~20名以下の少人数で指導されます。
進学実績
ブラウン大学、タフツ大学、ミドルベリー大学、ヴァンダービルト大学、スミス大学、NYUアブダビ校、イェールNUS校、トロント大学など、海外の名門大学への進学実績が豊富です。日本国内では早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学、ICUなどへの進学者もいます。

2. Harrow International School Appi Japan(ハロウ安比校)

岩手県八幡平市安比高原に2022年8月開校したイギリス名門ハロウ・スクールの日本校(共学)。アジアでは10校目、日本初のHarrow系列校で、11~18歳対象の中高一貫全寮制校です。

カリキュラム
英国式カリキュラムを導入。中学段階でIGCSE課程を履修し、高校ではAレベル課程を提供します。全授業は英語で行われ、ハロウ本校と同様の全人教育が行われています。
年間費用
年間約900万円(授業料・寮費込み)。中等部で約930万円、高等部で最大約1,010万円。入学金や保証金が別途必要です。奨学金制度あり。
入学要件
高い英語力と学力が必要。英語での筆記試験(国数英)とオンライン面接、成績表や推薦状の提出が求められます。IELTSや英検などの英語資格が推奨されます。基本的に7年生(日本の中1相当)からの入学を前提としています。
学校の特徴
英国本校の伝統を受け継ぎ、グローバルリーダーの育成を掲げています。山あいの自然環境に囲まれたキャンパスには3Dプリンターを備えた工作室や劇場、スポーツ施設などがあり、24時間体制の生活指導が整備されています。
クラスサイズ
全体の定員は約750名。各学年100名弱で、授業は15~20名程度の少人数で行われます。
進学実績
開校間もないため卒業生はまだいません。英国本校ではオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、アイビーリーグなどへの進学実績があり、同様の支援体制が整えられています。日本の大学受験資格も取得可能です。

3. Rugby School Japan(ラグビースクール・ジャパン)

千葉県柏の葉(東京都心から電車で約30分)に2023年9月開校した、イギリスの名門ラグビー・スクールの海外校(共学)。タイ(バンコク)に次ぐ世界2校目のラグビー海外校で、日本では初の首都圏立地の英国型ボーディングスクールとなります。11~18歳(Year7–13)を対象にした中高一貫全寮制で、最大750名規模を想定しています。

カリキュラム
英国式教育カリキュラムを採用し、IGCSE課程(中学相当)およびAレベル課程(高校相当)を提供します。文科省から日本の高校卒業資格は付与されませんが、Aレベル修了により海外大学出願資格を得る形です。教育の核に全人教育(Holistic Education)を据えており、学問のみならずスポーツ・芸術・人格教育に力を入れるのが特徴です。
年間費用
年間約700万円(授業料約450万円+寮費約250万円)と試算されています。通学生(希望者は週末帰宅も可能)を選択すれば寮費を差し引けますが、基本はフルボーディングスクールです。英国本校と比べても学費水準はほぼ同等で、奨学金制度も用意されています。
入学要件
英語を共通語とする環境のため、高度な英語力が求められます。出願時には成績表や推薦状、エッセイ提出、英語での面接・筆記試験があります。英国の共通入試(UKisetなど)や独自テストにより、数学・英語・非言語テスト等が評価されます。原則Year7からの入学ですが、高校部からの編入も若干名受け入れる予定です。
学校の特徴
ラグビー・スクール本校は1823年にラグビーフットボール発祥の地として知られ、英国の伝統あるパブリックスクールの一つです。ジャパン校もその教育哲学を継承しており、「興味を持たせる教育」を重視し、アートやスポーツに力を入れたカリキュラムを展開。ダンススタジオ、シアター、アートギャラリーなどの施設が整っており、多国籍教員によるハウス制度の導入も予定。ハウスマスターが生徒の生活と学習を24時間体制で支えます。日本文化の学びも重視し、「グローカル」な教育を掲げています。
クラスサイズ
全校生徒は最大750名規模ですが、1クラスの人数は約15~20名程度。教科により更に少人数になることもあり、生徒主体の発言・討論がしやすい環境です。
進学実績
開校直後のため実績は未公表ですが、カレッジカウンセリング部門が早期から指導を開始。ラグビー本校ではオックスフォード大学、ケンブリッジ大学、アイビーリーグ等への進学者を輩出しており、ジャパン校でも同様の支援体制とネットワークが期待されています。国内難関大学AO入試等への対応も可能です。

