αALPHA LEADERSインタビュー 〜 青山陽介氏(ボーディングスクール卒業)〜
世界トップレベルのグローバルリーダー達に多い、ボーディングスクール出身という経歴。ボーディングスクールとは一体どういった学校なのか?

今回は、小学校まで日本で過ごされ、その後中学、高校と単身アメリカへ留学しボーディングスクールに実際に通われた、青山陽介氏へインタビューした。
(写真は右上が青山さん。Fay shcool時代のご友人と一緒に)

青山陽介氏 プロフィール

11歳から単身米国のボーディングスクールへ留学し、Fay School及びLoomis Chaffee Schoolを卒業。ロチェスター大学経済学部及び政治学部にて学士号を取得後、米系証券会社投資銀行部門(東京オフィス)を経て、米系金融機関においてストラクチャード・ファイナンス業務(東京及びシカゴオフィス)に従事 (2014年5月に退職)。 2014年秋からダートマス大学 タック・スクール・オブ・ビジネスに進学予定。

青山様、本日は宜しくお願いします

αALPHA LEADERS(以下、α)「本日はお忙しいところαALPHA LEADERSのためにお時間頂き、ありがとうございます。今回青山さんにインタビューさせていただきたいなと思ったのは,国際化がますます進む社会で,将来自分の子供にグローバルに活躍してほしいと思っていらっしゃるご両親が増えてきたからというのが大きな理由です。日本の私立の学校だけでなく,海外の学校も視野に入れたいけれど,情報が少なくて困っていると相談されることも多いため,受験対策を含めて,学校生活など詳しくお話伺いたいと思います。」

青山様(以下、青山)「よろしくお願いします。」

ボーディングスクール受験について

α「まず、小学校6年の4月で日本の小学校を中退し,その後サマースクールを経て同年9月からアメリカのFay School(以下、Fay)という寮制の中学校に進まれていますね,ずっと日本で育ってきたにもかかわらず,11歳で単身アメリカに渡るというのはかなり大胆な決断かと感じたのですが,もともと英語はお得意だったのですか?」

青山「親の意向が強かったと思います。もともと両親が高校から私をアメリカに行かせたいと思っていたのですが、いわゆる良い高校に行くためには,中学時代からきっちり英語を学んで受験したほうがよいとのことだったので,だったら早いほうがよいという判断になり,小学5年の頃から留学の準備を開始し、アメリカへスクールビジットに行きました。ちなみに英語はぜんぜん出来ませんでした(笑)」

α「スクールビジットでは、どのようなことをするのですか?」

青山「もちろん両親と行きました。学校に着くと中2か中3くらいの生徒が待っていてくれて、校舎を1時間ほど案内してくれました。その後、アドミッションの担当者と話すといった流れですね。そのとき、こんな学校へ通うのもいいなと思いました。海外で暮らした経験はありませんが,海外旅行でアメリカへ行ったときにいい印象だったことも手伝って,受験してみようと考えました。」

α「なぜ、Fayを選んだのですか?」

青山「東海岸で小学校6年生から受け入れてる学校がまずそんなになかったですし,小学校が男子校だったので共学がいいなと思って。リスクを考えて、受験の際はもう1校受けたのですが,そっちは男子校だったから,結局Fayに入学しました。Fayは国際色豊かで20カ国くらいから生徒が来ています。全体で生徒数が450名くらいいて,そのうち寮生は100名ほど、留学生は50名くらいいたと思います。ボストン付近から通っている生徒もいるので全寮制ではありません。」

α「スクールビジットへ行った後,入学までどのような準備がありましたか?」

青山「小学生レベルでの留学になると,準備はほとんど親がすることになるかと思います。いわゆる入学試験はなかったと記憶をしているので,英語表記の成績表や推薦状を当時通っていた東京の小学校に頼んで作ってもらい、それを提出します。日本のAO入試と似てると思います。たしか12月頃書類を出して3月に発表だったかな。 僕自身としては特に何もしていませんが、良い成績はキープしていました。入学が決まってからは英会話を本格的に勉強したり,あと、5月初旬に渡米して東海岸にあるサマーキャンプ及び、6月からは6週間のFayのサマースクールに行きました。」

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