4. 国際高等学校(NUCB International College)

愛知県日進市に2022年9月開校した全寮制の新設国際高校(共学)。名古屋商科大学(NUCB)が運営母体で、定員225名(各学年75名、3クラス編成)と比較的大規模。文科省認可の一条校で、日本の高等学校卒業資格も取得可能です。

カリキュラム
国際バカロレア(IB)ディプロマ・プログラム(IBDP)を中核に据えています。高校1年次はPre-IB(国際教育準備課程)として学習基礎とスキルを養い、2〜3年次でIBDPの正式課程を履修。授業はすべて英語で行われ、日本の高校卒業資格も同時に取得可能です。MBA式のケースメソッド(課題解決型ディスカッション)を取り入れた実践的教育が特徴です。
年間費用
入学金50万円、授業料年間210万円、寮費年間155万円、教育充実費45万円で、年間約410万円。初年度には入学金が加算されます。全生徒にMacBook Airが無償貸与され、特待生向けの奨学金制度もあります。
入学要件
英語で学べる高度な語学力が必要です。書類審査(成績、エッセイ、活動歴)、英語エッセイ試験、数学試験、英語面接が行われます。帰国生・外国人だけでなく日本人生徒も多く、英語力があれば海外からの出願も可能です。保護者の日本語力がなくても日本語での支援が提供されます。
学校の特徴
大学(名古屋商科大)と同一キャンパスにあり、最新の教育施設と学生寮を備えています。リベラルアーツとビジネス教育の融合を目指し、起業体験や大学との連携プロジェクトも展開。日本の一条校として公的支援の適用も受けられます。
クラスサイズ
1クラス約25名で1学年3クラス。IB選択科目はさらに細分化され、10~15名程度の少人数で実施される場合もあります。
進学実績
初の卒業生は2025年3月予定。IBDP取得により、海外約90か国の大学への出願資格があり、日本国内のIB入試枠も活用可能。東京大学、慶應義塾大学など国内難関大学への出願も可能で、名古屋商科大学への内部推薦制度も用意されています。

5. 英数学館小・中・高等学校

英数学館小・中・高等学校
英数学館小・中・高等学校 - 西日本で唯一の小学校 – 高校の国際バカロレア(IB)認定校です。「好き」× 「 得意技」= 「世界に生きるあなただけの武器」を手に入れる学校として、国際バカロレア教育・英語イマージョン教育・オンラインと教室と社会をつなぐ探究学習に力を入れています。

広島県福山市に位置する共学の私立小中高一貫校で、1980年創立。「英語イマージョン教育」を日本で先駆けて導入した学校の一つです。小・中・高一貫ですが各段階からの編入も可能で、生徒の大半は日本人です。校名に「英数」とある通り、英語と数学教育に力を入れてきました。

カリキュラム
英語イマージョン教育(国語以外の授業を英語で行う)を採用しつつ、日本の学習指導要領に沿った内容を指導します。高校では2016年に国際バカロレアDP認定を受けており、希望者はIBクラスで2年間ディプロマ課程を履修可能。一方で、IBではないアドバンストクラスも設置されており、生徒の興味に応じた探究型学習を行います。このように二本立てのカリキュラムで、国内難関大学志望にも海外大学志望にも対応しています。
年間費用
高校IBクラスは授業料月5万円+諸費月約3万円で、年間約120~130万円程度。アドバンストクラスはさらに安価(月額約3.4万円)。寮費(月6.8万円)を含めても年間約180万円程度に収まります。他の国際寄宿校と比較して非常にリーズナブルで、私立学校助成や地元支援、地方立地によるコスト抑制が影響しています。奨学金制度もあります。
入学要件
中学・高校からの入学も可能で、筆記試験(国語・算数/数学・英語)と面接が基本。帰国生や英語経験者には英語エッセイが課されることもあります。小学校からの編入者は英語初心者でも対応可能。IBクラス希望者は高校入学時または2年次進級時に一定の成績基準が求められます。
学校の特徴
「英語で理数を学ぶ」理念のもと、1989年に日本初のイマージョン教育を開始したパイオニア校。英語が主たる言語で、ネイティブ教員多数、担任も英語母語話者が担当する場合があります。日本の伝統行事や礼法教育にも力を入れ、「主体的に人生を生きる力」を育成する教育目標を掲げています。5つの教育モットーを掲げ、生徒の個性と探究心を引き出す環境を構築。アットホームな校風で、縦の繋がりも強く、安心して生活できる寮も完備されています。
クラスサイズ
高校1学年約90名をIBクラスと一般クラスに分けて編成。1クラスは20~30名程度、IBクラスは演習形式で10~15名程度とさらに少人数。教科専門の少人数制指導が徹底されています。
進学実績
東京大学、京都大学、大阪大学などの国公立難関大学への進学実績があります。IB取得者は海外大学への出願資格があるため、欧米・アジアの大学進学者も多数。早慶上智や国際教養大学などのAO・推薦入試にもIB生の強みを活かしています。医学部志望者も多く、国公立・私大ともに進学実績があります。

6. リンデンホールスクール中高学部

国際バカロレア認定校 リンデンホールスクール中高学部 | 都築学園グループ
都築学園 リンデンホールスクール 小学部・中高学部

福岡県筑紫野市に位置する中高一貫校(共学)で、2004年に小学部、2010年に中学・高校部を開設。学校法人藤川学園が運営する、小中高一条校型のボーディングスクール。全校で数百名規模と推測され、小学1年から寮生活も可能。通学生も受け入れています。

カリキュラム
英語イマージョン教育(主要科目を英語で教授)を中心に、日英バイリンガル教育を実施。国語以外の授業は多国籍教員が英語で担当。2013年にIB認定校となり、高校課程ではIBディプロマ・プログラム(DP)を提供。交換留学や海外体験プログラムもあり、「和魂英才」(日本の精神と英知の融合)を教育方針としています。
年間費用
入学金・教育充実費・施設費で計約105万円。授業料月10万円、IB選択者はさらに月2万円で、IBコース年間学費は約144万円。寮費・食費は別途必要(詳細非公開)だが、参考値として年間数十万〜100万円程度と推定。奨学生制度により学費減免あり。
入学要件
一条校のため中学・高校入試を課し、筆記試験と面接を実施。帰国生には英語エッセイ等が課されることもあります。英語力は必須ではないが、入学後の授業についていける程度の力が望まれます。保護者の英語力は不要で、日本語での案内が中心。
学校の特徴
日本の一条校でありながら、インターナショナルスクールに近いバイリンガル環境が特徴。校舎は開放的な設計でICT・図書・ラボ設備が充実。寮は徒歩圏内で、経験豊富な寮監夫婦が常駐。クラブ活動やボランティアも盛んで、人格形成を重視した教育が展開されています。
クラスサイズ
1学年1〜2クラスと推定され、選択・習熟度別科目はさらに少人数制。英語・数学・IB科目などはディスカッション中心のグループ制で行われます。
進学実績
イギリス、アメリカ、オーストラリア、オランダ等の大学に進学例あり。具体例としてロンドン大学、オランダの名門校、米UC系列大学など。国内では東京大学、旧帝大、早慶上智、国際教養大学、医学部など進学先は多岐にわたります。IB生は国際学部AO入試でも実績があります。

7. 暁星国際高等学校(インターナショナルコース)

千葉県木更津市に所在する暁星国際学園の中高一貫校。1979年創立のカトリック系ミッションスクールで、複数のコース制を採用。その中のインターナショナルコースが全寮制・バイリンガル教育を特色とし、高校からの外部募集も行われています。中学からの希望者は原則全員寮生活となり、高校からは寮か通学か選択可能です。

カリキュラム
バイリンガル教育を実施し、英語と日本語の両方で主要科目を学習。数学・理科・社会は英語で、一部科目は日本語で教授。希望者は高校2年から国際バカロレア(IB)ディプロマ課程を履修でき、IB資格を取得可能。それ以外の生徒も英語イマージョンやTOK(知の理論)など国際要素の強い教育を受けられ、日本の高校卒業資格も取得可能。
年間費用
通学生は年間約70~80万円、寮生は約160万円程度(入学手続金・授業料・寮費含む)。IBコース履修者は月2万円の追加費用が発生するが、全体でも年間約180万円前後で抑えられます。特待奨学生制度があり、成績上位者は授業料全額免除となる場合も。
入学要件
中学・高校入試があり、筆記試験(国数英)+面接。インターコース志望者には英語エッセイや英語面接が課されます。帰国子女等には国語を除いた特別選考もあり。英語力は必須ではないが、入学後の授業理解のために英検2級程度が望ましいとされます。
学校の特徴
カトリックの教育理念に基づき、「信仰・平和・奉仕」を柱とした人格教育を展開。男女別の寮が完備され、神父・シスターや教員が常駐。第二外国語としてフランス語を学ぶ機会や、サッカー留学コースもあり。授業はネイティブ教員が担当し、英語での生活指導も行われます。日本文化と国際教育の融合が特徴で、カトリックの伝統行事や表彰制度も存在。
クラスサイズ
1学年1クラス(30~40名程度)。英語・数学は習熟度別クラスで15~20名程度の少人数。IBディプロマ科目も小規模クラス。教職員との距離が近く、寮生活を通じた丁寧な指導体制が整っています。
進学実績
カリフォルニア大学バークレー校、カーネギーメロン大学、NYU、オーストラリア国立大学など海外大学への進学実績あり。IB取得者は国内大学の帰国生枠やAO入試でも強く、早稲田国際教養、上智大学、ICUなどに合格。国内一般入試でも医学部や東京外国語大学などに進学しており、進路の多様性が特徴です。

8. 白馬インターナショナルスクール(HIS)

Hakuba International School
Hakuba International School

長野県北安曇郡白馬村に2022年9月開校した全寮制の中高一貫インターナショナルスクール。生徒は地元公立校に籍を置きつつ、HIS独自カリキュラムで学ぶ形式を取ります。開校時は中1・中2の19名でスタートし、今後6学年編成を予定。

カリキュラム
日本と欧米の教育モデルを融合した独自カリキュラム。中学段階ではSDGsとPBL(プロジェクト型学習)を中心にSEL(社会性・情動教育)を取り入れ、学際的リサーチと課題解決力を養います。高校段階ではIBDP(国際バカロレア)導入を予定し、英語で6教科+TOK・EE・CASを学ぶ体制を構築中。複数言語習得にも注力。
年間費用
公式には非公開だが、全寮制・少人数・高教員比率のため500~700万円程度と推定。初年度は地方創生支援や助成金により奨学金を受けた例も。今後もスカラーシップ制度を整備予定。
入学要件
書類選考(日本語・英語願書、成績、推薦状、エッセイ)+面接とグループディスカッション。英語力は不問で、入学後にサポート体制あり。多様なバックグラウンドの生徒を歓迎。
学校の特徴
北アルプスを背景とした自然豊かな立地を活かし、登山・スキー・農業体験・地域交流などアウトドア教育を年間通して実施。「Human Flourishing Curriculum(人間的成長)」を掲げ、SEL、PBL、地域連携を通じて社会的影響力を育む学びを重視。廃校リノベーションの校舎と最新設備の学生寮を完備。
クラスサイズ
各学年15~20名程度の少人数。教員は担任複数+各教科専門が配置され、生徒:教員比は5:1以下。発表・ディスカッション中心の授業が展開され、寮生活も含め24時間のサポート体制。
進学実績
まだ卒業生は出ていないが、IBDP取得後は国内外の名門大学への進学が期待される。特にリベラルアーツ大学やアジアのトップ校(香港大、シンガポール大など)を視野に入れた進学指導を展開。日本国内のAO・帰国生入試枠(東大・京大含む)も活用可能。


9. 北海道インターナショナルスクール(Hokkaido International School / HIS)

北海道インターナショナルスクール(HIS)は、1958年に設立された北海道で最も歴史あるインターナショナルスクールです。札幌市豊平区に本校を構え、2011年にはニセコ校も開校しました。3歳から18歳までの一貫教育を提供しており、園児から高校3年生までが対象となります。WASC(米国西部地域学校大学協会)からの認定を受けており、教育の質と国際的な信頼性が高く評価されています。

カリキュラム
カリキュラムはアメリカの教育システムを基盤とし、全授業は英語で行われます。高校課程ではAdvanced Placement(AP)プログラムも提供されており、アメリカ・カナダ・イギリスをはじめとする世界各国の大学進学に対応できる体制が整っています。また、札幌校では日本語の授業も取り入れられており、バイリンガル教育にも配慮されています。一方、ニセコ校では「Place-Based Education(地域に根ざした体験学習)」や野外教育を重視しており、自然との関わりを通じて主体的な学びを育むプログラムが導入されています。
年間費用
学費は、Preschoolで年間約100万円、小学校(K–G5)で約109万円、中学校(G6–G8)で約111万円、高校(G9–G12)で約115万円とされています。これに加え、入学金・教材費・寮費などの追加費用が必要です。札幌校には学生寮も併設されており、国内外からの生徒を受け入れる体制が整っています。
入学要件
出願時には過去の成績証明書、保護者および生徒のエッセイ、面接(英語)、場合によっては筆記試験(特に中高学年)が求められます。英語力に関しては、特に明確なスコア基準は設けられていませんが、日常的な授業・コミュニケーションが英語で行われるため、英検準1級〜2級、TOEFL Junior、IELTSなどで一定のスコアを有していることが望ましいとされています。国籍は問わず、海外からの出願も可能で、多様な背景を持つ生徒を積極的に受け入れている点が特徴です。
・学校の特徴
HISは、北海道で最も長い歴史を持つインターナショナルスクールであり、設立は1958年にさかのぼります。札幌本校のほか、自然豊かな環境に囲まれたニセコ分校もあり、それぞれ異なる特色を活かした教育が展開されています。在籍する生徒は約190名で、その出身国は30カ国以上にも及びます。多国籍かつ多文化環境の中で学ぶことができ、日常的に異なる価値観や言語、文化背景に触れながら成長できる点が大きな魅力です。また、校内の平均クラスサイズは約10名と非常に少人数で、教員と生徒との距離が近く、個々の学習スタイルや課題に合わせたきめ細やかな指導が行われています。また、スポーツ・芸術・演劇・STEM教育・リーダーシップ研修など、学問以外の領域でも生徒の多様な可能性を引き出す課外活動プログラムが充実しています。札幌本校には留学生向けの学生寮が完備されており、国内外からの生徒を安心して受け入れる環境が整っています。

クラスサイズ
HISのクラスサイズは、1クラスあたり平均10名程度と非常に少人数です。この小規模編成により、教員が一人ひとりの生徒の理解度や性格に目を配ることができ、きめ細かな指導が可能となっています。特に英語が第二言語である生徒にとっては、密なサポートと個別対応があることが学習定着に大きく貢献しています。
進学実績
HISは、国内外の名門大学への進学実績が豊富なインターナショナルスクールとして高い評価を得ています。海外大学においては、コロンビア大学、スタンフォード大学、トロント大学、マギル大学、ブリティッシュコロンビア大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)などのトップ校への合格者を毎年輩出しています。国内では、東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、国際基督教大学(ICU)などの難関私立・国立大学への進学実績があります。特に、英語による授業とAPコースの履修を活かした海外大学進学志向の強いカリキュラムにより、多くの生徒がグローバルな進路を実現しています。また、進学サポート体制も整っており、カレッジカウンセラーが個別に出願戦略・エッセイ添削・面接対策を指導するなど、万全の支援体制が整えられています。


日本のボーディングスクールとインターナショナルスクールの違い

日本国内のボーディングスクールは、大きく分けて次の3つのタイプに分類されます。

1. 文科省一条校のボーディングスクール:日本の学校教育法第1条に基づく正式な学校であり、日本の高校卒業資格を取得できるのが特徴です。日本語による授業やサポートが整っており、国内大学への進学にも対応しやすくなっています。該当する学校としては、暁星国際、海陽学園、函館ラ・サール、リンデンホール、英数学館、NUCB国際高校などがあります。
2. 各種学校(インターナショナルスクール)のボーディングスクール:学校教育法第134条に基づく「各種学校」として認可されたもので、主に海外の教育課程(IB・Aレベルなど)を採用し、授業はすべて英語で行われます。日本の高校卒業資格は原則として取得できませんが、国際資格を通じて海外大学への進学に直結しています。代表的な学校には、ハロウ安比校、ラグビースクール、UWC ISAK、白馬インター、北海道インター(HIS)などがあります。
3. ハイブリッド型:上記2つの中間に位置するタイプの学校です。たとえば、神石インターナショナルスクールは一条校として認可されつつ、英語イマージョン教育を実施しており、将来的にIBの導入も予定しています。また、リンデンホールも一条校でありながら、インターナショナルスクールに近い運営スタイルを採用しています。

ボーディングスクールと通学型インターナショナルスクールの違い

大きな違いは、生活そのものが教育の一部であるかどうかです。ボーディングスクールでは24時間体制での教育が行われ、寮内での生活や人間関係、課外活動を通じて、リーダーシップや自己管理能力を育成します。夜間や週末にもプロジェクト学習やリーダーによる講話が組まれることが多く、教職員との距離も非常に近いのが特徴です。一方、通学型のインターナショナルスクールでは、放課後以降は家庭に戻るため、教育の効果が学校の授業時間内に限定されがちです。

費用の違い

・一条校型のボーディングスクールは、年間100〜200万円台が中心です(例:英数学館、暁星国際など)。
・インター型ボーディングスクールは、年間500〜900万円台が中心となっています(例:ハロウ安比校、ラグビースクールなど)。
・また、奨学金制度の有無や、公的支援制度の対象かどうかによっても、家庭の費用負担には大きな差が出てきます。

言語環境の違い

・インター型のボーディングスクールでは、原則として英語環境で学ぶことになります。校内では英語が共通言語として使用され、生徒同士や教職員との会話も英語が基本です。
・一方、一条校型では日本語を基本とし、必要に応じて英語の授業を取り入れるスタイルとなっています。ただし、リンデンホールや暁星国際のようにバイリンガル教育を推進し、校内での使用言語を英語に近づける取り組みを進めている一条校も増えています。


日本と海外のボーディングスクールの比較

教育の質・カリキュラム
海外伝統校(Eton, Harrow, Andoverなど)は高度なリベラルアーツ教育を基盤に持ち、世界中から生徒を受け入れます。日本の新設ボーディングスクールは教育内容を海外水準に近づけつつありますが、歴史や文化的背景では差があるのも事実です。ハロウ安比校やラグビー校は本国カリキュラムを導入しており、高い教育品質が期待されます。

英語環境
海外校では完全な英語漬けでの生活となるのに対し、日本国内のインター校では日本語話者が混在することも多く、英語運用環境はやや緩やか。とはいえ、UWC ISAKやHISなど一部校ではほぼ英語環境が整備されています。

大学進学実績
海外校はハーバード、オックスブリッジ、スタンフォードなどへの強力な進学ネットワークを持ちます。日本校でもUWC ISAKなどは世界トップ大学への進学実績が出始めており、今後他校にも広がる見通し。日本の伝統校(ラ・サール、海陽など)は東大・京大・医学部といった国内最難関校に強みがあります。

費用面
海外留学の場合、年間500~800万円、渡航費含めると1,000万円に迫るケースも。国内ボーディングスクールは、特に一条校型であれば費用を抑えつつ英語環境を得られる選択肢として魅力です。例:NUCB国際(約410万円)、暁星国際(約160万円)

生活・文化の違い
海外校は伝統文化が色濃く、生活規律や行事、儀礼も厳格。一方、日本校は日本文化に根ざし、和食や寮生活のしつけも日本流で進められるため、日本人には適応しやすい面があります。

卒業生ネットワーク
海外名門校はOB/OGネットワークが世界的に強固。日本のボーディングスクール校も今後ネットワーク形成が進むと見込まれます。UWCなどはすでに国際的な卒業生ネットワークを持っており、キャリア支援に活用されています。


出願準備のアドバイス

ボーディングスクールは、グローバル教育の機会とその先の大学受験、お子様の人生を決める非常に重要な選択です。しかし、学校ごとに教育内容や進学実績は大きく異なり、「どの大学に進みやすいか」「どのような環境で伸びるか」など、お子さまの将来を見据えた戦略的な選択が重要になります。

出願準備においては、経験豊富なプロに頼ることが大きな差につながります。私たちアルファアドバイザーズでは、17年間にわたり、ボーディングスクール、海外大学、MBAなどの留学支援から、就職・転職支援までを幅広く行ってきました。受講生の年齢層も2歳から60代までと幅広く、進学だけでなく、その先のキャリアまで見据えたアドバイスが可能です。ボーディングスクールはゴールではなく、将来に向けた第一歩です。どの学校がご家庭やお子さまに合っているかは個別に異なりますので、まずはアルファアドバイザーズにご相談いただき、学校選びからご一緒に進めていきましょう。

ボーディングスクール合格はアルファに相談だ!

アルファ・アドバイザーズでは、過去17年間にわたり、アンドーバー、エクセター、ホッチキス、ローレンスビル、チョートローズマリーホールなどの名門ボーディングスクール(テンスクール)やトップ海外大学・超難関大学へ、数多くの方を輩出してきました。現在は、ボーディングスクールへの進学を目指す生徒の皆さまを対象に、「アルファ個別指導」「アルファ特訓」を提供し、出願戦略からエッセイ・推薦状・インタビュー対策、奨学金獲得まで、一貫したサポートを行っています。また、大学生向けには「海外大学院進学」「交換留学・海外大学編入サポート」など、長期的なキャリア戦略まで見据えた支援を実施。アルファ独自の合格ノウハウと徹底的な個別指導により、あなたの海外大学留学を最短ルートで成功へ導きます!ボーディングスクール留学やその先の海外大学進学を本気で考えるなら、まずは「留学戦略アドバイザリー」(48,000円、割引あり)で、代表のTJ(住友商事→シカゴ大学MBA→ゴールドマン・サックス投資銀行部門)と今後の留学戦略についてディスカッションし、具体的な戦略を策定しましょう。
お子様の留学成功とグローバルキャリア構築を、私たちが全力でサポートします!

ご相談はこちらから!

大変ご相談が多いのでお早めに!自分で動いてしまって、「もっと早く相談すればよかった...」の声が後を絶ちません。
学校の先生も予備校の先生も、親も知らないキャリアを知っているアルファだからこそのアドバイスを体感ください。

https://www.alpha-academy.com/

ボーディングスクール参考記事

(1) アメリカボーディングスクール > https://www.alpha-academy.com/courses/100/Column/topics/13971
(2) イギリスボーディングスクール > https://www.alpha-academy.com/courses/101/Column/topics/14263
(3) スイスボーディングスクール > https://www.alpha-academy.com/courses/101/Column/topics/14162
(4) ドバイボーディングスクール > https://www.alpha-academy.com/courses/101/Column/topics/14228
(5) マレーシア・カナダのお勧め高校/インターナショナルスクール > https://www.alpha-academy.com/courses/101/Column/topics/14147

2025/04/25 09:19:30

1. アルファ個別指導はまず無料相談から!

あなたの状況や、ご相談を無料相談チャットまで!

無料相談はこちらから!> 無料相談

2. 無料相談チャットであなたの状況を伺い、事務局からオススメ個別指導ご案内!

受講割引や、アルファノートの視聴無料特典もあります!

3. 希望のコースが決まったら個別指導お申込みが可能です。

すべてお申し込みはオンラインで完結します。
【プログラム概要】アルファ・アドバイザーズのプログラム及びアドバイザリー料金プラン概要について(FAQ)>https://www.alpha-academy.com/dojos/341

4. 個別指導開始!

アドバイザーとのキックオフミーティング!
キックオフのあとは個別指導チャットで質問、24時間何でも相談できる!
最強アドバイザーが目標達成に向けて伴走!毎週の週報で常にアドバイザーもあなたの状況を把握し、最適なアドバイスをくれます!
キックオフのご感想はこちらから!
>https://www.alpha-academy.com/courses/4/topics?topic_type=News

あなたも圧勝して人に誇れる人生を送りましょう!

無料相談はこちらから!> 無料相談

【就活サポート纏め】三菱商事・三井物産、ゴールドマン、マッキンゼー、ブラックロック、P&G等トップ企業内定のための就活ノウハウ・ゼミ・個別指導一覧!
【MBA合格サポート纏め!】ハーバード・スタンフォード・LBS・INSEAD・HKUST・NUS等トップMBA・海外大学院圧勝合格のためのノウハウ・ゼミ・個別指導一覧
【転職サポート纏め】三菱商事・マッキンゼー・ゴールドマンサックス等圧勝転職イベント・個別指導一覧!!トップ企業転職ノウハウ伝授!
【必見】アルファ・アドバイザーズのYOUTUBEゼミを今すぐチェック&フォロー

アルファ・アドバイザーズの個別アドバイザリーにご興味ある人は、今すぐ無料相談・お問合せ!

無料相談はこちらから!> 無料相談

あなたも圧勝して人に誇れる最高の人生を送りましょう!

2025/04/25 10:54:49

今すぐ登録。続きを見よう!(無料)

今すぐ登録(無料)!

海外高校留学のプログラムをお気に入りしましょう。